スイング改造には練習器具の存在が必須だ。通常では感じられない正解という“違和感”を感じ、感覚的ギャップを埋めていくことが、スイング改造の近道なのだ。
そして世の中には様々な練習器具がある。
中井 学プロが構想し、BUZZ GOLFとタイアップ開発してきた「マナシリーズ」もしかりだが、それらは上半身の動き・意識を向上させるものが主だ。“手打ち”であったり“スイング軌道”であったりに直接的な抑制を促してきた。
が、スイングのベースは下半身にあり。
上半身の全ての動きを作り出しているスイングのベースは下半身の動きで改善したい、というのが今特集のテーマである。
中井プロ:「プロゴルファーはスイングに必要な下半身の動きをアグレッシブに使ってパワーを生み出しています。その感覚をアマチュアの皆様にもご体感いただきたいですが、言葉で伝えるのはあまりにも難しい」。
ただ中井プロには理想的アドレスを作り出すために、普段から推奨している方法があった。
それは“爪先下がり”のライでのアドレス・スイングにおいてのバランス感である。
中井プロ:「フラットなライではどんな方法でもやり過ごせてしまうため、癖を育ててしまう。私は“爪先下がり”のライで自然とバランスをとる態勢、感覚を学んでほしいと常日頃考えています。
日頃からそんな状況を人工的に作り出す、それが新作練習器具『マナディスク』の発想でした」。
足裏に約4センチの爪先下がりの状態を作り出して、アドレスでは土踏まず前に重心をイメージできること。そして自然と骨盤から前傾できるアドレスの理想型が完成する。
この若干のアンバランス状態で、フルスイングするにはどういう下半身の動きが必要かを感じてほしい。さらなるアグレッシブな動きか、または抑制か、言葉でなかなか伝わらない感覚を、人それぞれ理想的に感じていただくことができる。
結果として、間接的に上半身の動きも良くなるというのが新作「マナディスク」のミソだ。
中井 学プロ考案練習器具
マナシリーズ第4弾「マナディスク」
2021年1月29日発売!
テークバックからトップオブスイングに向けて、右足のスウェーを防止します。
しっかりと右股関節に重心をキャッチすることができ、スイングの初期動作の理想的な下半身の動きをマスターできます。
テークバックからトップオブスイングにかけて右股関節でキャッチした重心は、フォローサイドでは左股関節でキャッチする、体の回転運動を促す股関節の切り替え動作が必要です。
その際には腰が必要以上に流れすぎない(引けすぎない)ことが重要、マナディスクで左足内側を補助すると、その感覚がわかりやすくなります。
左腰がフォローで引けてしまいがちなスライサーに効果てきめん。
ダウンスイング時の左サイドへ腰を回転させていくための右足の蹴り込みのコツをマスターできます。
蹴り込むというと右足(膝)を体正面に開放していきがちな方⇒右肩が正面に出てきがちな方のあおり打ち軌道を下半身から修正します。
下半身の回転で上半身の回転運動をリードするのがゴルフスイングですが、「マナディスク」はあらかじめ左サイドに腰を回転促進させた状態を作り出すことができます。
“手打ち”気味で上半身が力みがちな方に、下半身を先行させて生み出すパワーを体感してほしいです。
こんにちは、プロゴルファーの中井 学です。
BUZZ GOLFとタイアップして考案する練習器具「マナシリーズ」も今回で4弾目となりますが、新作「マナディスク」はずばり自信作です。
パワーの源である下半身の動きを足元(足裏)から気付かせる他には見られないアイデアは、これまで練習器具を作り続けてきた経験がなし得たものだと思います。
「マナディスク」は前ページで紹介しました“爪先下がり”の状態をベーシックとした練習方法としましょう。私も「マナディスク」を通して、改めて足元からとてもいいスイング感覚を養うことができました。
また応用編として、アマチュアゴルファーの皆様の代表的なアウトサイドイン軌道・スライスの改善を促進させる活用法を少しだけご紹介します。下半身の動きを効果的に制御することで、これまで直すことのできなかった上半身の癖を修正することができるはずです。
マナディスクは2021年1月29日に発売予定、リーズナブルな価格設定だけに私の自信作を多くのゴルファーにお買い求めいただきたいです。
ー中井 学ー
MANA DISC
・サイズ:直径19cmx厚み4cm
・素材:本体/ポリプロピレン、キャリングバック/ナイロン
・価格:オープン※参考価格3960円(税込)
初回限定ロットをBUZZ SHOPPINGで先行予約受付中!
※プラスチックの円盛型、表面が凸型になっていて足裏が滑らず、安全にお使いいただけます。
※1月29日より順次発送します。
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