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超孤独のヘナごる飯 第4食|ヘナごる!? ゴルフ珍道中記 2nd SEASON

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孤独を愛するヘナごるさんには仕事やゴルフで大失敗したときに行く馴染みの店があるそうだ。
今日はまさかのハーフ『75』で、10年振りに130を叩いてしまったボロボロな1日。
そんな夜に向かったのは──。

中華料理 炎麻堂
赤坂店

住所

東京都港区赤坂3-17-8都ビルB1

営業時間

11:00〜16:00(ランチ営業/月曜〜金曜)、
18:00〜23:00(ディナー営業/月曜〜金曜)※土日祝日は休み

電話

03-3224-0550

熱い! 美味い! 辛い!
赤坂の名物麻婆で
「トリプルパー」に喝!

「元気出してくださいよ。僕も『109』でしたから」(編集部I)
「……」(ヘナごる)
「どうしたんですか。帰りの車でもほとんど喋ってませんし」(編集部I)
「18番の『トリプルパー』で、もうゴルフやめたくなったよ」(ヘナごる)
「そんなこと言わずにご飯でも食べて帰りましょうか」(編集部I)
「じゃ、赤坂でも行くか。たまに行く店があるから」(ヘナごる)
いつもより口数が少ないヘナごるさんが向かったのは赤坂にある「炎麻堂」という中華料理店。一見さんにはちょっと入りにくい雰囲気だが19時過ぎに行くと店内はほぼ満席。ヘナごるさんは10年以上前から1人で通っていたそうだ。

「落ち込んだときに、ここの麻婆豆腐を食べると元気になれるんだよ」(ヘナごる)
テレビ番組や雑誌でも取り上げる赤坂でも有名な麻婆豆腐らしい。メニューには1カラ(甘口)から5カラ(激辛)まであったが、ヘナごるさんが頼んだのは8カラ。常連さんには5カラ以上も裏メニューで出しているそうだ。グツグツと煮立った8カラの麻婆豆腐を食べはじめたヘナごるさんは「アツイ!」「カライ!」「ウマイ!」と何度もいいながら、あっという間に完食。

「辛いんだけど、もう一口、もう一口って箸が進むんだよね」(ヘナごる)
熱々の麻婆豆腐は最初に奥深い旨みが広がって、徐々にパンチのある辛さが来るので刺激的でヤミツキになる。話を聞くと四川省で最高級の「ピー県豆板醤」など10種類以上の豆板醤をブレンドすることで独特の“辛ウマ感”を出しているそうだ。ヘナごるさんは「よだれ鶏」「さくさく餃子」「たたき胡瓜」を追加注文。

「ここの『よだれ鶏』はピリ辛のラー油にジューシーな鶏肉がマッチしていてビールに合うんだよね。あと、辛い料理を頼んだときは「たたき胡瓜」が口の中を清涼感で癒してくれるよ」(ヘナごる)
麻婆豆腐を食べたヘナごるさんはすっかり元気になっていた。

「最後の『トリプルパー』はメンタルの問題だったよ。やっぱりゴルフは気持ちで負けちゃダメだ! 同じコースでリベンジしてやる」(ヘナごる)
帰りの車中からTBSの社屋が見える。同社名物番組のようにヘナごるさんは麻婆豆腐に「喝!」を入れてもらったようだ。

炎麻堂の麻婆豆腐は元々、料亭のまかない料理だったものをお店で出して大人気になったところからはじまった。

オリジナルのラー油が効いた「よだれ鶏」(1000円)も人気メニュー。「さくさく餃子」(6個・550円)はクワイという水野菜が独特の食感を生んでいる。

2003年に赤坂店がオープンし、現在は神田店、三軒茶屋の3店舗を展開。お昼はサラリーマンで行列ができている。

取材・文=野中真一 撮影=田中宏幸

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