教えてっ！ノリさんっ！攻め方が変わればスコアは変わる！「トッププロキャディから距離計学を学んでみた！」

メイン特集ではショットマネジメントをお届けしたが、ゴルフは考え方次第でプレーの質が変わることは明白だ。
ショット技術に続いてお届けしたいのはコースマネジメントの考え方だ。2年前にゴルフルールが改正されて以来、今では各プレーヤーが距離計を携帯することは当たり前の時代になった。
しかしそんな便利なツールを活かすも殺すも自分次第・・・
トッププロキャディの清水重憲さんから距離計学を吸収しよう。

撮影＝田中宏幸　取材協力＝北神戸ゴルフ場

しみず しげのり。1974年7月10日生まれ、ツアー帯同通算勝利数38勝の最多勝キャディ。

Q.まずは清水キャディがお持ちの
距離計を教えてください

A.様々なカテゴリの距離計がありますが・・・
コースマネジメントにパーフェクトに貢献するのは
情報量で勝負のハンディ型GPS距離計です。

プロキャディも満足できる最新ハンディ型GPS距離計

昨今はゴルファーが距離計を持つことが当たり前の時代になりました。コースマネジメントの要となる“距離を知る”ことの大切さに気づき、意識してショット前に必要とする情報収集をされている姿を拝見すると嬉しく感じます。

さて皆様はどんなタイプの距離計をお持ちですか。今の時代、距離計は大きく2タイプに分かれます。直接ターゲットに照射して距離を計測するレーザー型、カーナビゲーションのように衛星から測位するGPS型とありますが、昨今は後者のシェアが非常に伸びてきています。GPS型は腕時計型のウォッチ型、スマホのような端末型のハンディ型に分かれますが、プロキャディの私がプレーで常備しているのはハンディ型です。
ハンディ型を選ぶ理由は、とにかくその情報量の多さです。まずは大画面でコースロケーションを把握できること。全てのハザードまでの距離と位置の情報収集が可能です。初見コースの攻略はもちろん、アップダウンやドッグレッグなどのブラインドホールの情報まで把握できるのも、プロキャディの私にとっては安心でしかないのです。

最新ハンディ型の「イーグルビジョン ネクスト2」の情報量は、私がツアーで使用しているヤーデージブックと同等以上を誇ります。これまでの情報量に加えて、便利な新機能がコースマネジメントに絶対有利になりますので、皆様にもこの機会に知っていただきたいです。

Q.ティイングエリアで何を考えますか？

A.ハザードの位置と距離、そして次打が
狙いやすいエリアを明確にします

知る知らないが大きな差となるティイングエリアの戦略

北神戸ゴルフ場・西コースの2番ホールにやってきました。なだらかな打ち下ろしのティショットは視認性があまりいいとは言えず狙いどころが定めにくいホールですが、ハンディ型の「イーグルビジョン ネクスト2」ではわかりにくいホールロケーションが明確に把握できます。

画面をご覧いただければ一目瞭然ですが、両サイドがOBながらも右サイドに少し余裕があることがわかります。重ねてOB手前に視認できる右サイドの木までの距離が275ヤードあるため、ドライバーショットの飛距離を鑑みて、この木をターゲットとして定めることも可能となり、広い右サイドをより有効的にすることができます。左サイドのOBが浅いため、しっかりと戦略を“する”“しない”の差でスコアが大きく変わってくることもあるのです。

また「イーグルビジョン ネクスト2」では、全ての地点からグリーンの情報を把握することも可能になりました。周辺ハザードの状況はもちろん、ピン位置※（左右・奥手前）までも知れるため、ティイングエリアからの戦略がより深まります。GPS距離計では今までなかった情報だけに嬉しい機能ですが、プロゴルファーとともにツアーを戦う際には必要最低限の情報でもあります。　※ピン情報登録時

新機能1 グリーン情報がどの地点からでも表示できるようになりました。

常にグリーンのピン位置を意識しながら、コースマネジメントができるようになり、さらにハンディ型を持つメリットが高まったように思います。ツアーでは当たり前の戦略を初めて再現した「イーグルビジョン ネクスト２」は素晴らしいです。

イーグルビジョンネクスト２でホールロケーションを表示

目で見る景色からは把握できないホールロケーションとハザードまでの距離が一目瞭然になります。

北神戸ゴルフ場西コース2番パー4
アップダウンのあるホールはティイングエリアからは様々な要素がブラインドになる。

例えば・・・ピン位置が左の場合は右サイドから、次打の戦略セオリーも頭に入れながら打つべき場所を考えましょう。

Q.GPS距離計の測定はセンター表示ですよね？

A.イーグルビジョンはピン位置表示です

ナイスショットが最悪の結果にならないために

レーザー距離計とGPS距離計を比較した時、ピンまでのジャストの距離を測れることにレーザー距離計の優位性が挙げられることがありますが、「イーグルビジョン」はピン位置までの測定を可能にします。

