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編集長Gの完全私的レポート ロイコレの現在地。|ROYAL COLLECTION

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私的には最新ギア取材を全力で突っ走ってきた合併号を締めくくる編集後記的原稿になるだろうか…。
ロイヤルコレクション、通称ロイコレ。
馴染みを感じるベテランの方もそうでない若者世代も、近い未来に台頭する“新ブランド”の現在地を知ってほしい。

2023年夏、ロイヤルコレクションから新製品発表会の案内が届いた。包み隠さず私が感じた正直な感想はロイコレ? といったところ。クエスチョンには“懐かしさ”、そして“復活?”といった意味を含んでいた。正直私の中でロイコレというブランドは休止状態になっており、昨今ではアドラージャパンが事業継承したという、本当に業界的の内輪話から入るような情報でしか、その存在をとらえていなかったからだ。

改めてホームページを調べてみると、新ブロダクト「TM-X・AM-X」で、もちろんフェアウェイウッドが象徴に掲げられて、ロイコレは動いていた。スローガンは『REBORN(復活)』、やはり私の思うようにブランドは休止し、密やかに復活を遂げていたのである。

年齢にして40歳以上のゴルファーなら、過去のロイヤルコレクションの栄光はその目で見てきているはずだ。その栄光を牽引したのは、ツアーナンバーワン・フェアウェイウッドの存在。ロイコレ=フェアウェイウッドの価値観はかつて絶対だった。当時、まだゴルフをスタートさせたばかりで編集者の卵だった私には輝かしすぎて(技術的にも早すぎて)、とても手にできる代物ではなかったのは確かだ。

なら、なぜこの企画においてスタートの写真がシンボルのフェアウェイウッドではないのか? それはこのウェッジの存在が、これからロイコレが新たな価値観を築いていくための鍵になっていると、私的に感じたからに他ならない。

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