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BUZZ TALK Vol.116(堀 琴音)

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初優勝できて思ったこと・・・
長く活躍していられる選手でいたい。

今月の顔は、ニッポンハムレディスクラシックで初優勝を挙げた堀琴音プロが5年ぶりに登場です。堀プロは2014年プロ入り後、最も初優勝が待望された選手の一人。2018年シーズンより不振が続き、見事に今シーズンでカムバックとなる初優勝を挙げました。

「ずっと辛かったですね。長い間、ずっともがき苦しんでいました(笑)。スランプになったきっかけはアイアンショット。それがドライバーにも影響を及ぼし、試行錯誤する上で飛距離を求めたことなど、全てにおいてスイングのベースが見えなくなってしまっていました。そんな私の姿をずっと見てくださっていたのが原江里菜プロ。スランプから抜け出すきっかけを私に与えてくれました」。

原江里菜プロは自身のコーチを務める森守洋さんを堀プロに紹介。スイングコーチとしてタッグを組んで3シーズン目を歩んでいます。

「森コーチは、私たちのようなツアープロだけでなくアマチュアの方も多くレッスンされていることもあり、全てのことを噛み砕いて説明してくれるからわかりやすく、全てに納得の上でそれにトライできるんです。そしてどんな時もポジティブ。成績が出なかった時でも、森コーチだけはいつも『大丈夫!』と励ましてくれた。技術だけでなくメンタル面でも元気にさせてくれました」。

今季から森コーチの推奨でドライバーショットはフェードボールにチェンジ、パッティングは橋本真和コーチに師事し、これまでにない好感触を実戦で得たことが初優勝へと繋がっていったといいます。

「正直、今季はリランキングに入ればいい、という思いで頑張っていた。想像もしなかった初優勝ができ、支えてくださった皆様に感謝。1番になった景色は、とても気持ちが良かった。成績が不振だった頃から、ずっと“忘れられたくない”という思いが強かったのでとても嬉しかったです。そして改めて初優勝して思ったことは長く活躍し続けられる選手でいたい、ということ。これまで以上に頑張りますので応援よろしくお願いします!」。

このBUZZ GOLFが配布開始される11月第2週は、伊藤園レディスを森コーチとのタッグで挑みます。

「予選落ちした昨年のリベンジマッチになります。森コーチはキャディ中もポジティブで元気づけてくれる。相性もよく成績も良好です。ただ、持ち上げて下げるとすれば、毎週のキャディは遠慮します(笑)。ポジティブな要素は時々が効果抜群です!」。

ほり ことね、1996年3月3日生まれ、徳島県出身、ダイセル所属。


撮影=田中 宏幸
取材協力=三木ゴルフ倶楽部

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