全国に368箇所（増え続けています）ある『ピンポジ君』導入コースでは、当日のピン位置データをその場ですぐにダウンロードできますし、また導入していない場合でも、コースから提供されるピンポジ情報をスタート前にアプリで設定すればOK。グリーンの形状を含めたピンポジション表示『ベタピンナビ』を使うことが可能となります。

とくに初めてのコースではグリーンを狙ったナイスショットが、グリーンの形状に対するピン位置を知らないために大きなミスになりうる場合もあります。話してみればマネジメントの初歩に感じますが、意外に多くのアマチュアの皆さんが実践できていないのが、ピン位置情報の把握なのです。

注目！ベタピンナビ機能

グリーンの形状、ピン位置を表示できる優れた機能です。左右、ショット位置に対してグリーンが正対するのもショットマネジメントに最良です。

例えば・・・ピンに対して右に広いグリーン。安全策でセンターを狙うのはもちろんOKですが、センターに対して右に外しすぎた場合、下りのロングパットが残ってしまうリスクがある、ということを知っておくといいでしょう。

例えば・・・左に7ヤードのエリアがあるため、ショットの調子次第ではピンをアグレッシブに攻めてもいいと判断できます。少し引っ掛けてもグリーンにコンタクトできればOK。バーディバットを狙っていけますよね。

専用ケースにトップ側（下向き）から収納することでオート節電が自動スタート。どこまでも使い勝手の快適さにこだわる「イーグルビジョン」はさすがです（清水キャディ）

Q.ショットの距離感がなかなか合いません

A.当日のショットの出来から自分の
“リアル飛距離”を把握しよう

コースとともに自分を知れる機能

日によって“飛んでいる”、“飛んでない”という飛距離の違いは、何もアマチュアゴルファーの皆さんにだけあるものではなく、ツアーで戦うトッププレーヤーにも起こることです。私はツアーの現場ではその日その日でプレーヤーの飛距離の状態を、スタートから約3ホールを通じて推し量るようにしています。それはショットの調子だけでなく、コースの標高・気圧の違いなど条件によって変わる飛距離が不確定要素として存在しているからです。

「イーグルビジョン ネクスト2」にはショットを自動検知する（専用ケースに入れてプレー）オートディスタンス機能があり、次打地点までの実測飛距離を表示できる機能があります。パターを除いたすべてのクラブで検知するため、その日のショットの出来に応じた“リアル飛距離”を知ることができます。コース・距離を知ること、そして何より自分を知ることもマネジメントに直結しているのです。

ショット時に専用ケースに入れて自動検知！オートディスタンス機能

自分の推定距離感が把握できれば攻め方は変わります！

例えば画面のような、打ち下ろしで短めの右ドッグレッグホールの場合、「イーグルビジョン ネクスト2」はサークル距離表示で、確実にあらゆる狙い場所への必要な飛距離をマネジメントできます。ショットの調子が良ければアグレッシブにドッグレッグの先を、調子が悪ければ安全にIP地点を狙うなどのマネジメントが可能になります。
調子がいい場合はアグレッシブに！ 調子がイマイチの場合は前向きに刻もう！

打ち下ろしのホールは何かとターゲットエリアを直視してしまい、目線が下がりアドレスやショットバランスを崩してしまいがちです。狙い場所を定めた後は、その延長線にある遠くの建物などに目線を置いて、フラットなスイングを心がけましょう。

コース上で短い距離を測る際に、何かと“歩測”を使います。歩測は鍛える！という言葉がありますが、人間の歩幅は思ったよりも曖昧。しっかりと距離感を養うためには“ヤード管理”できる「イーグルビジョン ネクスト2」の『メジャー機能』を積極的に利用してください。

練習グリーンやアプローチエリアでお勧め！
歩測を“ヤード管理”できるため、練習グリーンやアプローチエリアでショートゲームの距離感を明確に養える。

清水キャディも納得の情報量でマネジメントを楽しみたいなら
「イーグルビジョン ネクスト2」

SPEC
●GPS仕様：世界測地系（WGS -84）/GPS/QZSS（みちびき)/GLONASS（グロナス）/ MSAS/Galileo（ガリレオ）
●ディスプレイ：3.5インチTFTワイドカラー液晶（WVGA）
●使用時間：約15 時間
●実勢価格：33000 円（税込）

問い合わせ／朝日ゴルフ株式会社　TEL0120-83-1196

お買い求めはこちらから