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BUZZ GOLF 2022年12月号 発行
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時松 隆光
ときまつりゅうこう、1993年9月7日生まれ、福岡県出身、筑紫ヶ丘GC所属。
2010年、世界に勝負をかけたプロダクトが発売された。
「N.S.PRO MODUS³」、日本シャフトが誇るアスリートシャフトだ。
今日に至る地位を獲得できたのはUSPGAツアーの使用率を獲得できたこと、そして日本ツアーで着実に勝利という実績を積んできたからに他ならない。
その実績の一人、時松 隆光プロが「N.S.PRO MODUS³」を語る。
私と「モーダス3」の出会いは2014年、初優勝への躍進に導いてくれた出会いでした。
中学生の頃、「N.S.PRO 950GH」で腕を磨いていた私としては、懐かしくもあり、そして運命的な出会いでもありましたね。
当時、お世話になっていたメーカーさんから、ご提供をいただいたアイアンに装着されていたシャフトが、定番スチールだったこともあり、高校生から「N.S.PRO」とはしばらく別れることになります。今でもそうですが、当時の私はより道具に対して無頓着でしたし、私のレベルでサポートをいただいた道具に注文をつけるなんて言語道断です。憧れだったタイガー・ウッズをはじめ、多くのトッププロが使うその定番シャフトを使いこなすことを美学としてきました。
また当時はロングアイアンを使いこなすことも何よりの美学としていたので、3番アイアンからのハードセッティングを切れ味よく打ちこなさなければプロにはなれないと思っていました。
しかし、そんな考えはプロ入りして覆されたのも事実です。
私が影響を受けたのは片山 晋呉プロ。ロングアイアンをセッティングから外し、ショートウッドやユーティリティを率先して採用していました。
『道具への見栄では勝てない』、日本屈指のプレーヤーの言葉に道具への見方が徐々に変わってきました。
そして自分のプレーを達観した時、明らかにロングアイアンのポテンシャルを発揮しきれていない現実があり、道具を見直すことを決意。そんな時に「N.S.PRO」の日本シャフトさんに相談できたのが運命的でした。
これまで使ってきた定番スチールシャフトのフィーリングと違和感なく、もっと軽快に振り切れてボールが上げられる「モーダス3」のプロトタイプ「システム3」を採用したことでロングアイアンが見事に打ちこなせるようになった。
一時期ハイブリッドの採用も検討しましたが、まだまだロングアイアンを使いこなしたいという私の美学、願望を見事に形にしてくれたのです。ロングアイアンはもちろん、アイアン全体の精度をアップできたおかげで、2016年には福島オープンで初優勝を挙げることができ、翌週にはマッチプレーで優勝。その後、2勝とレギュラーツアーで躍進できるきっかけを与えてくれました。
私は他のプロに比べて、いまだに道具に関してはあまり詳しくありません。シャフトのしなりなども、人が言うほどあまり自分では感じられないのです。しかし、自分にとって有利な道具はインパクトの打感、打球音が変わり、飛んでいく弾道が明らかに変わります。
様々なタイプをラインナップする「モーダス3」は、きっと私が感じたような衝撃を、多くのプレーヤーが感じられる、そんな優れた製品であると感じています。
私のドライバーの平均飛距離は約280ヤード、ツアーでは約80位に位置しますが、台頭するロングヒッターに勝つためには、ひとえにアイアンの精度が必要となります。
飛ばし屋が9番で打つロケーションを私は6番で打つ、その番手の違いを同等以上の精度で狙っていく必要があるのです。
ボールが上がり、最適なスピンを提供してくれる「MODUS³ PROTOTYPE システム3」を確固たるエースに、日々アイアンショットを磨いています。
インパクトの許容性が高まり、イメージするラインが出しやすくなりました。例えば9番で10球打って、ピン側につける確率が今までより向上。
あまり道具を積極的に替えない私ですが、結果がわかりやすく進化できてチェンジした次第です。
問い合わせ/日本シャフト株式会社
TEL:045-782-2562
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