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篠崎愛は次世代の先中調子シャフト、SPEEDER NX BLACKで最高速のインパクトを手に入れた

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シャフトの役割は
プレーヤーのポテンシャルを引き出し、
最高条件のインパクトに導くことだ。

篠崎愛プロは平均飛距離250ヤード超の飛ばし屋、そんな彼女のドライバーにさらなるアドバンテージをもたらすのが「スピーダーNXブラック」、9月に登場したばかりの先中調子シャフトであり、フジクラ十八番のスピード感溢れるシャフトである。

COVER PLAYER
篠崎 愛
Mana SHINOZAKI

次世代〝先中調子〟シャフトの
加速感と安定感を侮るな!

フジクラシャフト「スピーダー」は速さのシャフトだ。
その本領が発揮された新作「スピーダーNXブラック」、“先中調子”の弱点と言われた安定性をも克服したニューシャフトを篠崎愛プロのフィーリングをもとにして独自の目線でパフォーマンスを解き明かす。

結局は振りやすいが最強!
NXブラックは
スピード感に乗せてくれる

「エボⅤ」、「エボⅦ」、そして「NXブラック」。篠崎愛プロのシャフト遍歴はキックポイント“先中調子”で一貫していた。先中調子シャフトは、先端のしなり量を大きくしてスピード感を強調するために手元から中間剛性が上がる。そのためフィッティング概念では、まず切り返しで手元剛性が馴染むかが振りやすさを左右する源になる。しかし『NXブラック』にその常識は通じない。

「『NXブラック』はこれまでの先中調子モデルとは異なり、切り返しの瞬間に手元のしなりを感じ、ダウンスイングに間がとりやすい。切り返しからフォローにかけて、タイミングよくスピードを上げていける感覚があります」(篠崎プロ)。

フジクラシャフトは「NXシリーズ」より、『VTC(バリアブル トルク コア)』というトルク(ねじれ)を自在に変化できる独自技術を駆使している。先中調子の『NXブラック』は手元側のトルクを緩めに操作し、ねじれ感をやや強調した独自挙動が、篠崎プロの言う切り返しに間を感じさせてくれる感覚の正体である。

SPEEDER NX BLACK
●価格:44000円(税込)

タイプフレックス重量トルク調子
40R2、R、SR、S48g(R)5.6先中調子
50R、SR、S、X56.5g(S)4.9先中調子
60SR、S、X65.5g(S)3.8先中調子
70S、X75g(S)2.9先中調子

先中調子系の弱点を克服、
キックポイントだけで
性能を推し測ってはいけない!

切り返しの瞬間に間が取りやすいことは、今主流となる手元調子系シャフトを好む多くのゴルファーにも馴染むフィーリングを持っていることを意味する。ただ先調子系シャフトには弾道のばらつき感を懸念する声も多い。その原因はスピード感ある先端の走り感によって制御を失う感覚があるからだが、そういった固定概念も『NXブラック』を振れば一変させてしまうだろう。

「同じ先中調子の『エボⅦ』を使用していた私ですが、『NXブラック』は加速感の中にも先端にかけて、しっかり感もあって、ボールを押し込んでいける“乗り感”もあります。そんな安定感がありながらもヘッドスピードはむしろ上がっていることに驚きです」(篠崎プロ)

「NXブラック」は中間から先端にかけても『VTC』でねじれ剛性を高めたことで、まるで手元系のような安定感が際立つフィーリングまで付与させているのだ。

「シャフトはキックポイントだけで性能を推し測るのは勿体ないと思います!」(篠崎プロ)

篠崎プロの言葉が象徴するように、まずは「NXブラック」を打ってみてほしい。この次世代の先中調子シャフトには凄いスピード感をモノにできる無限大の可能性を秘めている。

編集長Gの一言

「NX グリーン」使用者にも
十分に馴染めた加速感

この原稿をまとめる際に、ようやく「NXブラック」を試すことができた。私は中調子で人気の“NXグリーン使い”、このアベレージゴルファーに多くの70台を導いてくれた信頼あるシャフトだ。長年の経験で先調子系シャフトに苦手意識があるのも確か、実際「エボⅦ」は馴染めなかった。そんな背景の中の初見は、まるで長尺ドライバーを振ったよう加速感に驚き、さらにしっかりジャストインパクトできたことに驚いた。苦手意識はどこ吹く風か・・・ヘッドスピードが約2m/sも上がった振り抜きで、いい飛びっぷりが楽しくてしょうがない。メーカーが「NXブラック」を“次世代”と称す真価は確かにあると感じる。手元調子な現代型ゴルフに一石を投じるプロダクトだけに、固定概念を捨てて試打に臨んでいただきたい。

商品の問い合わせ/藤倉コンポジット株式会社 TEL03-3527-8433

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