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私がプロゴルファーになれたのは、『Golf Pride』のおかげ。

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プレーヤーとクラブを繋ぐ唯一の接点がグリップ。
その握り心地がショットパフォーマンスを左右すること、そしてゴルファーはベストなグリップを選ばなければいけない正論を、小山田雅人プロが自らのゴルフ人生を通して語る。

左手はしっかり握るコード入り、
義手(右手)は軽く添えるラバー素材のハイブリッドグリップ「MCC」

はじめまして、プロゴルファーの小山田雅人です。私の右前腕は見ての通り義手が入っています。2歳の頃、精肉店を営む実家の加工機器に間違って右手を入れてしまい切断してしまったのです。といっても私は元気。幼少期にはサッカー、野球に励み、健常者に負けないプレーで好成績を残してきました。ゴルフとの出会いは中3の頃、父と兄に倣って始めたのがきっかけでした。高校を卒業し、栃木県庁に就職。福祉関係の仕事に就き、私と同じ障害者をサポートしたい想いがありました。勤続25年の間、ゴルフは所属コースで腕を磨き、健常者の試合でも好成績を挙げていました。プロを目指したきっかけは・・・現状もそうなのですが私は当時から重病を患っています。事態がいつ何時に起こるかわからないまま、人生に悔いを残したくない。周囲の手厚いサポートのおかげで、ティーチングプロの道を歩むことができました。

ハンデを抱える私がなぜプロテストに合格できたのか。それは効率よく正しくスイングさせてくれる「グリップ」にあります。パワー、方向性、距離感とショットパフォーマンスの全てを担う左手はしっかり握れるコード入りであることが必須。そして義手を添える部分は柔らかいラバー素材であることも必須、この2つの要素を備えているのがゴルフプライド「MCC」です。感覚を研ぎ澄まし、左手リードで思い切ってクラブスピードを加速できるため、約250ヤードのドライバーショットを可能にしていますが、ゴルフは距離感のコントロールも要求される。私は「MCC」のコード部の螺旋パターンを目盛とし、左手を握る長さの基準を設けられたことで距離コントロールを容易にできたのです。

右手を握っていないのだから、フルコードグリップでもいいのでは? そんな声が聞こえてきます(笑) しかし義手を添えることはスイングバランスを保つために必要不可欠。コード入りでは義手はすぐに摩耗して傷んでしまうため、やわらかいラバー素材が最適なのです(義手は約30万もしますからね(笑))。 私がプロになれたのも、そしてこれからゴルフをずっと続けていくためにも「MCC」は欠かせない存在なのです。

読者の皆様もグリップにはこだわってください。グリップは経年劣化もしますので、最低でも1年に1度は交換したい。左手はしっかり握れて、右手はソフトに添えられる、そんな理想のグリップに導いてくれる「MCC」をぜひお試しください。

パワーを生むのはグリップの力です!

小山田雅人プロ
こやまだまさと、1967年5月24日生まれ、栃木県出身、富士産業(株)所属。2012-2013年プロテスト合格のもと、2014年にPGAティーチングプロB級会員となる。

小山田雅人プロのエースグリップ「MCCアライン」

バックラインが可視化され、強調されたゴルフプライド独自のアラインテクノロジーは、適度に隆起したバックラインを通してスイング中のクラブフェースの向きを感じることができる。
「私は左手の小指・薬指・中指の第一関節をバックラインに引っ掛けて、クラブをコントロールしています。以前は『MCC』のバックラインありでしたが、今ではよりその感覚を強調できる『MCCアライン』を採用しています。コード部の螺旋パターンを基準とし、握る長さを調節することで距離感をコントロールしています」(小山田プロ)

スイングの工夫

「左手のリードのみでクラブを振るスイングでは、スクエアに構えるとスクエアに戻し切ることができず右にプッシュアウトしてしまうため、オープンスタンスとすることで方向性を相殺しています。基本、インサイドアウトであること、オープンスタンスによる身体の強いねじれでスピードアップできることで、うまくドローボールを打って最大飛距離を出しています」(小山田プロ)

撮影=小林司 取材協力=那須72ゴルフセンター

問い合わせ/日本フェィウィック株式会社 
www.fawick.co.jp/gp/

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