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BUZZ TALK Vol.122(菅沼 菜々)

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小さな頃からずっと通っている
ゴルフ練習場で馴染みがあった
BUZZに出られて嬉しい!

BUZZ GOLFの表紙を飾る今月の顔(選手)の撮影。毎月の定例取材として長い間多くの皆様にご協力いただきました。今月号は毎号、ゴルフ施設で配布している中でずっとBUZZを馴染みにしてくれていた、というエピソードを持つ菅沼 菜々プロが初登場です。

菅沼「私が小さな頃から通わさせていただいている昭和の森ゴルフ練習場の入り口で配布されているので馴染みがありました。今年の2月号で仲のいい晶ちゃん(山路 晶プロ)が表紙を飾っていて、ついつい沢山もらっちゃいました。毎号女子プロが表紙を飾っている中、いつか私も出られるように頑張りたい!って思っていました」。

嬉しい言葉・・・BUZZの表紙出演が目標!モチベーションになる!、と選手からいただける言葉は長く発行し続けてきた冥利にただただ尽きます。と、浸りはこの辺にして、では今季好調の菅沼プロにシーズンの手応えをお話しいただきましょう。

菅沼「今シーズンに向けたオフに、100ヤード以内のアプローチ、そしてパッティングの技術向上にとことん取り組んできました。もともとショートゲームは得意ですが、試合で自信を持って臨めていることが成績に反映されていて嬉しく思います」。

ヤマハレディースオープン葛城3位タイ、リゾートトラストレディス2位タイと、レギュラーツアー初優勝はもう手に届くところまで来ています。

菅沼「初優勝は是非やり遂げたい、でもそこにばかりガッツいてもしょうがありません。私自身はシーズン終了時にメルセデスランキングで15位以内にいられることが目標。上位で戦わないとポイントが加算されないので、常に活躍できる選手になれることを目指しています」。

真面目なインタビューは終え、自由演技の撮影がスタート。「大好きなアイドルみたいになれた感じで楽しかった。名前が菜々だけに7(ナナ)月号に出られるのも嬉しいです」と楽しく話す菅沼プロですが、毎週転戦を繰り返すツアーでは自身の“広場恐怖症”と前向きに向き合いながら走り続けます。

菅沼「“広場恐怖症”という不安症状を持つ私は、電車(新幹線)、飛行機、船といった公共の乗り物に乗ることができず、車で行くことができない北海道、沖縄の試合は参戦できません。また例えば福岡県で開催されたほけんの窓口レディースの場合、東京の自宅から片道約1100キロを1週間で往復を車で走りました。過酷な条件の中でずっと運転してくれるコーチの父(真一さん)には感謝しかありません」。

そんなハンデをモノともしない、さらなる大活躍に期待、スタッフ一同も応援しております!

平均パット上位の菅沼プロに習え!

やってみて!パッティングのコツ

ショートパットの場合

アマチュアゴルファーの皆さんで一番NGなのは“悩まない”ことです。狙うポイントを定めたら、そこに意識をひたすら集中して、自信を持って打ち抜くことを意識しましょう。

ロングパットの場合

練習グリーンで10歩(約10ヤード)を歩測して、その両サイドに目印としてティを刺し、往復(上り下り)を練習し続けると、その日の距離感覚をモノにすることができます。

すがぬまなな、2000年2月10日生まれ、
東京都出身、あいおいニッセイ同和損保所属。


撮影=高橋 淳司、取材協力=平川カントリークラブ

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