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BUZZ TALK Vol.107(永峰 咲希)

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オフシーズンで取り組むことは、
ドライバーショットの技術に引き出しを持つこと。

そしてテーラーメイドにお願いすることは
新モデルに“ツイストフェース”は絶対採用してね!、
ってこと(笑)

2021年の顔は永峰 咲希プロからスタート。
配布日前日に発表となったテーラーメイドの新作「SIM2 MAX」を持って堂々と登場です。

永峰「テーラーメイドのドライバーは、いつもいつも私たちの想像の上を行くテクノロジーが搭載されていて、私自身も楽しみにしています。新作の『SIM2』はどんなテクノロジーがあるのでしょうか・・・、私が要望するのは、『ツイストフェース』はマストですよ!ってこと。
打点ミスが多い私のドライバーショットで、平均飛距離をアップできたのは『ツイストフェース』あってのこと。
いつも関係者とは『ツイスト』の強さがもっとあったらいいね、なんて話で盛り上がっています。冗談はさておき『SIM2』、本当に楽しみです」。 

この号が配布されるとき、永峰プロは「SIM2」を手にされているはず。きっとお気に入りの“ツイストフェース”+αの新たなテクノロジーによる飛びに驚かれているはずです。
話を仕切り直して、コロナ禍で戦った2020年シーズンを振り返っていただきました。 

永峰「多くの試合が中止になったシーズンでは、多くの時間を得ることができて、今までに踏み込むことができないぐらいに、進化するためのスイング作りに取り組めました。
課題としたのはスイングを1軸化すること。
これまで体重移動の大きかったスイングでは、とにかくアイアンのミート率が悪かった・・・。長いオフでスイングを改善でき、縦の距離精度がアップできたおかげで勝てた、と思っています」。

永峰プロは9月の日本女子プロ選手権で優勝。
待望だった2勝目をメジャーで挙げることができました。賞金ランキングは2020年終了時で6位をキープ。 

永峰「今年一杯続く長いシーズンで上位をキープしながら戦っていくためには、精度アップできたアイアンショットを活かすためにドライバーショットでフェアウェイをキープすることがキモとなります。
とにかく私はロケーション負けしがち。苦手な景色ではいつもストレスを抱えながら小手先のショットでやり過ごしてしまっています。
でも上位ランカーたちは景色に対応できる技術がある。
狭いホールだったり、強風が吹くホールだったり、それに対応するショット技術の引き出しを持つことが、今オフシーズンの課題です」。

3月から開幕する2020-2021年シーズン、狙うは3勝目です。

永峰「優勝を重ねたい、という気持ちはもちろんありますが、それよりも上位グループに引き離されないように確かな技術でさらにステップアップしたい、というのが私の目標ですね」。

永峰 咲希(ながみねさき)
1995年4月28日生まれ、宮崎県出身、ニトリ所属。


撮影=田中 宏幸、取材協力=UMKカントリークラブ

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