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ブレないPINGがいよいよブレた!? 嘘!? やさしさからとことん飛びへ!? 新作「G440ドライバー」、 異例のコンセプトチェンジ!

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創業者カーステン・ソルハイムは、手に乗せた息子ジョンがバランスよく(重心をキープして)立っている写真をヒントにし、トゥヒールバランスのパターを生み出す。
機能的クラブが、“やさしさ”をキープできる“重心”設計なくしては成り立たないPINGの起源であるが・・・

近年、日本市場においてPINGのドライバーは確実な地位を築いているのは間違いない。
PINGの象徴とも言える機能“やさしさ”や“安定性”がゴルファーの信頼を勝ち得ている証拠だが・・・ 新作は“飛び”をとことん追求したという。
PINGの良さが消えてしまうのでは?・・・
そんな衝動的心配にアメリカから“信頼のANS(W)ER”が届く。

飛距離と寛容性を両立できる
〝飛び重心〟に近づけた
新作G440ドライバー

「G440ドライバー」のキャッチコピーは“衝撃の飛び重心”だ。しかしこれまでの経験上、ドライバーというクラブに飛びとやさしさはなかなか両立し難いことは知っている。PINGはやさしさがあるから振り抜ける、そんな信頼感が飛距離性能そのものだと感じていた。しかし“PINGは飛距離より安定性”という多くのゴルファーのイメージがあることも否定はできない。
「PINGは『G』の開発においては、深低重心、高慣性モーメントをいつも追求し続けて、“ブレないドライバー”を開発してきました。その過程において機能・技術を盤石にできたことで、新たなフェーズへ開発の挑戦ができるようになりました」。

そう応えてくれたのは米国・PING GOLFの社長、ジョン・K・ソルハイム氏だ。代々「G」シリーズの開発責任者を歴任している。
「『G440』の開発におけるテーマは、すべてのカテゴリにおいて初速と飛距離性能を向上させること。様々な最新技術の恩恵により、重心を我々が理想とする“重心ライン=飛び重心”(より低く深い位置)の近くに配置し、インパクト時のエネルギー伝達を最大化させ、それらを実現させました。もちろん我々の代名詞である“寛容性”を維持しています」。

G440ドライバー、軽量化の進化が実現させる
飛び重心=深低重心

余剰重量を限界まで獲得し、ヘッド重量の約15%もの重量を後方へ集約させてエネルギー伝達効率を高める理想の重心ラインに近づけた
※全ての数値はPING調べ(前作比)

「G440」はこれまで同様、「MAX」、「SFT」、「LST」、そして軽量の「HL MAX」、「HL SFT」がラインナップされている。
「私たちはプレーヤーを無視した開発は絶対にしない。初心者から上級者、それぞれのモデルにおけるターゲットに対して最も恩恵が高い要素をクラブに取り入れ、何かを犠牲にすることなくトータルパフォーマンスを向上させることがポリシー。飛距離はもちろん、ルックスや打感、打球音、そして寛容性をゴルフ場で体感してほしい」。

PINGには“前作を上回らない限り、発売はしない”という絶対ポリシーがある。「G440」はこれまでの信頼を裏切らない性能をキープしつつ、単純に飛距離性能が付加されたことを意味する。PINGはゴルファーを裏切らない。完全な一人のファンとして恐縮だが、それは保証したい。

PING GOLF米国本社 3代目CEO
ジョン・K・ソルハイム氏

右ページで赤ちゃんを抱えるのは私の祖父でPINGの創業者のカーステン・ソルハイムです。祖父は元々、航空宇宙産業のエンジニアで継続的かつ測定可能な改善が必須であることを学び、その考えをゴルフクラブの設計に最初から取り入れました。常に前作を超える事を求め、最新技術の研究やデザイン改良に努めました。この理念はPINGが掲げる指針の一部として絶対です。おかげさまで日本のゴルファーの皆さんにも、PINGの新製品が前作よりも優れていることに期待をいただけています。継続的な製品改良は容易ではありませんが、前作超えをする製品を生み出す為に、私達は日々全力を尽くしています。

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