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新春 連続写真集 2020-2021 [ 表紙女子プロ版 ]その2

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上田 桃子

しっかりボールを叩いてつかまえるシャットフェース

ボールがイマイチつかまらない、叩けないというプレーヤーにとって、上田 桃子プロのバックスイングが非常に参考になります。

上田プロはインサイドアウトのドローヒッター、特徴としてはダウンスイングでクラブが身体よりも遅れて下りてきますが、それでもしっかりボールを叩けるのはシャットフェースの賜物です。
テークバックで、クラブフェースをやや地面に向けるように(前傾角度と同じように)閉じ気味に上げていくことで、ダウンスイングでフェースが開いてしまうのを抑えることができるのです。

プッシュスライス気味で飛ばせない方は要チェック!

スライスはボールに対してオープンフェースでインパクトしていることが原因です。とくにインサイドアウト軌道でプッシュスライスの傾向にあるゴルファーは、上田プロのシャット(体の前傾と同じ向き)に管理されたテークバックを参考にすると効果的です。

柏原 明日架

ドローヒッターの象徴
ハイフォロー&ローテーション

ドローボールヒッターを目指す方には非常に参考にしたい一枚が柏原プロのハイフォローです。
フォローでクラブが抜けていく方向とフェースの向きに注目しましょう。左肩口の上にクラブが抜けていくハイフォロー、そしてフェースがしっかりローテーションされているため下を向いています。

ドローボールで飛ばしたい方は、この大きなフォローサイドをイメージし、思い切って振り抜いていきましょう。

ドローボールで飛ばしたい方は要チェック!

柏原プロのハイフォローはドローヒッターの象徴と言えます。クラブをフォローサイドで遠くへ投げるように振り切っていけば、その動きに準じて自然とクラブフェースもローテーションされるはず。左肩口に向けてクラブを振り抜いていくイメージでトライしてみましょう。

1年を通じたメイン号となる3月号と4月号の合併号では、キャロウェイゴルフの新ボール「クロムソフト」シリーズを持って、同社の看板プレーヤーである上田 桃子プロ、柏原 明日架プロという豪華共演となりました。 オフシーズン、偶然にも同現場での撮影だけに1枚で完結できれば、より完璧でした。
※アポイントの時間が異なります。

上田 桃子(うえだ ももこ)、1986年6月15日生まれ、熊本県出身、フリー。

柏原 明日架(かしわばら あすか)、1996年1月30日生まれ、宮崎県出身、富士通所属。


撮影協力=フェニックスゴルフアカデミー

西郷 真央

左右への体重移動で飛ばすなら必見

左右へのウェイトシフトをフルに使ってヘッドスピードを加速させていくゴルファーは、西郷プロのワイドなバックスイングを参考にしましょう。
飛球線後方から見ても一目瞭然のワイドテークバックでは、トップでしっかり体重が右サイドに乗っていることが確認できます。

トップポジションでエネルギーを溜め、左サイドへのウェイトシフトからインパクトに向け解放させて振り抜いていきましょう。

手打ちを抑制できる大きなテークバック

西郷プロのような大きなテークバックはしっかりとウェイトシフトができる他、手打ちを抑制できるメリットもあり結果、体全体のパワー(回転運動)もウェイトシフトにうまく+αできることで、ヘッドスピードアップが期待できます。

2019年日本女子アマ優勝、同年のプロテストでは高校生で合格、輝かしい実績をひっさげルーキーイヤーで表紙に登場してくれた西郷 真央プロ。“目標は不動裕理プロ”と女子ツアーの絶対的な強さの象徴を目指して、ツアー2年目となる2021年ルーキーイヤーが続きます。

西郷 真央(さいごう まお)、2001年10月8日生まれ、千葉県出身、大東建託所属。


撮影協力=アコーディア・ガーデン千葉北

吉川 桃

我らが憧れたビハインド・ザ・ボールのお手本

脚光を浴びる黄金世代の吉川プロの、スイングは非常にトラディショナルな印象です。
下半身を固定させた状態で上半身を捻り、その上下の捻転差でパワーを生み出すスイングでは、インパクトからフォローの写真で、しっかりと頭(顔)を残した、いわゆるビハインド・ザ・ボールを実践しています。

昨今は回転系を促進させるスイング理論がベターになっていますが、ヘッドをローテーションで走らすスイングを長い間実践されてきたベテランゴルファーの皆様にとってイメージがいいはず。
頭とクラブヘッドが引っ張り合うようなフォローをイメージすると気持ちよく振り切れるでしょう。

体が左サイドへ突っ込みやすい方はご参考に!

スイングは今も昔も軸を意識することが基本ですが、どうしても左サイドへ突っ込んでしまいがちな方は、しっかり頭(顔)を右膝の上に残すように意識しながら、クラブヘッドを放り出すように、そして頭と引っ張り合うように思い切って振っていきましょう。

11月号では黄金世代の吉川 桃プロが表紙に初登場、ポーカーフェースな吉川プロの満面の笑顔が象徴的でした。ISPS HANDA医療従事者応援!!チャリティレディースで優勝、2021年はレギュラーツアーでの初優勝を目指して走ります。

吉川 桃(よしかわ もも)、1998年5月20日生まれ、栃木県出身、国際スポーツ振興協会所属。


撮影協力=知多カントリー倶楽部

青木 瀬令奈

秀逸なクラブの“寝かせ方”をチェック

フェアウェイウッドなど、距離を稼ぐための長い番手をミスなく打ちこなしたいなら、青木プロのこの写真のスイングフォームを参考にしていただきたいです。
アップライトにバックスイングした後、トップからはクラブを寝かせるようにしてシャローにダウンスイング。ややフラットなダウンスイング軌道にすることで、クラブ長が長いウッドを払うように打ちこなすことができます。

青木プロはインパクトで左サイドへ重心を乗せていきますが、ダウンスイングで首をやや右に傾げることで、左への突っ込みをうまく解消していることにも注目。クラブの捌きが素晴らしいスイングです。

長い番手が振りにくいと感じる方は要チェック!

ドライバーやフェアウェイウッドなどシャフト長の長いクラブが振りにくい、と感じるアマチュアゴルファーはクラブ長に対してアップライト気味でスイング軌道がマッチしていない傾向があります。ダウンスイングを右肩口からややフラットめをイメージしながらボールを横から払うように打っていくと、うまく振り抜けミート率アップも期待できます。

コロナ禍の2020-2021ツアーでプレーヤーズ委員長という重責を務める青木 瀬令奈プロが10月号の顔として登場、4度目の登場ではFWレッスンも担当してくれました。『出れば運気が良くなる!?パワーカバーです』と嬉しく締めてくれた直後、日本女子プロ選手権でホールインワンを達成されました。2021年、目指すはファンが待望とするツアー2勝目!

青木 瀬令奈(あおき せれな)、1993年2月8日生まれ、群馬県出身、マツシマホールディングス所属


撮影協力=白水ゴルフ倶楽部

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