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新作練習器具スイングリード登場!

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打球練習前に正しいスイングをリードする。

BUZZ GOLFではこれまで定期的に様々な上達をサポートできる練習器具を皆様に提案してきた。
これほどオリジナル練習器具を発売するメディアは、そうはないだろう。裏を返せば、数々のゴルフ施設で配布するフリーペーパーとして、リアルゴルファー目線のものづくりをしている姿勢そのものではないだろうか。BUZZ GOLFスタッフも一人のリアルゴルファーとして、プロや有識者に開眼できるヒントの入り口を探りながら、日々を過ごしているのである。

「スイングリード」、この企画が発足したのは今から3年前の話だ。それはBUZZ GOLF読者コンペでの出来事、盛り上げ役としてサポートしてくれた蝶ネクタイの男・今野 一哉プロが悩ましげに我らに語りかけてきた。

「ずっと構想にある練習器具を作りたい。でも自分では作れないし、いろんなところに相談しても全て頓挫してきた。残りはBUZZさんしかない」。

そんな熱い想いをぶつけてくれた今野プロの想いをカタチにするべく、BUZZのものづくりの挑戦が始まる。
たわむ平らな金属、そしてそれを支えるグリップ・・・、全てが0からの企画は、途中新型コロナウィルスなどで進行を阻まれながらも約3年の月日を費やして完成に至った。

「スイングリード」。名前どおり、正しいスイングをリードする練習器具だ。
今野プロ曰く、「ゴルフクラブという特殊なスティックを正しく振るためのエッセンスが詰まっている」という自信の出来栄えだけにこの特集にぜひ注目していただきたい。

[序章]
発想の源

ゴルフクラブを正しく振る感覚を身につけるために。

スイングリード考案者
今野 一哉プロ

こんの かずや、蝶ネクタイと言うひょうきんスタイルだが、根っからゴルフに真面目でスイングを研究する男。
子供が楽しめながらゴルフを学べるキッズゴルフクラブでゴルフの裾野拡大活動にも勤しむ。

新作「スイングリード」の考案者であり監修の今野 一哉。
自らをスーパーゴルファーと名乗って、ゴルフメディアには蝶ネクタイスタイルで登場する、その男の真の姿は、ゴルフスイング研究家といっても過言ではない。
かつて自らもプレーヤーとしてサードクオリファイまで到達、その先に行けなかった原因として抱いていたゴルフスイングの不安要素があり、自らとゴルフクラブの互換性に着目していた。


撮影=小林 司、取材協力=川口グリーンゴルフ

調子のいいゴルフスイングのベースがわからない・・・

巷にはゴルフ理論が溢れている。昨今はYouTubeなど動画配信サイトの充実もあり、誰もがその理論に触れられる環境にある。
が、その全てが自分にマッチングするのかは疑問だ。
体格が違えば正しいスイング軌道も異なるし、パワーのテンションの掛け方も当然異なる。結局、自分にとって何が正しい情報であるか、そしてどんな正しい感覚を研ぎ澄ましていくべきかが大事。
その究極にある答えは、『ゴルフクラブの正しい使い方』に尽きると今野 一哉プロは言う。

「ツア一プレーヤーとしてツアーに挑戦していた頃、いつもスイングに対して不安が拭えなかった。絶好調な日があったとしても、翌日にそれを持ち越す保証がない。私は結局、スイングの調子を構築するベースに確固たるスキルがなかった。それは根本的にゴルフスイングはゴルフクラブの特性を扱うために構築されているものだという確信に選手時代は辿り着けなかったからです」。

クラブは開けばいいのか、閉じればいいのか・・・
扱い方に迷走?!

今野プロがツアープレーヤーを目指していたのは今から約10年前のこと。
当時、ドライバーは大型ヘッドの成熟期。大きいヘッドを保ちつつ、小さなヘッドの機能を兼ね備えた“浅重心系”が流行っていた時代。低スピンの強烈な弾道を放てはするが、クラブの扱い方に違和感を感じ始めていた。

「当時の私は、ヘッドの見た目と体感するクラブ挙動がうまくリンクできなくなっていました。それはミスだけでなくナイスショットできた理由すらもわからない状態。それでは戦えません。
スイング理論(方法論)はあれど、クラブ特性が変わればボールをまっすぐ飛ばす手段として100%それは通じない。結局はクラブ特性をどう扱うかがスイングの本質であると選手引退後に気づきました」。

クラブ特性を構築するのはヘッド内部の“重心位置”だ。モデル毎で特性が違うゴルフクラブにおいて、その重心をいつも同じストレスで扱える(支える・感じる)ことが究極のスイングといえる。

「いいショットができると、不思議に打感を感じなかったり、スピーディーに振れたりするもの。クラブの重心を自然と扱えるスイングがノンストレスになれた瞬間なんです」。

[第二章]
クラブを正しく振る=重心を正しく扱う

実際に振るシャフト、
そしてフェース面と扱うべきヘッド重心は離れた存在である。

ヘッド重心特性

ヘッドの重心特性
【深重心・重心角が大きい=つかまりを強調できる】
【深重心・重心角が小さい=つかまりを抑えられる】

指先でシャフトをバランスよく支えた時、クラブヘッドのトゥ側は必ず下を向く。シャフト軸線にクラブヘッドの重心がないこと、そしてフェース面にもそれがないことを意味する。

