今号はブリヂストンのニューアイアン「221CB」とともに吉田優利プロが登場。吉田プロをはじめ多くの選手が即チェンジした今、話題のアイアンです。「トップブレードに厚みがほどよく出て形状に安心感があるのに、操作性が失われていなかったのが即チェンジした1番の理由。『221CB』の凄さは次ページで特集していますのでご覧ください!」と、吉田プロにはページ構成まで気を使っていただき恐縮です。
まずは後半戦に至るまでの今季の戦いを総括していただきました。
「今季は3勝目を目指して頑張っていますが、私自身は多くの試合でトップ10に入れることができていて、ゴルフの調子は“いい状態”が続いています。ただ勝つためにはショットとパッティングが絶妙に噛み合わなければならない。今シーズンも早や後半戦に突入していますので、改めて優勝を意識して挑戦していきたいです」。
吉田プロは昨年7月号表紙に初登場後の2020‐2021年シーズンでは初優勝、2勝目を挙げました。勝利という経験値を高めて挑んでいるシーズン、そして目指す3勝目について改めて話してくれました。
「私自身のゴルフは、昨シーズンに比べて確実にベースの底上げはしている中で、多くの試合で優勝争いを展開できています。ただ私が最高のプレーをしたとしても、当たり前ですが私以上のプレーをした選手がいたら勝てない。試合の中で訪れる勝負どころの流れが敏感に見極めて、その大切な一打を多く決めていくことが大事だと考えています。ただそのチャンスはいつ訪れるかわからないから、ショットの調子、身体のコンディション、そして心に至るまで、常に私は準備万端でいられることを大切にしています。チャンスを掴めるのは自分次第ですからね!」。
あくまで編集者目線で感じる吉田プロは“優等生”。撮影やインタビュー、ファンサービスのコミュニケーションにとても心遣いを感じさせてくれます。ファン待望の3勝目を目指して奮闘する後半戦、吉田プロの活躍に注目です。
よしだゆうり、2000年4月17日生まれ、千葉県出身、エプソン所属。
撮影=田中 宏幸、取材協力=軽井沢ゴルフ練習場
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