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BUZZ GOLF 2020年7月号 発行
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合併号の顔は柏原 明日架プロが登場。キャロウェイの新作「パラダイム」にチェンジし、盤石の体制で挑む2023年シーズン、勝利を目指す熱い思いを語ってくれました。
——昨シーズンは苦戦を強いられた1年だったと思います。
柏原 とても苦しかったですね。とくに前半戦が苦しかった。自分がやりたいこと、やっていることが全てリンクしない感じがあって、そのうまくいかなさが、そのまま成績不振に繋がって行った感じがあります。ただそんな不調な中にも、父のススメで秋口からプロコーチの森守洋さんに技術面のサポートをしてもらい、復調の兆しがあり、いい戦いができたと思います。
——ルーキー以来のQTでした。
柏原 プレッシャーはもちろんありましたが、心と体の状態は凄く良くて、成績の心配をすることなく臨めました。技術面で森さん、メンタル面で父のサポートを通して、後半戦に多くの気づきができたことが私にとって大きかったですし、何よりチームで戦えている心強さがありました。この最強の布陣で2023年シーズンに挑めることを楽しみにしています。
——2023年シーズンは初めてリランキングを意識する戦いになります。
柏原 でも意外にそこを気にしていない自分がいるっていうことは、自分自身の今の状態がいいんだなって思います。心強いコーチ2人がいますし、そこに目標は置いていません。ここ数年はコーチである父ともうまく噛み合わずオフの取り組み方が悪かったせいか前半戦に結果を出すことができずに、苦戦を強いられた。ただ改めて父の存在は大きく、今はとても信頼できる関係でいてくれる。森さんの技術サポートも加わってこれまでにない、いい状態でシーズンに臨める。もともと前半戦でシードを確定させていた2018年までの私のように、この盤石なチームでトップスタートしていけると感じています。
——クラブを拝見しますと、ニュードライバーにチェンジしていますね。
柏原 はい!「パラダイム◆◆◆」、1月中旬にテストして即チェンジしました。
——あまりドライバーを積極的にチェンジするイメージがありませんが・・・
柏原 その通り(笑)つい最近までは「エピックフラッシュ」 を使用していました。最新モデルの進化にはいつも感心しますが、いまいち性能に馴染めず打点が安定しなかった。
「パラダイム◆◆◆」は私に重心特性がマッチしているのか、とにかく芯を外さない。オフはレンジで練習することが多いですが、打球痕が芯に集中していた。クラブがいいインパクトに導いてくれるんだなって、思っています。
——自然にナイスショットが出る、実戦でも心強いですね。
柏原 常に芯で打てていますからね。安定して飛距離が出していける絶大な安心感があります。
かしわばら あすか、1996年1月30日生まれ、宮崎県出身、富士通所属。
撮影=高橋淳司、取材協力=いけうちゴルフ
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