食トレで変わる、その一打！ Vol.23｜背徳感フレンチトーストで、こっそりたんぱく質チャージ！

身体作りを意識している時でも「甘いものが食べたい！」という時に・・・。
今月はたんぱく質がしっかり摂れるフレンチトーストをご紹介。
とはいえ、なかなかの背徳感レシピです。
糖質をコントロールされている方は普通の食パンではなく、市販の低糖質パンに置き換えて作ってみましょう。
はちみつは、ラカントのような低糖質甘味料に置き換えることでカロリーを抑えることも可能です。

材料

●食パン（4枚切）1枚
●卵　1個
●牛乳　1/2カップ
●バター　5g
●きなこ　大さじ2
●はちみつ　大さじ1/2

栄養価（1人分）

●日本食品標準成分表2020年版（八訂）で計算
●エネルギー 512kcal
●たんぱく質 23.7g
●脂質 20.7g
●糖質 58.9g
●食物繊維　4.8g

作り方

1.バットに卵と牛乳を混ぜ合わせ、食パン両面をしっかり浸す。
2.フライパンにバターを溶かし、①を中弱火で焼く。
3.焼き目が付いたら裏返し、ふたをして弱火で3分焼く。
4.③を皿に盛り付け、きなことはちみつをかけて完成。

栄養コメント

身体を作るたんぱく質は三大栄養素の一つ。老若男女問わず、誰にとっても必要な栄養素です。さらに筋トレ中は、たんぱく質の必要量が増えます。トレーニングで損傷した筋肉は、もっと強いものになろうと再合成されますが、たんぱく質が不足している状態では、筋肉を作ることはできないからです。ただし、一度に吸収できるたんぱく質は限りがあるため、まとめて摂り過ぎることはおすすめできません。また、たんぱく質の必要量や吸収量には個人差があります。普段、たんぱく質をあまり摂れていない方は、20～30g／食を目安に摂ることから始めてみましょう。

石松佑梨
いしまつゆり。管理栄養士、数々のトップアスリートたちをサポートする食トレのスペシャリスト。著書の「過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー」（かんき出版）はアスリート必携の1冊だ。