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BUZZ GOLF 2024年12月号 発行
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テーラーメイドはゴルファーなら誰もが知る革新的メーカーだ。とくにドライバーのそれは時代を切り開く数々のムーブメントを巻き起こしてきた。
オールドファンの記憶に生き続けているのはパーシモン(柿木)全盛の頃にメタル(ステンレス製)ドライバーを送り出して、一時代に終止符を打ったこと。とにかく圧倒的な飛距離が衝撃的で、その舶来品に脅威さえ覚えたことだろう。
チタン全盛期時代にはウェイトカートリッジを自在に組み合わせてヘッド重心を調整できる技術も、スリーブでロフト・アングル可変やシャフト交換ができる技術も、テーラーメイド(ムーバブルウェイトテクノロジー&フライトコントロールテクノロジー)が世に送り出した技術だ。
それらは今でも時代に必要な技術として、様々なプロダクトが応用しているのはご承知のことだろう。ここ10年の進化も凄まじかった。
Mシリーズではフェース面の形状にうねりを持たせた(ツイストフェース)で、トゥヒールの打点ブレによる飛距離ロスを解消した。フェースの反発性能&エリアを最大化するために、あえてルールを超えた性能からルール内に抑え込む(スピードインジェクション)技術など、我々の想像の遥か先を走っていた。
2020年からスタートしたSIMでは、それらを当たり前のように搭載しながら、さらにスイング中でヘッドにかかる空力抵抗を軽減する(イナーシャジェネレーター)によって、大型ヘッドのポテンシャルを最大限に引き出した。
そのどれもが例外なく革新的であり、時代の最先端を走ってきた。そして2021年に送る技術も、紛れもなく革新的であること。いや、テーラーメイドは高らかにこう宣言する。
ドライバーの構造そのものを進化させる新技術を搭載し、さらなるパフォーマンスの高みを実現した新ドライバー「SIM2」シリーズにて2021年、さらに先を突っ走ると高らかに宣言したのだ。
テーラーメイドは我々が想像できない新技術の数々を生み出してきた。そして2021年、2月19日に発売となる「SIM2」では、これまでの概念にはない革命的なヘッド構造で、新たなパフォーマンスの境地に辿り着いてしまったようだ。
解説/テーラーメイドゴルフ株式会社プロダクトマネージャー
柴崎 高賜さん
「世界最速の車、マクラーレンは約1,000ものパーツから構成されています。そのパーツ一つひとつには意味があり、どれも性能・精度が妥協なく機能化されている。この最高峰の技術を私たちはドライバーというクラブづくりで置き換えてみた結果、さらに1歩、いや1.5歩以上の進化を遂げた姿が見えてきたのです」。
テーラーメイドがさらに前進するために導き出したのは、世界最速車からヒントを得た、ある意味ものづくりの原点であった。
これまでドライバーのヘッドを構成していたパーツの意味(ボディ+フェース)をさらに追求して際立たせるために、全く新たなヘッド構造のあり方を創造する。
「ボディの中でもクラウンとソールは軽比重化で徹底して余剰重量を獲得する。そしてフェースは高反発エリア拡大を狙うためのより最善な構造を導き出す。それぞれの役割を持つ3つのパーツと考えたとき、それらを構成するための基盤が必要だった。SIM2ドライバー最新技術の核となった『フォージドアルミリング』の誕生です」。
「フォージドアルミリング」は後方からカップフェースでボディ一体型となった新型フェースと繋ぐ、いわばヘッドの輪郭を担うリング。紛れもなくこれまでにない発想で生み出された革命的パーツである。
「『フォージドアルミリング』は、ヘッドの強度を高められるため、クラウンやソールで軽量化を追求できる。と、同時に高強度ヘッドはクリアな打球音も可能とし、これまでカーボンヘッドで懸念されていた打感・打球音までも改善できました」。
「フォージドアルミリング」を含め、ヘッドを構成する4つのパーツの役割を際立せた結果は、“低重心かつ高慣性モーメント”という相反する性能を兼ね備えた革命的クラブだとテーラーメイドは強調する。その進化の伸び代は凄まじく、誰もが驚愕・感動をその打ち応えと弾道から得ることができるのだ。
