1. HOME
  2. 特集
  3. 吉田直樹コーチの残念な飛距離ロスを解消させる効率スイングのメカニズム|01
特集

吉田直樹コーチの残念な飛距離ロスを解消させる効率スイングのメカニズム|01

特集

突然ですが、思うように飛ばせていないなら、騙されたと思って“腰の高さ”でテークバックを完了させてください。

そして“腰の高さ”から、バケツの水を
目標方向へぶちまけるように、
クラブをフォロー側に大きく振りましょう!

そう強調するのはプロコーチの吉田直樹さんだ。ツアープレーヤーのフォローは例外なく大きくダイナミック。では私たちアマチュアゴルファーはプロのようになぜ大きくフォローを出していけないのか。思うように飛ばせない理由と直結しているかもしれない。

「飛距離に悩まれているアマチュアゴルファーの皆さんは、主にバックスイングにゴルフを集約しすぎです。飛ばしたい一心でクラブを大きく振り上げ、インパクトまでの助走距離を取りたがる。バックスイングが大きければ大きいほど、それを精度良くインパクトまで振り戻すのは至難になりますし、何より助走距離の長さは、力みや手打ち・アウトサイドインのカット軌道の原因である余計な動作を生んでしまう。ゴルフスイングはもっとフォロー側でスピードを上げ、弾道コントロールしていくフィーリングを養っていくことが大切です」。

飛ばしたければ、大きいトップを取る…至極真っ当な動作であるが、私たちは何か勘違いをしてしまっているのかもしれない。

「例えば野球のピッチャーはテークバックから大きく投球方向へステップした力を利用してスピードを出し、フォロー側でボールをコントロールしています。ボールを飛ばす、コントロールする、というスポーツは例外なくフォロー側の大きさやフィーリングが大切。クラブを強く振り戻したいがために大きなテークバックを取りたがり、それ以降の動作にパワーが連動できないのはアマチュアゴルファーの弱点であり、ゴルフスイングの代表的な勘違いでもあります」。 

効率いい動きが
実戦で生きる
飛ばしに繋がる!

レッスン担当
吉田直樹コーチ
よしだなおき、世界の著名なコーチに師事し、左骨盤を支点とした理論「Left Pelvis Swing」で多くのアスリートを指導。小祝さくら、脇元華、谷原秀人、上井邦裕らを指導中。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。