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テーラーメイド「ステルス」!すべてのドライバーにおける飛びの経験を過去のものにする。

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テーラーメイドは私たちゴルファーに宣言した・・・
このラインを超えた瞬間、全てのドライバーにおける
飛びの経験が過去のものになると。

え!?
あの「SIM2」までも過去のものになってしまう?

テーラーメイドが1月12日に発表した新製品概要を知った皆さんは、きっとそう思ったに違いない。
今新作はこれまでのドライバーの進化の過程の中で、いわゆる素材の進化をもたらすもの。
パーシモンからメタル、そしてチタンからいよいよカーボンへ、素材革命をテーラーメイドが実現させたのだ。

ドライバー進化の回想

これまで歩んできたドライバーの進化の過程では、テーラーメイドが常に時代をリードしてきた。30歳代以下のゴルファーには信じられないかもしれないが、かつてドライバーはパーシモンという柿の木を成型した素材が全盛な時代が長く続いた。
が、1980年代に金属のメタル(ステンレス)ドライバー「ツアープリファード」を世に先駆けて完成させたのがテーラーメイドだった。当時のゴルファーは未知数の飛距離性能に慌てふためいたことだろう。

そして軽量金属素材のチタンが全盛となり、ヘッド体積が200㎤台から一気に400㎤まで超えてきた。時代は大型ヘッドに沸いたが、テーラーメイドだけはこの軽量金属素材のメリットの先の先に到達、調整機能(ムーバブルウェイトテクノロジー&フライトコントロールテクノロジー)を2009年に「R9」で登場させた。
ドライバーの調整機能についていけない当時のゴルファーは様々な賛否両論で沸いたが結局、現代型ドライバーの基本性能として進化の源となった。

テーラーメイドは発想のメーカー、誰もが思いつかないカタチをまだ見ぬ技術で現実化させる他の追随を許さないメーカーである。

長く続いたチタンにテーラーメイドが終止符を打つ

チタン全盛時代でテーラーメイドは「ツイストフェース」や「スピードインジェクション」など、様々な独自の革新的技術で飛距離を牽引した。
昨年2021年に登場した「SIM2」はそれらの集大成であり、ボディの基盤であるフォージドミルドアルミニウムリングを主体としたカーボンボディに“革命”を見た。そして次回作はこの技術を応用した何かを私たちゴルファーは期待していた。
が、テーラーメイドは「SIM2」さえも過去にするほどのインパクトを提案してきた。

いわゆる素材革命だ。その素材は“カーボン”―――。

カーボンはゴルフクラブでは新しい素材ではない。その硬く軽い素材性質を応用し、多くはボディの軽量化に用いられてきたが、テーラーメイドはいよいよ新作「ステルス」でフェースに本格採用を実現させた。そして高らかに宣言した。

「もうドライバーでチタンフェースに戻ることはない」と。

反発係数やCT値などこれまでチタンフェースで築いてきた飛びの基準が一切通じない新世界を「ステルス」に見ることになる。そしてテーラーメイドとともに私たちはドライバーの飛距離に、また新たな境地へと辿り着いてしまうのである。

これまでの物差しでは測りきれない性能・・・
新時代を切り開くカーボンウッドの爆発力!

新ドライバー「ステルス」の最新技術はこれまでに見たことがない赤いフェースが象徴する。
素材はカーボン、チタンウッドを過去のものにする!というテーラーメイドにその原理を聞いた。


撮影=田中 宏幸、高橋 淳司

解説/Nobby 高橋
高橋 伸忠、テーラーメイドゴルフ(株)ハードグッズプロダクト アジア ディレクター。
「ステルス」は22年もの間、水面下で開発されてきた。もちろんそれは私たちスタッフにも明かされない極秘ミッションであり、いかなる探知でも見つけることができない・・・「ステルス」の命名にはそんな隠密な開発年月が意図されています。

ドライバーは長い期間、“チタンウッド時代”が継続中だ。チタンという素材において今、追求されていることはルールギリギリの高初速エリアと慣性モーメントの拡大によるミスヒットへの寛容性を高めること。
つまり精度を高め平均飛距離を上げることに注力されている。
それはテーラーメイドも例外でなかった。ある意味、ルールに雁字搦めになったドライバーというギアにおいて、私たちゴルファーはもうギアに圧倒的な飛距離アップは望めないと諦めていた・・・。

