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短期集中連載 『Grip Feel is everything!』

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ゴルフクラブを“握る”部分、グリップのフィーリングって凄く重要です。
そんな当たり前な大切さ・・・皆さんは正しくこだわっていますか。

Grip Lesson2
長く愛用されたクラブこそ
グリップが交換信号を
発信していますよ!

Lesson!
グリップ表面の状態は健康ですか?

早速ですが今、お使いのクラブセットのグリップの状態は健康でしょうか? グリップが健康? あまりそんなことを気にしたことのないゴルファーには疑問です。まずチェックしてほしいのは表面の凹凸デザインは健在か、ということ。ゴムの表面にデザインされた凹凸のデザインはいわゆる“滑り止め”を担い、グリップ力を促進させる効果を生みます。ただこの凹凸、しばらく使用すれば必ず表面が摩耗して、グリップ力は低下してしまいます。1年以内にご購入されたクラブなら、まだ凹凸は健在でしょう。ただそれ以上、2年、3年〜と愛用されているクラブは、今すぐにグリップ力を疑いたい。日々のミスショットの原因になっている可能性は大ですし、何より雨天時にはグリップ力が不安定で確実に滑ってしまいます。

グリップに永久保存のパフォーマンスを望んではいけません。グリップは消耗品であり、そのままに放置していても経年劣化で機能は低下していきます。表面にペタペタ感を感じるならできるだけ早く交換したい。ツアーで活躍するプロたちは、その重要性をよく知っているため、1〜3ヶ月という頻度でグリップ交換を必ずしています。

長く愛用されたクラブこそ、グリップが交換信号を発信していることを知っておきましょう。

OLD

表面がテカテカで凹凸が浅くなっていたら、問答無用でアウト!

Lesson!
最新グリップはグリップ力&耐久性が
素晴らしく向上している

さてグリップ交換ですが、私たちのようなアマチュアゴルファーがプロゴルファーのような頻度で交換するのは、実際かなり荷が重いですよね。安心してください、最新グリップは最新素材や表面のパターンなどが研究され、グリップ力&耐久性は素晴らしく向上していて、グリップ交換頻度や期間を長くしてくれます。

例えば世界のツアープレーヤーに愛される「ラムキン」の場合、『GENESIS MATERIAL』(ジェネシスマテリアル)という素材を独自で開発しています。特殊素材による特徴は耐久性がとにかく高いこと。長期間使っていても同じフィーリングを維持できるんです。

表面の『FINGERPRINT TECHNOLOGY』(フィンガープリントテクノロジー)は、まるでタイヤのドレット同様に水分を溝に逃す効果があり、雨天でも変わらぬグリップ力を発揮してくれるのです。

クラブやシャフトは日進月歩で進化しています。クラブを構成するパーツはグリップがあることも忘れてはいけませんし、グリップもまた日進月歩の進化を歩んでいるのです。

NEW

FINGERPRINT TECHNOLOGY
従来は滑り止め効果を強調するためにコードグリップ(表面に糸を練り込んだ)が定番でしたが、硬いフィーリング要素が加わっていました。タイヤのドレットのような効果で溝から水分を逃す技術として搭載。最新グリップはコードを必要としなくなりました。

ラバーの弱点を克服した
ラムキングリップの新技術
GENESIS MATERIAL
●温度差による変化が極端に少ない
●紫外線による劣化に強い
●粘着性ある表面
基礎知識

LAMKIN GRIP
1925年創業の老舗グリップブランド。代表モデル「クロスライン」は多くのツアープレーヤーがこよなく愛し、数々の勝利に貢献してきた。昨今は多くのメーカーがOEMグリップとして「ラムキン」を採用。代表的なメーカーはテーラーメイド、ヤマハ、マジェスティ、PXG、ミズノ(グローバルモデル)など。お使いのゴルファーは今一度、そのグリップ力を意識して体感してほしい。

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