フォージドアルミリングの裏側は細部までミルドが施され、軽量化に拘っている。
多くのテーラーメイド・ドライバーユーザーのために、「SIM2」ドライバーの3モデルがどんな飛びの位置付けにいるのか、パフォーマンスイメージでお届けしよう。
飛距離を生み出す条件としては、ご承知の通り飛びの三要素をバランスよく高めなければならない。ボール初速、スピン量、打ち出し角、テーラーメイドはこれまで数々の革新的技術でそれを極めてきた。そして2021年、新作「SIM2」が目指したのは、飛びの最高条件の弾道を誰もが打ちこなせるやさしさを新たに追求したことだ。先ほどご紹介した「SIM2」の革命的ヘッド構造技術があってこそ、これまでに体感したことのない革命的パフォーマンスをなし得たのである。
「弾道の低スピン化に必要とされるヘッドの低重心化、そしてあらゆる打点でボールスピードを発揮できる高慣性モーメント化は、従来の技術や構造上では相反するものでした。『SIM2』が革命的という言葉をあえて使う理由は、低重心&高慣性モーメントを兼ね備えていること。結果、誰もがやさしく最高に飛ばせる、これまでにはなかったドライバーを実現できたのです」。
気になるのは前作「SIM」にも採用されていたムーバブルウェイトテクノロジー(重量可変)が採用されていないこと。
「多くの皆様が気になさることですが、重量可変機能には多くの余剰重量が取られるため、飛距離を犠牲にしていた部分があります。『SIM2』にはそれがない、つまりはこれまでより明らかに飛距離を特化させたことを意味しているのです」。
低重心化はフェース面上の有効打点エリア(重心点より上のエリア)が大きく確保できる。そして高慣性モーメント化によってミス打点でも初速を確保できる。
それらを兼ね備えた新境地にいるのが「SIM2」。つまり我々はストレスなく振り切ればいいだけ、「SIM2」が最高弾道で超飛距離を実現させてくれるのだ。
従来の高慣性モーメントドライバーは、フェース面上の重心位置が高重心になりがちでバックスピンが増える傾向にありました。対策はロフト角の少ないものを選ぶこと、ですがサイドスピンが増えてしまいがち。そしてもう一つの対策はシャフトフレックスを硬めにし、ヘッド挙動を押さえ込むこと、など多少なりともデメリットが存在していました。「SIM2」は低重心&高慣性モーメントの実現で従来のデメリットを解消。ストレスなく飛距離にこだわっていけるパーフェクトなヘッドです。
(テーラーメイド・柴崎高賜さん)
低&後重心による高弾道を高次元で操作できる
SPEC
●ロフト/15度(#3)、19度(#5)
●税抜価格/50,000円〜
アイアンのごときソリッドな打ち応え
SPEC
●ロフト/17度(#2)、19.5度(#3)、22度(#4)
●税抜価格/35,000円〜
さらなる低重心化でやさしさの新境地に
SPEC
●ロフト/15度(#3)、18度(#5)、21度(#7)
●税抜価格/40,000円〜
さらなる低重心化で高弾道と飛距離を実現
SPEC
●ロフト/16度(#3)、19度(#5)、22度(#7)
●税抜価格/40,000円〜
高い寛容性で飛ばして狙える
SPEC
●ロフト/19度(#3)、22度(#4)、25度(#5)、28度(#6)
●税抜価格/34,000円〜
低重心・中空構造の高弾道、スイートエリア拡大の寛容性
SPEC
●ロフト/28.5度(#7)
●税抜価格/5本セット(#6〜PW):90,000円〜、単品(#5、AW、SW):18,000円〜
ワイドフェース&ソールでより遠くへ飛ばすことを追求
SPEC
●ロフト/25.5度(#7)
●税抜価格/5本セット(#6〜PW):90,000円〜、単品(#5、AW、SW):18,000円〜
問い合わせ/テーラーメイドゴルフ株式会社 カスタマーサービスコール
TEL.0570-019-079(月〜金 10:00〜18:00 ※祝日及び会社休業日除く)
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