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「編集長Gの好き勝手に楽しく書くでっ!」|RYOMA GOLF MB200

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ここがヘンだよ
リョーマゴルフMB200アイアン

リスペクトするからこそ、
あえて書かせてもらいます。

BUZZもおかげさまで創刊15周年だ。
スローガンに掲げたのはこれからも
“ゴルフ愛に満ちた読者を応援したい”こと。
本当にいいものを偽りない言葉で伝える、
それこそが応援なのだ。では本当にいい! と思う
「MB200アイアン」を好き勝手書かせてもらう。
開発コンセプトも性能も唯一無二の存在であり、
とにかくリョーマゴルフというメーカーが面白いという話だ。

撮影=高橋淳司

本企画「ここがヘンだよMB200アイアン」は、同社の象徴でもあるビートたけしさんをリスペクトしたタイトル(ココがヘンだよ日本人/1998年〜2002年)。ちなみに、たけしさんや木村拓哉さんが広告塔になったことは当時話題に。「超一流であり、絶対に嘘をつかない」、そんな信頼性を印象づけたかったと谷本社長。

カタチに制限がなければ、
もっともっと機能を追求できる。
ただ……
ゴルフクラブはゴルフクラブとしての
カタチなくして認められないから、
“明らかな違い”を提案するのが至難。

だからこそ挑戦しがいがある。

 見た目はマッスルバック、打てば飛んで曲がらない。単刀直入、それが「MB200アイアン」の特徴だ。メーカーはリョーマゴルフ、日本の夜明けを導いた幕末のヒーロー坂本龍馬の名を冠しているとおり、社長で技術者の谷本俊雄さんは高知県出身、“いごっそう”だ。“いごっそう”は、自分の信念を曲げない男性気質を意味する。

 「ゴルフクラブはじつに多くのメーカー製品があるからこそ、既存にあるものをわざわざ追いかけて作る必要はありません。ゴルファーが“明らかに違いが実感できるもの”を作ること、それがリョーマの鉄則」と谷本社長は語る。かくいう私も高知出身でその気がある。まさに進歩主義。つまり他にあるものは作りたくない、追い
かけたくない。

 アイアンでいえば、現在市場では軟鉄鍛造アイアンがトレンドだが、もちろんリョーマはそれに追随しない。

 「リョーマにもいい鍛造アイアンを作れる技術も自信もあるが、全く面白くない。店頭に多くのモデルが並んでいるなら、それを選んでください!というのがスタンス。リョーマにはリョーマにしか実現できない境地を追求しなければ、私たちがクラブメーカーとして存在する意味がそもそもありません」。

 要するに大手メーカーと全く異なるスタンスこそが、“ここがヘンだよMB200アイアン”たる存在(面白さ)。圧倒的性能という独自の価値を提案しなければ、中堅メーカーとして存在が成立しないのだ。 開発者である谷本社長が、“明らかに違いを実感できるもの”を実現させるためにベンチマークとしているのが、平均スコアで100を切るゴルファーだという。求めるべき性能はシンプル、つまりやさしい高機能クラブだ。ドライバーは真っ直ぐ遠くへ飛ばせる性能、フェアウェイウッドは少しでもグリーンに近づけられる性能、そしてアイアンはピンそばに近づけるニアピン性能だ。ことアイアンに関しては、プロとアマチュアで打点が異なるため、アマチュアの打点を想定しないと狙った機能に到達しない。

 「アマチュアの打点を想定した際に、絶対的な低重心化が必要になります。ですが、ゴルフクラブのヘッドには重量の制限があるから難しい。そして何より、ゴルフクラブの形状をしていなければ、そもそもゴルフクラブとして認められない。単純に機能追求するなら、形状を逸脱すればいいですが、成立しない。様々な制限があるからこそ挑戦しがいがあるのです」。

 ひたすら機能に追求する過程では、コストは考えないのもリョーマ流だという。

 「MB200アイアン」が完成してみれば、驚くほどのコストが(涙)・・・。そんなヘン(興味深い)な話は次ページに続く。

ワケが
ワカラン!?

