2024シーズン、松山選手のドライバーショットのスタッツは例年よりも良くなっている。パー4とパー5のティショットで稼いだ打数を示す値である、ストローク・ゲインド・オフザティー(SG:Off the Tee)を見ると、2022︲23年シーズンは81位だったが、2024年シーズンは33位に向上。このデータからはティショットの飛距離と方向性が安定していることが伺える。
松山選手はPGAツアーを代表するアイアンショットの名手だ。パー4とパー5の2打目とパー3のティショットにおいて、選手平均に対して何打稼いでいるかを示すストローク・ゲインド・アプローチザグリーン(SG:Approach the green)を見ると、2022︲23年シーズンは14位、2024年シーズンは12位と大差はないが、短い距離の50~125ヤードが2位、ミドルアイアンの距離である175~200ヤードが3位と、アイアンショット全般が高レベルだったことがわかる。
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