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トップアスリート専属管理栄養士監修 食トレで変わる、 その一打!Vol.5「工藤 遥加プロの勝ちごはん! 〜試合当日編 〜」

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工藤 遥加プロのお父様は、言わずと知れた偉大な投手・工藤 公康さんです。工藤さんが選手・監督時代から食事による体調管理を大切にされていたのはとても有名な話ですが、それを支えてきたのが栄養士のお母様でした。
そんな環境で育った遥加プロはいつも自分の心と体に耳を傾けながら、食事を味方につけて、長いシーズンを戦い抜いています。今月は、「試合当日」の勝ちごはんを教えていただきました。


写真=田中 宏幸

『自分の心身にとって
心地いいのものを楽しみたい』

工藤 遥加プロ
くどう はるか、1992年11月18日生まれ、埼玉県出身、フリー。

『“おいしい”と感じるものは
消化時間が早いんです』

石松 佑梨
いしまつ ゆり。管理栄養士、数々のトップアスリートたちをサポーツする食トレのスペシャリスト。著書の「過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー」(かんき出版)はアスリート必携の1冊だ。

工藤 試合日の朝は必ず和食を食べます。コンビニメニューではなく、手作りの和食メニューの方が、パワーが出る感じがします。基本的に試合開始3時間前には朝食を終わらせます。

石松 普段から食べ慣れた和食や手料理は、いつもの調子で臨みたい試合前に適しています。
手作りが難しい場合は、コンビニの鮭おにぎりや納豆巻きのようにタンパク質やビタミン、ミネラルもしっかり摂れるものや、腹持ちのいい赤飯もいいですね。
また、味噌汁やカップスープなど温かい料理を1品取り入れるのもおすすめです。体温が最も低くなる朝の時間に胃腸を温めることができれば体温上昇とともに活動スイッチが入ります。

工藤 ラウンド中は喉が乾く前、お腹が空く前に水分やバナナを摂るようにしています。
昼食にはサトウ食品さんのレトルトごはんをおにぎりにして持参しています。試合中なのでたくさん食べることはしませんが、ゆっくりよく噛んで食べるように心がけています。

石松 バナナの糖分はおにぎりのでんぷんよりも素早くエネルギーに変わります。試合前や昼 食のように少し長めの休憩にはおにぎりで持続性エネルギーを、ラウンド中にはバナナで速効性エネルギーをと、しっかり食べ分けることができている点もGOOD!
さらに、バナナは血糖値を急上昇させない点でも優れています。試合中にエナジードリンクを飲んだり、甘いお菓子を食べる選手も見かけますが、血糖値の急上昇は集中力を疲弊させるのであまりおすすめできません。
バナナやおにぎり以外の補食であれば「飲む点滴」とも言われている麹甘酒もいいですよ。甘酒の糖質やタンパク質は、発酵によって消化しやすい形に分解されています。そのため、胃腸に負担をかけることなく速効性の栄養になります。

工藤 もともと、甘酒の味は好きじゃなかったのですが、最近改めて飲むとおいしくて!
近頃はラウンド中に飲むこともあります。

石松 甘酒の味が苦手な人は豆乳で割ると飲みやすくなりますよ。ラウンド中に消耗したタンパク質も補ってくれるので一石二鳥です。
それと「おいしい」という要素も栄養補給にとってはすごく大切です。個人の嗜好上、おいしいと感じるものの方がおいしくないと感じるものよりも消化時間が早いこともわかっています。つくづく、コンディショニングにとって自分が心地よいと感じることは重要なのだと感じます。

工藤 オフシーズンに走ったり、温野菜を食べたり・・・
今はそれらを我慢というよりも、自分の心身にとって心地よいものとして楽しみたいと感じています。

石松 続けるためには頑張りすぎないことも重要ですよね!
工藤プロの食事は流行の栄養学に流されるものではなく、自分の「なりたい」を叶えるためにひとつずつ考えて取り入れている食トレでした。
工藤プロの今季の活躍がますます楽しみです!

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