「221CB」「222CB＋」のヘッド機能を絶妙にアシストする N.S.PROの存在。

最新軟鉄鍛造アイアンの結論──
“B”の精度を信じろ!
［検証編］

クラブ選びで常に課題となるのは、自分にとって最適なスペックを選び出すことだ。
「221CB」、「222CB＋」のベストスペックは何か？
関雅史プロが検証する。

221CB × MODUS3

スピンコントロールのスキル、
ダウンブローショットに
ヘッド&シャフトが応える

「221CB」のソールは、プロや上級者・熟練者などのダウンブローショットに対してうまくバウンス効果を発揮させて、しっかりヘッドを抜いていけるソール機能が特徴的ですが・・・そもそもダウンブローに打っていきたい目的は、スピンショットを打ちたいから。いわゆる“めくれる”ような弾道で、タイトなピン位置でもしっかり狙ったグリーン上のエリアにボールを止めるために要求される、アイアンショットの巧みなスキルに応えるのが「221CB」なんですよね。

ダウンブロー強めのショットに
ベストなバウンス角を発揮する
「221CB」のソール

ダウンブローに好相性の2モデル

×TOUR105
ツアー選手の多くが好む手元からしなる特性は、シャフト全体のしなりにもフィーリング的に貢献し、ダウンブローが作りやすい。スタンダードよりやや軽量タイプですが、シャフト全体の剛性は高いため、弾道が抑えられやすい。「105」でやや軽いな、と感じるなら特注の「115」がベストです。

×TOUR120
使い手を選ばないマイルドなしなりが特徴で、いろんなテクニックに対応できるシャフトが「120」。中間のしなりが大きいため、「105」よりも打ち出し角は高くなる傾向にあるが、基本的に弾道操作がしやすいシャフトなので、個人的には最初に試して欲しいスタンダードな１本だと感じています。

222CB+ × 950GH NEO

スボールをクラブで上げる
ヘッド&シャフトの
ベストマッチング

「222CB＋」のフラットソールは、しっかり打ち込むタイプではなく、インパクトエリアが緩やかなゴルファーにベストな働きをします。ボールを払うように打っていきたいゴルファーにとってバウンス強めのソールは、かえってインパクトロフトを減少させる逆効果でボールの上がりやすさを阻害するため、ソール幅で抜けを促進させるフラットソールは緩やかなヘッド軌道にマッチングがいいのです。ドライバーをアッパーブローで高弾道を打つショットイメージのゴルファーは、「222CB＋」がうまくマッチします。

緩やかな軌道のショットに
ベストな抜けを提供する
「222CB＋」の
フラットソール

高弾道×高弾道 ベストマッチング

×950GH NEO
「950NEO」は中間部のしっかり感でショットの安定性を生み出し、先端部の加速感で高打ち出しをサポートするシャフト。飛び系アイアンの打ち出し角をサポートするために生み出された機能は、「222CB＋」のボールの上げやすさ（拾いやすさ）にもベストマッチング。インパクトの緩やかなヘッド軌道をシャフトがうまく促してくれますね。

試打・解説
関雅史プロ
せきまさし、1974年9月28日生まれ。ゴルフフィールズでレッスン&フィッティングに従事。メディアではQPさんの愛称で親しまれている。

N.S.PROの各モデルの機能性はYouTube、「日本シャフトチャンネル」で配信中！