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ヘナごるさん!? ゴルフ珍道中記[最終珍話!?]|突然の最終回に、本人が「待った!」

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紆余曲折あったこの連載も今回が18回目ということで、ひとまず1ラウンド終了。
編集部にとっては予定通りの最終回なのだが、ヘナごるさんは納得がいかずに再びアポなしで編集部に突撃してきた。果たして、どうなる?

年末の編集部には師走のBGMとともに穏やかな空気が流れていた。編集部はすでに正月休みに入っており、営業担当のガッデム竹田だけが仕事納めと事務所の掃除をするために黙々と作業をしていた。そんな静かな空気を切り裂くかのように登場したヘナごるさん。

ヘナごる「ちょっと、誰かいませんか?」
ガッデム「どうしたんですか突然!年末の挨拶ですか?」
ヘナごる「挨拶なんてしませんよ。メールの件ですよ」
ガッデム「メール!? お礼の気持ちを書いたつもりですけど」
ヘナごる「いやいや『今までありがとうございました』って、まだ連載終わらせませんから」
ガッデム「もう編集会議で決まったことで編集長も了承済みです」
ヘナごる「編集長はどこですか?」
ガッデム「年末年始の休みに入っていて、もう会社にはいません」
ヘナごる「どうして最終回にするんですか。せっかく、みんなで楽しくやっていたのに」
ガッデム「当初は6回の予定でスタートしたので、それを18回まで延長してもらっただけで大成功ですよ。本当にありがとうございました」
ヘナごる「だから、『ありがとうございました』はやめてください。何が悪かったんですか? 前回、マジェスティゴルフの請求書を編集部宛てに書いたことを怒っているんですか?」
ガッデム「怒っていませんよ」
ヘナごる「ボクシングトレーニング、ちょこちょこサボっていたことがバレたとか?」
ガッデム「関係ありませんから」
ヘナごる「じゃ、ゴルフフェアでハチ娘たちとLINE交換しようとことが問題になったとか?」
ガッデム「そんなことしてたんですか!? それはダメですよ」
ヘナごる「ラウンド対決で竹田さんのボールを踏んで『目玉』にしたこと、怒っていました?」
ガッデム「最終ホールのバンカーでしょ。アレ、おかしいと思ってましたよ。でも振り返ってみると懐かしいですね」
ヘナごる「色んなところ、行きましたね」

思い出が一杯。

ガッデム「……実は私もちょっと寂しい気持ちですが、最後は書き初めで最終回にしませんか?」
ヘナごる「……そうですね。ちょっと場所、借りていいですか?」
ガッデム「どうぞ遠慮なく」
ヘナごる「じゃ、机の上を借ります」
ガッデム「普通は下でしょ(笑)」
ヘナごる「ササッと書きますから。こんな感じでどうですか」
ガッデム「笑笑って、ヘナさんらしくて良いですね」

2年連続の奇怪な書き初め行為だった。

ヘナごる「しばらく、竹田さんとも会わなくなりますね」
ガッデム「せっかく新しいゴルフ仲間が出来たのに」
ヘナごる「こちらこそ、今までありがとうございました」

そう言うと無言で編集部を去るヘナごるさん。そして黙々とパソコンに向かって仕事を再開するガッデム竹田。本当にこれが最終回となってしまうのか!? とりあえず、一旦、今までありがとうございました!

1年半ありがとうございました

最初は文句を言いながら乗り込んできたヘナごるさんだったが、連載を振り返って書いたのは「笑笑」の2文字。

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