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ウェッジショットはソールを賢く使いこなせ!|DJ-6 & RM-α [2]

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〝技が自在〟
ローバウンスウェッジの有効性。

クラブはやさしいほうがいいに決まっていて、一般的にはソールのお助け効果の強いハイバウンスウェッジが推奨されがちだ。
ではなぜローバウンスウェッジが必要とされるのか?
テクニックやその必要性が理解できれば、あなたにとって輝く1本になるやもしれない。

ボールに与える
エネルギーを
少なくできる

ヘッドをわざと抜かしたり(フェースにボール下にくぐらせたい)、距離感の作り方はプレーヤーの技術に委ねられているのがローバウンスウェッジ。

ローバウンスウェッジはバウンス効果が抑えられているため、ボールの下にヘッドを入れていきやすい。主に緩やかなヘッド軌道でポテンシャルを発揮できる。

抜かすも乗せるも自在、
ボールをソフトに止められる
ローバウンスウェッジ

プロゴルファーの中でも屈指のウェッジエキスパートの伊澤秀憲プロ。この取材企画でも「RM-α(Lソール)」を駆使して、アクロバットなテクニックの数々で私たちを魅了してくれた。「様々なショットを打ちこなすためにも、バウンス効果の強弱を究極にコントロールできるローバウンスウェッジの存在は絶対です」と応える。

「RM-α(L)」に代表されるローバウンスウェッジは、ボールの下にヘッドを入れていきやすいメリットがあり、さらにバウンスの強弱が自在なため様々なテクニックに順応してくれる。

「意図してボールを“抜かす”(ロブショット)ことが容易で、ボールに高さと緩やかなランディングを生み出せ、スピンを加えることで固いグリーンなどでもボールを止めることができます。ツアーなどタイトなロケーションになるほど、ボールを止めるテクニックが要求されるシーンが増え、ローバウンスウェッジが有効になってくるのです」。

ただ意図して“抜かしやすい”なら、“抜けやすい”ことも意味しているため、プレーヤーにも技術が要求されるのは確かだ。「狙ったエリアに届かない」という、距離感のミスと隣り合わせにあるがゆえに、一般アマチュアゴルファーに“難しい”とされがちな理由である。

「結果がシビアになりがちですが、プレーヤーにスキルがあればあるほど、ローバウンスウェッジの操作性がメリットになるのは間違いありません」。

もしウェッジショットが苦手ならハイバウンスウェッジを、とここでは淡白に推奨しない。あえてローバウンスウェッジ「RM-α(L)」を選び、フェースの開閉やボールポジションなどに様々なアレンジを加え、ソールがどう働くか体感しながら技術を養っていく過程は決して無駄にはならない。

ローバウンスウェッジ、
「抜かしやすい」は「抜けやすい」!?

例えば、バンカー越えのロケーションでロブショットを打った時、グリーンにボールをうまく届かせたなら、うまくローバウンス効果による“抜かしやすさ”を生かせたことになるが・・・

ヘッドが抜けやすい、というのは飛ばしにくさを意味し、距離感が出しにくい。手前バンカーに落としてしまうミスもあるため、しっかりローバウンスのソールアクション(距離感)を日々の練習で研究しておきたい。

編集長Gの一言

「RM-α」がシングルハンデを目指す技術を向上させる

「RM-α(L)」はスクエアに構えた状態でヘッドを上から打ち込みすぎるとリーディングエッジが芝面といち早く接触し、ザックリさせてしまいがちだが、フェースを開くことでバウンス効果を+していけるため、ザックリを回避できる。そのメカニズムを理解してうまく活用できれば最高の活躍が期待できる。技を積極的に駆使したいなら「RM-α(L)」、技とオートマチック性を両立させたいなら「RM-α(M)」を選びたい。

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