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BUZZ GOLF 2021年3&4月号 発行
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蛭田みな美プロはこれまで「別冊・白河市コラボ号」で2回、TEAMHONMAとして1回、BUZZの表紙を飾ったことがありますが、本誌で一人は今回が初めて。2023年に初優勝し、今季はLPGAブライトナーに就任、LPGAツアーを代表する顔としてBUZZの顔に改めて登場してくれました。
——まずは2023年のCATレディスでの初優勝、おめでとうございました。
蛭田 ありがとうございます!
蛭田 あれっ、外れたって感じでした。とくに焦りもなく、なるようにしかならない、と思ってプレーオフに臨んで勝つことができましたね。
蛭田 “癒し系”だなんて照れますね。とくにこれといった活動はしていませんが、頑張ります!
蛭田 はい!ドライバーが飛ぶと楽しいですもんね!
——昨シーズンから平均飛距離がアップされましたよね。
蛭田 昨年オフからアン・ソンジュさんのトレーナーを担当されていた穂苅敦さんのもと、主に瞬発系のトレーニングに励み、飛距離アップしました。うまく振り切れた時はトップ10内に入る飛距離はあると思いますが、そううまくはいかない(笑)計測ホールで力んでしまいラフに入ったり、木に当たったりして、データが思うように伸びない・・・。ここ1番でどうやってフェアウェイに飛ばせるかが、課題ですね。
——しかし今季はアクサレディスで4位、富士フイルム・スタジオアリスで3位タイ、パナソニックオープンで2位タイと優勝争いされています。
蛭田 今季は比較的ショットの調子はよく、中でもアイアンショットの精度がいい。バーディチャンスにうまくつけられることが好成績に繋がっています。ただ課題もあります。
——課題といいますと?
蛭田 天候が悪条件の時にスコアが思うように伸ばせないのが課題です。とくに今季は風が強い試合が多くパーオン率が著しく下がってしまう。上位選手は風の中でもしっかりショットメークしているのが、私との違いですね。
——今季目指すは2勝目ですね。
蛭田 初優勝同様にチャンスが来たら、精一杯頑張るといった感じです。1試合1試合を楽しく頑張りたい。楽しんでプレーする一環としてドライバーの飛距離にこだわっていきたいんです!
ドライバー:G430MAX(PING)、3W:RMX VD(ヤマハ)、7W:マーベリックサブゼロ(キャロウェイ)、5U:G410(PING)、アイアン:i210(PING)、ウェッジ:グライドフォージドプロ(PING)、パター:スコッティキャメロンGSS(タイトリスト)、ボール:PRO V1x(タイトリスト)
私の変えられない1本は7Wです。5W並の飛距離、そして5Wには出せないボールの操作性が秀逸で、フェードに入れれば距離を意図して落とすことも可能な万能性を持っています。ドライバーや3Wは飛ばせればいいクラブですが、それ以下はグリーンを狙わなければいけない。だからこそ飛距離性能ではなく、あくまで自分にとって使い勝手いいクラブを選ぶことをお勧めします(蛭田プロ)
ひるたみなみ、1997年7月15日生まれ、福島県出身、ユアサ商事所属。
撮影=高橋淳司 取材協力=熊本高遊原カントリークラブ
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