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食トレで変わる、その一打! Vol.17 水分補給に“+ハーブ”で自律神経の食トレ

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リラックス効果でスコアアップ

夏本番、酷暑の中でもBUZZ GOLFの読者の皆様は目一杯、ゴルフを楽しまれていることでしょう。小まめな水分補給を心がけ、熱中症対策は万全にしておきたいものです。さて私たち人間は水を飲むと胃や腸が刺激を受けて、副交感神経が活性化します。夏冬関係なく小まめな水分補給を心がけることで身体はリラックス状態となって、集中力や判断力が高まるため、ゴルフでのスコアアップも期待できるのです。その効果を高めるため水に「ハーブ」をプラスしてみませんか。

料理などでは使い切るのが難しく、意外と余りがちなハーブ。ダメにしてしまう前に、ハーブウォーターを作ることをオススメします! 作り方は簡単、ペットボトルの水に適当な量のハーブを入れるだけです。夏のベランダ菜園でも、ハーブは使いきれないほどに生い茂ります。ペットボトルにハーブ水を作って、ラウンド時に持参しましょう。

①バジル

マルゲリータなどのイタリア料理でお馴染みのバジル。新鮮なバジルはフレッシュでとても爽やか、スパイシーで甘い香りが料理のアクセントになります。その香りには緊張や不安をゆるめ、リラックスさせる作用があります。また、夏場の食欲不振にも最適! 胃腸を温めて消化を促してくれるのです。また体内で必要に応じてビタミンAに代わるβカロテンや、ビタミンCも豊富。相乗効果で強い抗酸化作用を発揮し、日々のストレスから身体を守ってくれるでしょう。

②ミント

気持ちを切り替えたい時にオススメしたいのがミント。バジル同様、心を落ち着けたり、消化を促す作用があるほか、血流を促して頭痛や生理痛などの痛みを和らげる効果も期待できます。イライラしやすい人や偏頭痛持ちの方は、ぜひ試してほしい! 酷暑時期には、ミント水を凍らせるのもオススメ。メントールの爽快な香りがする冷水は、リフレッシュにも最適です。

③ローズマリー

ピネン、カンフェン、シネオールなど、まさに森林浴気分にさせてくれる香り成分です。森林浴には副交感神経を高める働きがあると言われています。また柑橘類などにも含まれる香り成分リモネンには、副交感神経とともに交感神経も刺激する働きがあります。後ろ向きで自信が出ない時や、気持ちが緩みすぎてしまっている時にもオススメです。さらにローズマリーには抗酸化物質が多く含まれています。中でもロズマリン酸の強い抗酸化作用には、脳を活性化する働きも期待されています。

石松佑梨
いしまつゆり。管理栄養士、数々のトップアスリートたちをサポートする食トレのスペシャリスト。著書の「過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー」(かんき出版)はアスリート必携の1冊だ。

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