試打ラボしだるTV
試打者
石井良介プロ
時は2022年までさかのぼる。人気YouTubeチャンネル『試打ラボしだるTV』・初代「TB-7 FORGED」回だ。試打者は石井良介プロ。
「初代『TB-5』※(フォーティーン史上最大ヒットモデル)が感動的に良かった。一枚ものの鍛造アイアンでここまでやさしく打てるモデルを体感したことがなかったからこそ、同様のやさしさを期待して後続の初代『TB-7』にも感じて試打に臨んだんです。アスリート鍛造アイアンらしく、素晴らしい打ち応えでしたが、『TB-5』があまりにも私の好みだっただけに、そのギャップによる違和感が動画に表れてしまいました」。
モデル毎には必ずターゲットプレーヤーがいる。とくにフォーティーンは定めたターゲットに向けて、とことん機能追求するメーカーだ。ボールの操作性が重視されたアスリート系モデルの初代「TB-7」は、石井プロが「TB-5」で抱いていたやさしさとギャップがあったのだ。
4年の時が流れた2026年秋、2代目となる「TB-7」が登場だ。石井プロのもとへ足を運び、いち早く新作の試打を敢行する。
「前作同様のシャープな形状からは、想像がつかないボールの高さ、これは凄い。打感もいい。嘘偽りなく、初代『TB-5』を打った時に受けた感動同様の衝撃を、新作『TB-7』から感じました」。
試打を終えた石井プロから出た言葉は「ワンダフル」。新作「TB-7」がどんな進化を歩んだのか、引き続き特集記事をご覧いただきたい。
軟鉄鍛造アイアンは、一つのアイアンの完成形として確固たる価値を持っている。とくに上級者やキャリアの長い熟練者から愛される軟鉄鍛造アイアン、その理由は“打感”という絶対価値にある。
軟鉄素材を無垢な構造で仕上げるからこそ伝わるボールとフェースの接触感やソールが芝面にあたる感触は、まさにピュア。いいショットが打てた時の極上の打感はもちろん、ミスショット時にはそれなりのフィードバックが得られる。つまり機能・フィーリングが実戦的なのだ。
しかし難題なのは、アマチュアゴルファーが対象になるモデルでの設計だ。振りやすさを確保するためにヘッド重量が制限される中、単一素材の軟鉄における鍛造製法では重心設計が難しくなる。だからこそ、いわゆるアベレージ層がターゲットのモデルは軽素材、重素材を効果的に組み合わせて、狙った重心設計を実現させていく複合型や中空型が一般的。また、いまどきの軟鉄鍛造アイアンの多くは異素材複合型でありピュアではない。
そんな難題に立ち向かい解決するからこそ、生きてくる打感がある。世の中にないなら造る、常識にとらわれないアイアンがフォーティーンの「TBシリーズ」。これまでのアイアンの常識を疑い、独自発想が生んだバックフェース部のシアターブレード形状が、全てのゴルファーに、軟鉄鍛造アイアンのピュアな打感を提供する。
ヘッドスピードやスイングタイプによって、アイアンへ求める機能は異なる。フォーティーンの「TBシリーズ」は、ターゲットプレーヤーを明確にし、全てのゴルファーに打ちやすさを提供する唯一無二の軟鉄鍛造アイアン。デザイン、ロフト設定がシームレスでコンボセッティングがシンプル。
ピュアな軟鉄鍛造アイアンの究極、それがマッスルバックアイアンだ。必要以上の機能的デザインが施されていないその無骨さは、まさにアイアンというクラブの原型そのものであり、誰もが憧れる至高の存在だ。必要以上のデザインがない、ということは決してやさしさという機能が担保されているわけでもなく、ツアープレーヤーのようなアスリート限定であることも間違いない。だったら・・・そんなマッスルバックの価値観の常識を疑おう、それがフォーティーンというメーカーである。
そもそもマッスルバックの定義は曖昧だ。だからこそフォーティーンは工房店専用モデルのGOLF CRAFT FOURTEENで「RM-B」というマッスルバックアイアンを開発し、打ちやすさを提案した。ウェッジで定評のミルドテーパーブレードの肉厚変化デザインを駆使した、ある意味でマッスルバックの常識を覆したモデルであり、NEW「TB-7」の開発におけるベースモデルとなった。無駄なデザインを完全に省きながら、機能追求していくために要として生きたのがTBシリーズのシアターブレード。肉厚を維持したバックフェース部を、トゥヒール方向・上下方向へ湾曲形状化させて狙った重心設計を実現。マッスルバックの無垢さ、そしてマッスルバックとしてかつてない打ちやすさを見事に兼備させた。
難しすぎる常識を、打ちこなせる新常識に。NEW「TB-7」はマッスルバックアイアンの新境地で、至極の打ち応えをゴルファーに提案する。
TBシリーズのシアターブレードは、キャビティ構造の常識を疑い生み出した独自の周辺肉厚構造。この構造があるからこそNEW「TB-7」は、マッスルバックアイアンの新境地到達を目的にできた。
NEW「TB-7」を開発する上でベースモデルとなったのは「RM-B」(2022年)、バックフェース部を肉厚変化させて機能追求したマッスルバックアイアンの礎だ。
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