「テーラーメイドはドライバーにおいて長く続くチタンの礎となった“メタルウッド”を生み出したメーカー。私たちが生み出した“メタルウッド”の限界が来ることはもちろんわかっていた。それをクリアするために22年前から研究開発に取り組んできた新素材が“カーボン”だったのです」。

カーボンという素材の優位性は硬くて軽いことであり、現在進行形であらゆるドライバーにおいて余剰重量を獲得するために、主にクラウン部分に用いられている。
テーラーメイドがこの20年間超、水面下で研究してきたのはカーボンの未知なる可能性だ。繊維の編み方、積層パターンなどに加え、ヘッドを構成するどのパーツにどうやって使用することが最大パフォーマンスに繋がるか・・・その答えはフェースだった。

「フェース部にカーボンを採用することで、約半分の重量もの軽量化が達成でき、それは凄まじい余剰重量を生みます。約200グラムという不変のヘッド重量の中、ヘッド後方に重量を配置して低重心化&慣性モーメントの拡大を追求してきましたが、カーボンフェースを採用できたことで、さらにその設計意図を強調でき、理想を目指すことができる。高初速・高打ち出し・低スピンという飛びの三要素を極めたのが新カーボンウッド『ステルス』なのです」。

ただ私たちは、これまでカーボンフェース(カーボンヘッド)が採用された様々なモデルにおいて、そのこもりがちな打球音に、飛距離の優位性を感じるまでに至らなかった。

「テーラーメイドには打球音を研究する専門エリート部署があり、独自技術(公表できません)でカーボンフェースの打球音の懸念を解消。
D・ジョンソン、T・フリートウッド、S・ガルシアらが、『SIM』『SIM2』よりも飛距離の優位性とフィーリングの良さを評価し、そしてT・ウッズが復帰戦で即採用した。私たちテーラーメイドは『ステルス』を皮切りにカーボンウッド時代の幕開けを宣言します」。

さらに「ステルス」はインパクトの際に、これまでになし得なかったエネルギー伝達効率が実現できたと言う。次は試打検証とともにその最新技術に迫っていきたい。

60 LAYERS IN TOTAL
カーボンをフェースに採用するハードルの高さは、この22年の研究の月日が物語る。インパクトの衝撃を最大限の反発力に生かすために、それぞれに確かな役割がある60層ものカーボンを積層。「60Xカーボン ツイストフェース」はカールスバッド本社近くに設けられた研究開発施設でしか生産することができない。

チタンからカーボンへ、素材革命が及ぼす未知数の飛距離性能
チタンからカーボンへ、フェースというパーツにおいて約半分の重量もの軽量化を実現。その余剰重量により、これまでに体験したことのない新パフォーマンスを「ステルス」が生む。

チタンフェース➡︎カーボンフェース【約半分の重量に】

タイガー・ウッズが復帰戦で「ステルス」を採用し、300ヤード超のドライブ!
2021年2月、自動車事故で重傷を負ったタイガー・ウッズの復帰戦となったのが、12月の「PCN選手権」だ。「ステルス」を即採用し、10ヶ月近いブランクを感じさせない300ヤード超のドライブ。ギア通たちはタイガーの復帰に歓喜しながら、「ステルス」の飛距離性能に注目した。

衝撃過ぎて異常過ぎる
飛びのトータル性能!

あまり誇張過ぎる表現はしたくはないのだが、試打検証で感じた「ステルス」のそれはしょうがない・・・。
ギアご意見番・関雅 史プロも“初めての衝撃!”と称する未知数のパフォーマンスを紐解いていこう。

「SIM2」をガチ購入して半年も経たないのに、「ステルス」・・・、また嫁に怒られる!!!

関 雅史プロ
せき まさし、QPの愛称でお馴染みのギアご意見番。ゴルフフィールズでレッスン・フィッティングに従事し、様々なゴルフメディアで活動中。

impression
衝撃度過去1のボール初速!

