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超孤独のヘナごる飯 第5食|ヘナごる!? ゴルフ珍道中記 2nd SEASON

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6月23日の金曜日。それはヘナごるさんにとっては特別な日だった。3年前の連載当時から大ファンだと公言していたイ ボミ選手が今年で引退。
関東最後のプレーが「アース・モンダミンカップ」の2日目だった。
現地でボミ選手を応援したヘナごるさんが銀座に向かった理由とは──。

能登料理 居酒屋
能登 だらぼち

住所

東京都中央区銀座8-4-27菊乃香ビルB1

営業時間

11:30〜15:30(ランチ営業/月曜〜土曜)、
17:00〜4:00(ディナー営業/月曜〜金曜) 17:00〜24:00(ディナー営業/土曜) 
※日曜・祝日は休み

電話

03-5537-3078

イ・ボミも刺身もやっぱり生が一番!
銀座で25年続く、能登の”純情お造り”

ピンクのHONMAキャップで銀座に現れたヘナごるさん。
「今日はボミちゃんの最後の応援に行ってきたんです」(ヘナごる)
「関東で最後の試合ですもんね。でも、なぜ銀座なんですか?」(編集部I)
「3年前の連載当初にこの近くのHONMAショップで、ボミちゃんのパネルを持って帰ろうとしたのが懐かしいなと思っていたら、ついつい銀座に」(ヘナごる)
「いい思い出みたいに振り返らないでくださいよ。無茶するから謝りに行ったんですから」(編集部I)

名店が並ぶ銀座。しかし、ヘナごるさんが行きたいお店がなかなか決まらない。そんな中で一軒、「イカそうめん 北陸産イカ使用」の文字。
「イカかぁ〜」(ヘナごる)
「どうかしたんですか?」(編集部I)
「昔、 ボミちゃんが“私はイカです”って言ったフレーズがスポーツ新聞にも掲載されました。韓国では美男美女が並んだときの目立たない存在のことを“イカ”っていうんですよ。それくらい彼女は謙虚なんです」(ヘナごる)

お店の名前は「能登 だらぼち」。激戦区・銀座で約25年も営業している名店だった。早速、気になっていた「イカそうめん」を食べたヘナごるさんは、
「美味しい! これ本当にイカですか?」(ヘナごる)
「これはイカの中でも最も高級なあおりイカ。普通、イカそうめんにする食材ではありません。もちろん生です」(金崎料理長)
「最高級の生イカ、まさにボミちゃんだ!」(ヘナごる)

追加で注文したのがお造り五点盛、本鮪、そして能登名物・のど黒。ヘナごるさんは石川県の地ビール「百万石」と一緒にお造りを上機嫌に平らげていく。
「このマグロ、食感がなめらかですね」(ヘナごる)
「うちのは生・本マグロなんです」(金崎料理長)
「刺身って基本、生じゃないんですか?」(ヘナごる)
「この本マグロは一度も冷凍していない産地直送もの。それを生・本マグロと呼びます」(金崎料理長)
「のど黒も、脂が乗っていますね」(ヘナごる)
「もちろん北陸産を使っているので、本場の味です」(金崎料理長)

いつの間にか「百万石」ビールも3杯目。すると突然、「あっ、ボミちゃんだ。お疲れさまでした」とお店のポスターに乾杯するヘナごるさん。酔いと共に色んな思い出が頭を回ったようだ。

人気メニューののど黒は「お造り」「炙り」「お寿司」「開き」まで多彩なメニューを揃えている。ランチはお造り5種の定食が1000円と赤字覚悟の価格。あおりイカを使った「イカそうめん」は初夏の限定メニュー。

\本場の味は絶品じゃ〜/
店名の「だらぼち」は能登の方言で“器用ではないけど、真っ直ぐで正直な人”という意味。それを聞いたヘナごるさんは「私のボミちゃんと同じ」と上機嫌に。

ポスターになっていたレトロな美女。どことなくイ ボミに似ている!?

取材・文=野中真一
撮影=高橋淳司

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