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MIZUNO×BUZZ GOLFコラボレーション号 発行
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昨年、ドライバーは話題のカーボンウッドが登場。
その優位性を世に大々的に披露し、市場の話題を奪ったのは記憶に新しい。
多くのギアファンが期待するのは、それに追随する新たな存在だ。
満を持して日本メーカー一番乗りとなるカーボンフェースを搭載し、新たなフェーズへ歩んだのはつるやゴルフだ。
――いよいよカーボンフェースに追随しましたね。
島本 世の中的にはそういう見え方ですよね。カーボンフェースは先陣メーカーのおかげで脚光を浴びましたが、つるやゴルフでもこれまで20年以上の月日をかけてカーボンという素材を研究してきました。カーボンフェースに注力したのは5年前、およそ50以上の試作を繰り返し、強度・スピン性能・反発性能・打球感、そしてゴルフルールをクリアするという数々の問題を乗り越えてきました。ところでカーボンを採用するメリットはどんなことにあると思いますか?
――軽くて硬い素材特性を活かした余剰重量の獲得でしょうか。
島本 もちろんメリットの一つですが、他社と違うのは反発性能と寛容性の両立・向上を追求した開発が実現できることを最大のメリットとして注目していました。
――反発性能? カーボン=弾く、という感覚があまり想像できません。
島本 「アクセルGFドライバー」に採用したカーボンフェースは、中央部が薄くインパクト時に大きくたわみます。素材性質を用い大きくたわむボディとのコンビネーションでボールと同じ硬度に近づけることができ、衝突エネルギー効率がアップ。かつて飛びを牽引した技術“高反発”(現在ルール非適合)と同じような物理現象でボール初速がアップします。
――高反発の衝撃と同じような感覚が得られるんですね。
島本 さらにヘッドとボールのたわみと復元のタイミングを同調させることでエネルギー効率をさらに高めます。インナーの後方ウェイトがインパクトの衝撃を押し返す動的作用も生み、初速アップだけでなくミスヒット時にも安定したボール初速を提供できる寛容性にも貢献します。
――カーボンを採用するメリットはドライバーのポテンシャルそのものが向上できるわけですね。
島本 その通り、しかし「アクセルGFドライバー」のカーボン技術はあくまでターゲットプレーヤーに恩恵を生むためのもの。軽量ドライバーを手にして飛距離アップしたいアマチュアゴルファーのインパクト条件に最高の反発性能と寛容性を発揮できる技術なのです。
AXEL GFドライバーのカーボンテクノロジーは
エネルギー効率アップの構造
フェース、そしてボディにカーボンを多く採用したのがつるやゴルフの新モデル「アクセルGFドライバー」だ。
目を見張る新技術の数々に私たちアマチュアゴルファーはどんな恩恵を得ることができるのだろうか。
A カーボンと言われないとわからないぐらいに打球音・打感が素晴らしい
過去のカーボンドライバーはチタンドライバーに比べて、フィーリングが劣る感じが否めなかったですが、「アクセルGFドライバー」はそれを十分に払拭する素晴らしいフィーリングがあります。
A フェース面がたわみ弾き返す感覚を間違いなく感じる
フェース面が大きく撓んでいる感じ、ソフトな打感として。“ボールをつかむ”打感のやわらかさがとても好印象。ミスヒットしても安定した初速感があってロスなくクラブが打たせてくます。
A 直進性の強さはアクセル史上1番
とてもいい直進性があります。初速・打ち出し角・スピン量、飛びの三要素のバランスが優れている証拠であり、軽量ドライバーを選ばれる方のスピードに最適の条件をインパクトで実現できている証拠です。
SPEC
●ヘッド体積/ 460 ㎤
●ロフト角/ 10.5度
●長さ/ 46 インチ
●総重量/ 280g(R)、283g(S)
●価格(税込)/ 96800円
歴代の「アクセル」を打って私が感じる良さはオートマチックさ。クラブがトータルでスイング軌道に対してスクエアに保ってくれる感覚が、「アクセルGFドライバー」でも見事に継承されていて嬉しい。様々なタイプのボールでテストしましたが、打感のフィーリングが一定で、ヘッド自体がボールとの相性のよさがあると感じる。カーボン=たわむ、という素材特性が、飛ばし&やさしさに有利であることを「アクセルGFドライバー」から感じることができました。
問い合わせ/つるや株式会社 TEL06-6281-0113
つるやゴルフ
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