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橋本真和✕竹山昴成 求めるべきスキルはプロもアマも同じなんだ! 実戦的パッティングベーシックスキル【2】

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実戦的パッティング │ ベーシックスキル
ストロークテンポ✕距離感

一定したテンポだからこそ振り幅で
転がりスピードをコントロールできる

パッティング巧者は
リズム・テンポに狂いがない

橋本 パッティングは距離の強弱を問わず、一定のテンポでストロークすることが大事です。テンポは距離感に直結しています。一定のテンポが存在する中で、振り幅を距離に応じて調節することでボールの転がりスピードを最適にコントロールできるからです。
竹山 トレーニングではテンポの基準としてメトロノームを使用しますよね。
橋本 テンポの速度は85〜90がベスト。テンポが速ければタッチが強く、テンポが遅ければタッチを弱められる。この原理を利用してテンポでコース毎のグリーンスピードに対応する場合もあります。
竹山 私は試合のスタート前、ショットとパッティング練習の時間、テンポ90の曲をずっと1時間ほど聞き流すのがルーティーンワーク。メトロノームに機械的に合わせるのではなくフィーリングでテンポを構築させたいからです。身体に一定のテンポが染み付くことでパッティングだけでなくショットの打ち急ぎも防げているように思います。

一定のテンポ、
一定の振り幅で
距離感のベースを作る

「ボール、テークバック(約30センチ)に基準となるティを指し、一定のテンポ×一定の振り幅でストロークを繰り返し、ボールの転がりスピードを身体に馴染ませることが大切です」(橋本コーチ)

選手たちはテンポに合った音楽でリズムを作っている

私はテンポ90の「First Love」(宇多田ヒカル)を聞くことがスタート前の練習時のルーティーン。脳裏に宇多田さんの優しい歌声が染み付き、自然といいテンポでショットに臨むことができます。

テンポ90の曲

キセキ/GReeeeN
アイノカタチ/MISIA
ひだまりの詩/Le Couple
鱗/秦基博
TSUNAMI/サザンオールスターズ
まちがいさがし/菅田将暉

ストロークの推奨テンポは85〜90

一定のテンポを保つことで、振り幅でボールスピードを正確にコントロールでき距離感の精度をアップできる。一定のテンポが存在しないと、距離感の基準が作れない。

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