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Go To GOLF!「関西地方ゴルフ場編」

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ゴルフは大丈夫だ──。

密を回避できるスポーツ性、そして懸命な感染症対策によって、リピーターという信頼を得た強み

新型コロナウィルス第3波が猛威を振るっている今冬、年末年始にかけてはGo Toトラベルも廃止されゴルフ界にも逆風が吹いた。
が、ゴルフ場は堅実に行ってきた感染症対策によって得た信頼という強みがあった。今回は関西エリアの2つのゴルフ場を訪問、コロナ禍における今に至る経過と展望を探る。


撮影=田中 宏幸

阪奈カントリークラブ

大阪市内から車で約30分、過去には日韓女子プロゴルフ対抗戦などトーナメントの開催実績を誇る都市型チャンピオンコースが阪奈カントリークラブだ。
同施設にホテル阪奈も経営するゴルフリゾートは、新型コロナウィルスの影響でインバウンドの来場者が100%なくなり、大打撃を受けた。

「昨年1月、新型コロナウィルスが世界的なパンデミックとなったことで、中国からの来場者数がストップ。多くがインバウンドで構成されていた来場者のホテルがその影響を大きく受けました。
Go Toトラベルなどでホテルの再起も検討しましたが、集客は見込めず、昨年4月から今に至るまで閉館としています」

と話してくれたのは、支配人の脇本 紀人さんだ。
ホテル部門に続き、ゴルフ場も昨年4月には集客数が激減。実態が不明なコロナという恐怖、そして先行きが見えない恐怖には、ただひたすら感染症対策を心がける他なかった。

「当初はフロント前に別途署名テーブルを用意し、受付の前置きを置いていました。
ロッカーも使用不可、ゴルフウェアのままでお越しいただいてそのままプレー、スループレーを推奨。レストランも廃止して、スタート前エリアに出店スタイルを用意。
とにかく密を回避した徹底的な安全策を実行しました」。

その甲斐もあり、来場者数は徐々に回復。猛暑の8月でピークに上がり、秋冬と堅実に来場者数を獲得している。

「県を跨がない、という緊急事態宣言から始まったコロナ対策で、大阪府内のお客様に多くご来場いただきました。
また私たちゴルフ場が徹底した安全策を講じていることも認知いただけ、昨年同様の来場者数までなんとか回復できました。コンペ集客が見込めないこと、ホテルがディナーレストラン部門、宿泊部門を休止していることなど、まだ通常の状態には遠いですが、色々と制限されている現状でも、阪奈カントリークラブでは従業員が一丸となって、安心してお楽しみいただける環境づくりに取り組んでいます」。

阪奈カントリークラブ 支配人
脇本 紀人さん

来場者には館内でのアルコール除菌を要請。
フロント前では足踏み式のアルコール除菌、自動検温を徹底して受付時に対策を喚起する。またスタッフの活動では日々の消毒を怠らない。
こういった活動を通常とし、安全を約束する環境づくりを徹底している。

阪奈カントリークラブ
18H・6365Y・P72
名設計家の加藤 俊輔改造設計の都市型チャンピオンコース。
ラグジュアリー感のあるクラブハウス、地下1500メートルから自然に湧き出る生駒山龍間温泉、和洋中の季節の料理と、アメニティが女性にも人気だ。
大阪府大東市龍間266-8
TEL.072-869-0101

宝塚けやきヒルカントリークラブ

宝塚という関西都市圏の好立地に加えて、リーズナブルなプレー価格で人気のコースが、宝塚けやきヒルカントリークラブだ。
訪れた12月の平日営業日も盛況、ほぼ毎日がフルに近い組数で運営されている地元に愛されるコースだ。

「コロナ禍では4〜6月の来場者数が激減しましたが、それ以外は順調に推移しています」

と話してくれたのは支配人の吉田 智計さんだ。
BUZZ GOLFではこの特集を通じて、様々なゴルフ施設を訪問してきたが、宝塚けやきヒルカントリークラブが行ってきたコロナ対策は、それらとは一風違った、いわゆる“通常通り”を心がけてきたという。

「私たちはコロナ以前から、消毒液を入り口に常備するなど、日常から衛生面の配慮を心がけてきました。もちろんコロナ禍ではさらに消毒液の配置を動線上に増やしました。
フロントにはアクリル板で飛沫対策を設け、レストランは座席のスペースをとり、密にならない空間づくりをした。当たり前の対策を徹底したことで、安全だというご理解とともに、たくさんのリピート来場をいただけました」。

“通常通り”というのは、もちろん安全対策を当然に徹底した上で、日常と変わらないスタイルを貫いた、ということだ。

「当コースではレストランも浴場も“通常通り”とし、日常のプレーとしました。コロナの正体が未知な4〜6月あたりは、メンバー様にも他のゴルフ場の対策から様々なアドバイスを頂きましたが、利用する利用しないはプレーヤーの自由とし、もちろんのコロナ対策をマストとした万全のサービスを心がけました。
おかげさまで多くのお客様からは“対策万全”を、予約サイトの楽天GORAなどで口コミを多数いただき、今日の集客に繋がっています」。

コロナ禍では若年層のゴルファーの来場者数が増えたという。総距離が短めなロケーションで女性にも人気。新名神高速道路が開通し(川西ICから15分)、高槻・京都エリアからの来場者も増えた。
これからもコロナ対策を講じた“通常通り”の営業で、来場者を手厚くもてなすスタンスは変わらない。

宝塚けやきヒルカントリークラブ 支配人
吉田 智計さん

コロナ以前から衛生面を徹底していた消毒液の配置は、プレーヤーの動線上に増設。アクリル板で飛沫対策を徹底したフロント、スペースを十分に確保して密を回避したレストラン、館内の消毒活動を徹底しながら、コロナ禍でも“日常通り”のもてなしで営業を続けてきた。

宝塚けやきヒルカントリークラブ
18H・5381Y・P72
全体的にフラットだが、うねるようなグリーンのアンジュレーション、巧みに配置された池、バンカーなどのハザードが、メンタルな要素と確かなテクニックをゴルファーに要求する。
兵庫県宝塚市切畑字長尾山19-14
TEL.072-799-1177

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