「MB200アイアン」の素直で美しい形状。この見た目から想像できないボールの高さ、直進性を生むのだから、愛用者として正直ワケがわからない(笑)

おのおの、志のままに生きよ──。
尊敬する坂本龍馬の言葉を
私なりにゴルフメーカーとして歩んでいます。

株式会社リョーマゴルフ
代表取締役社長兼開発責任者
谷本俊雄さん

これ以上の比重を誇る
タングステンは地球上に存在しない。
90グラム!
まさにその重さは、
モンスターブースター。

 リョーマゴルフの「MB200」、そしてさらに飛距離型の「CB300」は、同社でなんと8年ぶりとなる新作アイアンだ。谷本社長はもっと早く発売したかったというが、ここに掲載しているタングステンの調達に長く時間を費やした。アイアン並みに強調して掲載する理由、それはただのタングステンではないからだ。粉末冶金で成型された最高比重18を誇る、いわゆるレアメタルであり、これ以上のタングステンは現段階地球上には存在しない。既存になかった超低重心アイアンを成し遂げるために、この内蔵ウェイトの存在は欠かせない。

 「一般的なアマチュアゴルファーはプロのようにハンドファーストで押し込むようなインパクトはできず、通常のアイアンの重心高ではエネルギーロスを生んでしまいます。リョーマが目指したのは重心点で打てるティアップした状態同様、芝上からでもエネルギーロスを生まないアイアン。それには従来にはない低重心化が必要でした」。

 一般的なアイアンの鋳造タングステンは最大でも10グラム(比重8)というから、性能差は歴然なのだ。しかしコロナ禍を境に、このレアメタルの価値は増大。圧倒的なコスト大となり調達に苦しんだという。開発段階でコストを設定しない、利益を計画に入れない…。 リスペクトを込めてここがヘンだよ、リョーマゴルフである。

 「基本的には真っ直ぐ遠くへ飛ばす目的のドライバーを作っているのと何ら変わりありません。ボディを限界まで軽くして生まれる余剰重量を、ソール部に90グラムものタングステンを配置することで超低重心化を実現できるのです」。

 打点がフェースの下に集中するアマチュアゴルファーのアイアンインパクトにおいて、しっかり重心点でインパクトできるからエネルギーロスを生まない。実際、「MB200」で実感するのは風に左右されない強烈な直進性だ。アゲンストに強く、横風にはほぼ左右されない。同ロフトの他アイアンと比べても明らかに飛距離性能に優れる。

 「ターゲットに対して、シンプルにストレート弾道をイメージして狙える、つまり操作を拒むのが『MB200』、『CB300』。曲げて狙うのは超一流のプロのゴルフ、アマチュアゴルファーにとってはストレート弾道こそが最強です」。

 ここがヘンだよ、「MB200アイアン」。それは既存のアイアンにはない超性能を搭載していること。いわば、ドライバー並みのアイアンと言っても過言ではない!? そんなアイアンは世界中探してもリョーマにしか存在しない。どうりでアイアンショットが見違えるのは、当然だ。

プロとアマ、絶対的なインパクトの違い

プロゴルファーの
アイアンショット

ハンドファーストでロフトを立ててボールを潰すようにインパクトする。だからこそ、高重心のアイアンでもロスなく飛ばすことができる。

アマチュアゴルファーの
アイアンショット

プロのようにロフトを立ててインパクトできないため、フェース下に打点が集中し、既存のアイアンではエネルギーロスを生む。だからこそ超低重心化を追求する必要がある。

鉄の塊を作り込むのではなく、
ドライバーの構造を
アイアンの形状で凝縮したのが、
世界で唯一、リョーマのアイアン。

まるでドライバーな
超高初速フェース

フェースは極限の薄さ0・5ミリで形成されたカップフェース。まさにドライバー同様にインパクトで大きくたわみ高初速を生み出す。

5月に開催されたリョーマゴルフ日高村オープンに原辰徳さんは、「MB200」で出場した。「風に左右されない、芯を外してもグリーンをキャッチできる」と絶好調のアイアンショットで数々の競技で好成績を挙げている。バリバリの競技系ゴルファーも、操作性を拒むストレート弾道がスコアメイクに貢献するのだという。

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