レッスン 久々に!基本を見つめ直そうシリーズ 第10弾「今すぐに実践したいショットマネジメント」後編 2021.05.21 レッスン ジョージさんが説明する「ミドル・ミドル」、いわゆるハーフスイングの大切さは、もちろんプロゴルファーは熟知している。 今号の顔、大里 桃子プロにその取り組み方を聞いてみた。 2021.05.21 久々に!基本を見つめ直そうシリーズ 第10弾「今すぐに実践したいショットマネジメント」前編 … BUZZ TALK Vol.110(大里 桃子) | BUZZ GOLF “BUZZ(バズ)”とは様々な情報を持ち寄り、良いものをミックスするという使命を帯びた言葉。『BUZZ GOLF(バズゴルフ)』はゴルファー目線で選りすぐりの情報を発信することをポリシーにした無料のゴルフマガジンです。 撮影=高橋 淳司 取材協力=サザンクロスリゾート 練習時には絶対欠かさない ハーフスイングリセットの型 スイングの基礎はプロだってずれる・・・ その日、その日でリセットが大事 ハーフスイングになぜ取り組むのか? その答えを私なりに簡単に言えば、スイングの基礎を復習するためだと思っています。正しいクラブ軌道、そして正しいクラブフェースの向きでインパクトをするという、ボールを正しく飛ばすためのスイングの重要要素がハーフスイングで取り組む、腰下のエリアにあるからです。 プロだから基礎はできているだろ?って・・・? プロゴルファーだって人間、毎日の体の状態でスイングのタイミングはずれます。そのずれをリセットするために練習時のハーフスイングを欠かさないことが大切なのです。 アマチュアゴルファーの皆様はもちろん、日々の練習開始時などには欠かさず取り組んでいただきたいですが、私的にはラウンド前の練習にも推奨したい。ボールを正しくインパクトするために必要な動きをリハーサルして、スタートできるからです。 全ては正しいインパクトでボールを意図したエリアに運ぶことが、ゴルフスイングに要求される型の全てです。 全てのプロゴルファーは基礎を疎かにすることはない、ということを知っていただければ嬉しいです。 ショートアイアンを使用して、ボールに正しく当てる、ボールを正しく飛ばす、ことに集中しましょう。 ゲスト講師:大里 桃子プロ より体と腕の動きを連動(同調)させるために、私は「三角先生」(タバタ)という練習器具を使用してハーフスイングに取り組んでいます。 やってみて!!バックスイング1、フォロー2の スイングの大きさを意識しよう 右肩からフォロースルーまで対角線の振り切りをイメージする ▶右肩トップでコンパクトスイングになる ▶ボールは両肘を解放するフォロースルーへの通過点となるため、 インパクトに向けて右肘の余裕を自然にキープできパワーが放出できる ▶常にライン出しのイメージで弾道制御できる コンパクトなトップから ボールを遠くへ運ぶフォロースルーへ 全力で飛ばそうとボールを叩く、という意識が強いゴルファーは、大きなバックスイングになりがちです。 クラブを高いところに上げれば上げるほど、インパクトに向けて右肘が伸び切った状態になりやすいことや、体全体のバランスが崩れてしまいがち。結果、ボールを叩いたり弾くだけのスイングになりますし、何よりインパクトが安定しません。 ボールを打つという現象は、あくまでスイングの通過点でなければなりません。できるだけトップの位置をコンパクトにし、いかにフォロースルーに向けて大きく振り切れるかが、弾道のコントロールにつながります。 意識したいのは、バックスイング1(右肩)、フォロー2の大きさ。スイングのベクトルが下側ではなくターゲット側に移動できるため、ボールとフェースの接触時間も長くなって方向性が良くなります。 あまりにもコンパクトなバックスイングだけに「飛ばないでしょ?」と疑問に感じる方もいるでしょうが、上半身と下半身の捻転差は十分。 コンパクトなトップから下半身を使ってパワーを効率よく発揮できるようになり、しっかり飛距離も出していけます。 ボールを叩く意識が強いと・・・ ▶必要以上に大きなトップになりがち ▶上から下に叩きつける力のベクトル ▶ボールを叩いて完結のため力が十分に伝わらない ボールを運ぶ極意は ライン出しにあり。 ラインが出せるコアターン コンパクトなトップからフォロースルーまで振り抜く力感のコツとして、私は「コアターン」という動きを推奨しています。 ダウンスイング時に身体を左サイドに回転していくのですが、その際に頭を残したまま左臀部方向(左尻)に沈み込み、インパクトに向けて腕を積極的に振っていきます。この時、両膝は正面を向くようにキープしておくことが大切です。フィニッシュに向けては、右膝を左膝に寄せていくように下半身を動かせば、力感のあるフィニッシュが可能となります。 私はこの一連の動きを「コアターン」と呼んでいますが、しっかりスイング軸を維持しながらラインを出すためには欠かせません。 また「ラインを出す」ためには、クラブがボールに当たり負けしないスイングをしなければなりません。頭を残しつつ、インパクトポイントでしっかり左サイドに重心が乗った状態、正面から見て逆K字になるように振り抜きましょう。スイング軸をやや左(左頬あたり)に感じるとうまく逆K字で振り切るイメージがしやすいはずです。 最後にゴルフはボールをコントロールするショットです。 飛ばしばかりに目が行きがちですが、“ボールをただ飛ばす”だけでは、スコアメイクをするためのショットマネジメントに繋がりません。改めてビジネスゾーンからスイングを作っていくよう、ハーフスイングからボールをコントロールする感覚を養ってください。 コアターンのスイングイメージはハンマー投げ スイングの出力アップのために、ハンマー投げの要領でトレーニングに取り組むケースがあります。 ハンマーを正しく遠くへ投げるためにはフォローに向かってどう力を放出するかが大切、ゴルフスイングのボールを遠くへ運ぶメカニズムと同じです。 左臀部方向(左尻)に沈み込み、インパクトに向けて腕を積極的に振っていきます。 頭を残すコツ ボールの右サイドを見ながら、右サイドから打っていくようなイメージを持つと頭が残りやすい。 逆K字 正しいクラブ軌道で振るために両膝はインパクト時に正面をキープするように意識しましょう。 BUZZ GOLF プロフィール 良いものミックス!ゴルファー目線の選りすぐり情報発信マガジン! “BUZZ(バズ)”とは様々な情報を持ち寄り、良いものを... Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: BUZZ GOLFレッスンBAZZ GOLF 2021年6月号, ジョージ武井, ミドル・ミドル, 大里 桃子コメント: 0 久々に!基本を見つめ直そうシリーズ 第10弾「今すぐに実践したいショッ... 教えてっ!ノリさんっ!攻め方が変わればスコアは変わる!「トッププロキャ... コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL 返信をキャンセルする。 名前 ( 必須 ) E-MAIL ( 必須 ) - 公開されません - URL
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