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超孤独のヘナごる飯 第9食|ヘナごる!? ゴルフ珍道中記 2nd SEASON

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ボールからアパレルまで「飛衛門(トビエモン)」を愛するヘナごるさん。
今日は飛衛門を販売するメーカーがワインを扱っているという情報を聞いて、謎のワインバーを訪れた。
そこで、運命の出会いが!

ワインバー
LAZOS
FOOD &DRINK

住所

東京都世田谷区桜丘2-25-12雨宮ビル2F

営業時間

17-23時 木曜定休

電話

03-5799-7444

(千歳船橋駅から徒歩2分)

PGAのティーチングプロが
ステーキを焼くワインバーで
生まれた「絆」

スマホマップを見ながら店まで来たが、「食べログ」にすら掲載されてなく一見さんが入れる雰囲気じゃない。薄暗い階段をおそるおそる上がった先に謎のワインバー「LAZOS(ラソス)」があった。

店内にお客さんはいない。カウンターの奥には体格のいい男性とカワイイ女性店員が1人。メニューを見るとステーキが1650円、「いきなりステーキ」と大差ない価格に少し安心。とりあえず、ステーキとグラスワインを注文。
女性店員「こちらがLAZOSの赤ワインです」

出た! 飛衛門のメーカーが取り扱うワイン。葡萄の酸味に、ほのかな甘味があってサッパリした味わい。ステーキを焼く香ばしい匂いでワインがすすみ、美人店員のスマイルでボトル1本開けてしまう。スマイル0円、おそるべし。

そして高級レストランのようなステーキが出てきた。レア加減の焼き方が絶妙で、肉の旨みが口の中に広がっていく。ここは本当に「飛衛門」と関係があるのか。美人店員に話しかけようとカウンターの中をジッーと見ていたが女性は完全スルー。代わりに男性が話しかけてきた。どうやらオーナーらしい。

オーナー「お客さん、どうやってこのお店知ったんですか? まだオープンして2週間くらいなのに」
ヘナごる「私は飛衛門のボールを使っていて、販売元を調べていたらワインも販売していることを知り・・・」
オーナー「ゴルフ好きなんですね。私も飛衛門、使っています」
ヘナごる「えっ、オーナーも飛衛門派ですか! うれしい」
オーナー「私はPGAのティーチングプロで成城のゴルフスタジオでゴルフを教えています」
ヘナごる「え!?  ゴルフを教えてください!」

オーナーとのゴルフ談義は盛り上がる。昭和世代の豪快なプロゴルファーの逸話から、アイアンショットのコツまで教えてくれた。「LAZOS」はスペイン語で絆という意味。女性店員とは絆どころかLINEも名前も教えてもらえなかったが、オーナーとは飛衛門ユーザー同士の絆が生まれた夜だった。

ココが入口?

LAZOSロッソはイタリア産のワイン。1962年にワイナリーとしての歩みをはじめ、急成長した。2種類の葡萄の新鮮さと、親しみやすい味わいが特徴。

コスパ、最高

ステーキは
二人前をペロリ!

美人店員に
デレっ!

オーナーの名前は小坂七七子(コサカ・ナナシ)。38歳からゴルフをはじめてプロになった異色の経歴。女性店員はアルバイトいうことだが、名前も年齢も非公開。

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