特集

オノフ、第3の飛ばしは、“直進主義”

2022.09.21

フィッティングラボルームで迎えてくれたのはオノフの増本嘉伸さん。増本さんは以前、我らメディア窓口を担当され、様々なコミュニケーションに取り組んできた旧知の仲。クラブだけでなくスイングにも精通する現フィッティングチームの同氏にご案内いただいた。

──オノフの全てを打てる試打設備、そしてブランドの世界観がそのまま表現されたようなオシャレなフィッティングルームですね。

増本氏　「フィッティングラボルーム」は『CLUB ONOFF』（無料ウェブ会員）のメンバー様を中心に、オノフのオリジナルフィッティングをご提供するための施設です。オノフは「AKA」「KURO」、そして「LABO SPEC」で豊富なモデル&シャフトの組み合わせの全てを、“自社で提供できる”だけにフィッティングプログラムは必要不可欠で2019年に開設しました。今では連日空きなくご予約をいただいております。

──CLUB ONFF会員ですと非常にリーズナブルですし、90分間もの濃厚なフィッティング時間は有意義でしかありません。

増本氏　ただ「フィッティングラボルーム」だけでは多くのお客様をカバーできませんので、私を含むフィッティングチーム3名が近隣の練習場にご協力をいただき、こちらの施設同様のプログラムを用いたフィッティング会も開催しています。

──ところで・・・　「フィッティングラボルーム」に入室してすぐに目に付いた、見たことのないドライバーのヘッドが気になります。

増本氏　さすがの観察力ですね。このヘッドは9月9日に発売されたばかりの「LABO SPEC PLUS」。オノフの提案をカタチにした受注生産クラブで、高慣性モーメントの優位性を生かした直進主義のドライバーです。

──オノフで高慣性モーメント、といえば先代の「AKA」シリーズで「RD5900」がありましたね。

増本氏　そう、「RD5900」は高く支持をいただきましたが、多くのフィッティングの機会を得た経験値から、ゴルファーがより結果を出せる機能を際立たせました。

──大きな投影面積ですが「KURO」のように引き締まった美しいシェイプに余剰重量を獲得するためのカーボンクラウン、そして最新オノフに搭載されているウェイトが特徴的ですね。

増本氏　初期設定では6gが装着されヘッド重量200・5グラム。低深重心効果とともにオノフシリーズに共通する重ヘッド効果でインパクトエネルギー効率を高めています。また美しいシェイプながら慣性モーメントは5300g／㎠、見事な超直進性が最大の特徴です。

──早速打たせていただきましたが、この曲がらなさは素晴らしいですね。

増本氏　「LABO SPEC PLUS」は「AKA」「KURO」で定評のクロスバランステクノロジーも搭載。ヘッド重量、そしてスイングバランスをベストにして抜群に振りやすい理想スペックが追求できるため、わかりやすく最大飛距離の醍醐味をご体感いただけるはずです。

──やさしく飛ばす「AKA」、低スピンで飛ばす「KURO」、そして超直進性で飛ばす「LABO SPEC PLUS」、オノフドライバーがさらに磐石になりました。

増本氏　オノフはそれぞれの個性をゴルファーにマッチさせた上で、さらに理想の振りやすさで身になる（実戦で発揮できる）最大飛距離をご提供できる。一人でも多くのオノファーにオノフフィッティングできる機会を私たちも楽しみにしております。