ヘッドの特性そのものである重心をうまく扱いこなすことが正しいゴルフスイングの肝となる。

シャフト軸上でヘッドの重心を支えたい

ヘッドの重心特性
【重心アングルの大きさ=フェースの向きに反映される】

ゴルフクラブをうまく扱いこなすには、そのヘッド特性に合わせた工夫が必要だ。ゴルフというスポーツはどこまでいっても、ゴルフクラブを使うスポーツであり、その法則は変わらない。
今野プロがポイントにあげるのは全てのクラブヘッドに存在する重心を、身体とヘッドの接点であるシャフト軸上でスイング中にうまく管理(支える・キープ)することだ。

「気持ちよくナイスショットできた時、不思議にノンストレスに振り抜けるのは、スイングプレーン上とヘッドの重心がうまく重なり合っている状態にあるからです。
ヘッドの重心特性を無視して、フェースの向きだけでスイングを考えると、プレーンから外れたヘッド重心による違和感が生じます。
人間は感覚的にそれをスクエアに補正する動きが必ず発生し、それがスイングの個性・癖となるわけです」。

例えばテークバックでシャットフェースにクラブを上げる、と言うアドバイスは重心が深いヘッドにおいて、重心をシャフト軸上で支えた時に重心アングルの大きさがクラブフェースの向きに反映された(閉じた状態)ことを意味する。それはつまり重心が浅いヘッドにおいて過度なシャットフェースは必要ないということだ。

プロゴルファーは自分のやりたいスイングとクラブ特性にギャップを感じた場合、それを選ぶことはない。基本的にヘッドの重心をスイング中にうまく管理する感覚をベースにしているからである。どんなトレーニングをするべきか、今野プロが発案した練習器具がその仕組みをわかりやすく体感させてくれる。

シャフト軸上でヘッド重心をキープできると、ノンストレスに美しいシャフトプレーンで振り抜いていける。

【重心が背中側に外れる=オープンフェース】
フラットトップを補正する動きが切り返しでシャフトを正面側に起こしてカットスイングを助長する。
バックスイングで開いて、ダウンスイングはカットに閉じる傾向。

【重心が正面側に外れる=シャットフェース】
高い手元の位置から低い位置へとループを描く。
スイング中はフェースをバックスイングで閉じてダウンスイングで開く傾向。

[終章]
妥協を許さなかったスイングリード完成!

平たくたわむシャフトをたわませるな!

クラブヘッドの重心を扱うには、それを感覚的に感じ、キープする能力が必要だ。
今野 一哉プロ渾身の「スイングリード」はそんな難解な感覚を明確にし、スムーズに振り抜く感覚を研ぎ澄ます。

ゴルフクラブの特性を明確にした練習器具

平らな鉄板上のシャフトにゴルフクラブのヘッドを模した鉄板で形成された「スイングリード」。平たい鉄板は当然、一定方向にたわむ(しなる)構造になっている。

「『スイングリード』で機能化した、平らでたわむ特性の鉄板シャフトを、たわまないように振っていただきたい」(今野プロ)

たわむものを、たわませない・・・その真意は。

「平たいシャフトをたわませなければ、自ずと先にあるヘッドの重心をキープした状態を作り上げることができるんです」。

平たいシャフトがたわめば、わかりやすくヘッドの重心がシャフトプレーン上から外れた状態を意味する。ゴルフクラブの特性や振り方・扱い方を単純明快にしたのが「スイングリード」の真骨頂だ。

「開発する上では実際に打てるものにしたい、という意見もありましたが、ヘッドにロフト角がついた時点でシャフト軸線上から重心は外れてしまい、いわゆるゴルフクラブになってしまうのでそれでは意味がない。『スイングリード』はゴルフクラブでは感じにくい重心を振る、というニュートラルな感覚をスイングのベースとして養える練習器具なのです」。

改めて、世の中には様々なスイング理論がある。しかしそれが全てのゴルファーにハマることはない。今の自分のスイングを知り、全てのゴルファーに共通するゴルフクラブが促す真のスイング技術を自らで導けるのが「スイングリード」だ。

[まずはここから!]
ハーフウェイバックのポジション

ゴルフスイングはバックスイングの前半部、テークバックからハーフウェイバック(正面から9時)のクラブポジションで、「スイングリード」をたわませないポジションをしっかり覚えたい。

つまりは・・・
クラブヘッドの重心を支えている、コントロールしているのと同じ効果を生む。

ゆっくりとそれぞれのポジションのニュートラルを確認する
全てのポジションで「スイングリード」をたわませないように。シャフトをたわませない感覚は、リアルスイングにおいても、シャフトの素直なしなり戻りをさせる感覚を生む。

NG!「スイングリード」がたわむことは、全ての無駄な動きに繋がっていることを意味する。

Swing Lead

Swing Lead
●価格:オープン(実勢価格16,500円税込)
●重量:約510g
※日本製

ヘッドカバー付き。

スイングリードの長さは37インチ、7番アイアン相当。

グリップも丸型を採用せず、平らな形状を採用したのは、『究極のバックライン』として、フェースの向きを感じるためだ。

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