連載

ヘッドスピードのわりに飛んでいなければ・・・・必ずバルカヌスは試していただきます！｜ゴルフ工房激飛び探訪! 4th Distance!

2024.11.18

シャフトがしなることによって発生する“扁平（潰れ）”を意図的に制御できる日本シャフト独自の技術（特許出願中）によって、インパクトエリアの挙動を理想化させてロスなくエネルギーをボールに伝えることができる飛距離特化型シャフト。主にヘッドスピード40m/s 前後のプレーヤーをターゲットとしているため軽量帯3スペックで機能が特化されている。

SPEC
●V300 ／重量41g・トルク6.2・先中調子
●V410 ／重量47g・トルク5.0・先中調子
●V520 ／重量53.5g・トルク4.1・先中調子

シャフトのしなりが
飛距離に優位性があることを
多くのゴルファーが気付ける

BUZZ GOLFの読者プレゼント応募とともに書き込める自由記入欄には、「バルカヌスを打ってみたい！」、「バルカヌスを打てるところが知りたい！」という意見が圧倒的に多い。飛距離に関心がある読者のために、このコーナーで日本全国のゴルフ工房を探訪しているわけだが、今回は九州で同シャフトが試打できる専門店をご紹介。「オキコバランス」、代表の沖建一郎さんのもと腕利きのフィッターたちが、“結果が出せる”最適のオーダーメイドクラブを提案してくれる信頼のフィッティングスタジオだ。今回訪れたのは福岡店。取材に応えてくれたのはフィッター・クラフトマンの山口幸輝さんだ。

「まずはご自分のクラブを打っていただくことからフィッティングはスタート。初速・打ち出し角・スピン量をGCクワッドで測定し、現状のクラブに対してどの要素が弱点となっているか、ヘッドのアタックアングルを併せて検証します。飛距離ロスで最も多い現象はフェースが開いてインパクトを迎えていること。しっかりボールを捉えるために私たちが推奨するシャフトが『バルカヌス』です」。

山口さん曰く、ヘッドスピードのわりに飛距離が出せないエネルギーロスの原因はシャフトが合っていないことだと言う。その原因を作り出しているのは主に“硬さ”。シャフトをしならせられないことが原因そのものだ。シャフトが硬すぎるとボールに当てに行く余計な動作がスイングを狂わせる。

「『バルカヌス』はしなりが大きいシャフト。当店で用意している試打クラブの『V410』は振動数210cpmが柔らかいシャフトであることを象徴しています。が、振ってみるとシャープなしなり戻りが特徴。シャフトのしなりをプレーヤーがうまく感じられて自然とタイミングよく振り切れ、さらにインパクトエリアでは適正ロフトでアタックさせてくれるため、エネルギーロスを生まないのが“飛距離特化型シャフト”たる『バルカヌス』のパフォーマンスです」。

「バルカヌス」のポテンシャルにはまだ見ぬ可能性があると山口さんは主張する。

「『バルカヌス』に代表される全体しなり系シャフトは、昨今各メーカーがラインナップしていて、これからフィッティングの実績を重ねていくカテゴリです。このカテゴリにおいて、『バルカヌス』が唯一無二なのはインパクトエリアの圧倒的なスピード感にあります」。

オリジナルのレッドに加えて、ブルー、グリーン、グレーのカラーラインナップも増えたことで、より一層の支持拡大が期待される。

「ヘッドスピード40m/sの前後のプレーヤー、そして競技系の女性ゴルファーにもどんどん推奨したい。シャフトでパフォーマンスが変わることを実感していただきたいです」。