1. HOME
  2. 特集
  3. スーパー高校生のリアル。松山茉生 SPECIAL INTERVIEW
特集

スーパー高校生のリアル。松山茉生 SPECIAL INTERVIEW

特集

ドライバーショットを成功させるコツは
ナチュラルな姿勢で臨むことが一番です!

2025年の初戦となったのはPGAツアー、ソニーオープン・イン・ハワイ。松山選手はスタートホールでいきなり遠慮なしの約380ヤードドライブ、日本のスーパー高校生が選手・運営・ギャラリー、そして映像を通してそのプレーを視聴した世界中のゴルフファンの注目の的となった。BRAVO! MAO!!

──初のPGAツアー、緊張はなかったのですか?
松山 ずっと“ふわふわ”した感じがしていました。あまり、試合で過度な緊張はないかもしれません。

──例えば、ドライバーショットの際にスイングで意識していることはありますか?
松山 プレー中、スイングのどこかに意識を持つのは、いいことではないと思います。常に打ちたいボールに対してナチュラルにセットアップし、ナチュラルにスイングすること。ポジションを意識したりすると、そこに違和感が出てしまった時点で、スイングモーションに理想との隔たりが生じてしまいミスショットの原因そのものになってしまう。あえて意識しているとしたら、セットアップ時のアライメントぐらいです。

──さらに飛距離アップしたいと望みますか?
松山 無理に飛距離アップに取り組もうとは思いません。成長とともに自然と飛距離がアップしていけたら、その程度にしか思っていません。

──では最後にゴルフスタイルのモットーを教えてください。
松山 自分の最大の武器である“飛距離”を最大に生かし、とことん攻めるゴルフを貫くことです。

松山茉生選手のキャリーディスタンス

1W 300-310Y
トータル310-330Y
3W 270-280Y
2Ⅰ 250-260Y
3Ⅰ 240-245Y
4Ⅰ 230Y
5Ⅰ 220Y
6Ⅰ 210Y
7Ⅰ 195Y
8Ⅰ 185Y
9Ⅰ 165-170Y
PW 155Y
50度 130-135Y
54度 115-125Y
58度 112Y以下

1W:スリクソンZX7 Mk-Ⅱ/8.5度(ダンロップ)、3W +:スリクソンZXi(ダンロップ)、2Ⅰ:スリクソンZXiU(ダンロップ)、アイアン:スリクソンZフォージド(ダンロップ)、ウェッジ:クリーブランドRTZ(ダンロップ)、パター:PLDミルドアンサー2(PING)、ボール:スリクソンZ-スターXV(ダンロップ)

Q ドライバーのこだわりは?

A 安心感です
飛距離だけで言えば新しい「ZXi」シリーズが優れていますが、方向性がいまいち馴染まず前作の「7」を使用しています。安心できるドライバーだからこそ、思い切り振っていけます。

Q パターを含めて15本を常備している?

A コースによって3Wと2Ⅰを選択します
総距離により3Wが必要ないコースもあり、2Ⅰと入れ替えるようにしています。2Ⅰはタイトなロケーションのティショットギアとして信頼できるクラブです。

Q ウェッジの距離幅がとても広いですよね

A 中学時代は距離感に苦労しました
117ヤード以下の距離のほとんどは58度1本で距離のコントロールをしています。昨年でだいぶ距離の精度がアップすることができましたが、中学時代はこの距離感を養うのに苦労しました。

Q 飛ばし屋のシューズへのこだわりは?

A やわらかな履き心地であり、機能的であること
足が甲高であまり合うシューズに巡り会えない中、2024年シーズンのカシオワールドオープンで出会ったのが「PAYNTR GOLF(ペインターゴルフ)」。ジェイソン・デイが開発に加わったというモデルは、クラシカルなデザイン(硬そうなイメージ)ながら、やわらかく軽快な履き心地があって驚きました。凄く足にも馴染んでいます。グリップ力もよく安心して強振できるシューズです。

撮影=田中宏幸
取材協力=名古屋グリーンカントリークラブ

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。