テーラーメイドのカーボンフェースといえば、「グローレリザーブ」(2013年)が懐かしい。あのドライバーもよく飛んだけど、あれから約10年で「ステルス」、いよいよカーボンウッドの時代が来たか、といった感じです。

「ステルス」の初見試打の感触は紛れなく過去1で衝撃的。
如実に感じたのは、フェースがトランポリンのように撓み弾く感覚で、平均で1.5m/s超もボール初速がアップできた。私にとっては衝撃としか言葉がありません。

一撃必殺の飛びが十二分に期待できますし、何より驚きなのが芯を外してもボール初速が落ちない不思議さ。
これまでのどのモデルにも当てはまらない新しさを誰もが容易に感じるはずです。

昨年ガチ購入したお気に入りの「SIM2」。よく飛んで好きですけど、もう「ステルス」を打ってしまったら、後には戻れない性・・・。
明らかな違いは確かです。テーラーメイドさん、クラブの進化は凄く嬉しいけど、財布がよ〜。

ボール初速がどこで打ってもMAXを保ってくれる!
私QPの通常時のボール初速が平均68m/s、ところが「ステルス」は71m/sと満振りのボール初速を常時キープできたところで明らかにポテンシャルそのものの差が確実にありました。

QP力説!「赤いフェースには驚いたけどすぐに慣れるよ!」
※こんなに熱く語るQPさんは稀。想像の遥か上を行くギアに巡り合ったゴルファーは誰しも熱くなれる。

重量ギャップで高まる慣性のパワーが
エネルギー伝達効率を高める!

ボディ
⬇︎
重い
⬇︎
後方から推す力が増大

カーボンフェース
⬇︎
軽い
⬇︎
インパクトエネルギーが凝縮

フェースとボディ、重量ギャップが起こす新たな運動エネルギー
ボール初速の基準となるCOR(反発係数)やCT値などのフェースのスプリング性能は、止まっているヘッドに対し、動いている物体を当てて、その跳ね返り度合いが数値化されてきた。ちなみにこの方法で「ステルス」のカーボンフェースを測定すると、決して数値は高くないという・・・。関 雅史プロが驚いた初速性能、なぜそれを実現できるのか?

「止まっているボールに対して、加速するヘッドがインパクトする。あくまで動的なエネルギー伝達効率を高めていったのが『ステルス』です。
約200グラムというヘッド重量の中で、軽量カーボンフェースとボディで発生する重量ギャップで起きるのは、ヘッド後方から押し出していく慣性の力(物体が常に運動状態を保つ力)が増大できること。インパクトの瞬間、ボディとフェースの重量ギャップで生まれる動的エネルギーが強烈な反発力に寄与しているのです」。

カーボンウッド「ステルス」はあくまで動的にヘッドが発揮できるパワーが研究され、これまでに見ないパフォーマンスを実現した新時代のドライバーと言える。

「フェースとボディ、軽重のギャップはインパクトエリアで加速している際に、慣性モーメントを高める効果も期待でき、ツイストフェース効果も加わって、弾道がとにかく曲がらない。
さらに研ぎ澄まされた低重心効果により、高打ち出し&低スピンも実現できる。これまでパフォーマンスの基準となった静的数値よりも、動的にエネルギー伝達効率を高めていったのがカーボンウッド『ステルス』なのです」。

カーボンヘッド=頼りない、という過去の経験則は通じない。そしてこれまでの物差しで「ステルス」を測ってはいけない。
テーラーメイドが新時代の幕開けと断言する“カーボンウッド”、その新たな力は体感で実感するしかない!というのが、締めとしてこれ以上ないメッセージである。

エネルギー伝達の原理「ボウリングをイメージして!」

ボウリングはプレーヤーが投げた重量級ボールの突き進む力がピンをなぎ倒す。イメージしてほしいのは軽比重のバレーボールだった場合だ。ピンに押し負けてしまい、その衝撃によって跳ね返される。
ゴルフボールをインパクトする「ステルス」では、軽・重の両物理的エネルギーが発生。エネルギー伝達効率が高まり圧倒的なボール初速を生み出す。

STEALTH Lineup

STEALTH HD(SIM2 MAX-D後継)
●高弾道
●High Draw設計でつかまり促進。
●79,000円〜

STEALTH(SIM2 MAX後継)
●中高弾道。
●高い慣性モーメントによる直進性。
●79,000円〜

STEALTH PLUS(SIM2後継)
●中強弾道。
●10gのスライディングウェイトで弾道調整可能。
●82,000円〜
※セレクトフィットストア限定モデル

問い合わせ
テーラーメイド ゴルフ株式会社 カスタマーサービスコール
TEL. 0570-019-079(月〜金10:00〜17:00 ※祝日及び会社休業日除く)
テーラーメイド公式サイト

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