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スイングがシンプルになるキモをお教えしましょう。ツアープロコーチ大西翔太のゴルフスイング開眼メソッド【1】

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巷には多くのゴルフ理論がありますよね。
どれもこれもじゃ、アマチュアゴルファーの皆さんを混乱させてしまう原因にもなりかねません。
でもそれらって一つの目標のためにあると翔太コーチは言います。

結局、ゴルフ理論の全ては、ゴルフクラブ特有の重心を正しく扱うためにある。

ゴルフスイングに様々な守り事が存在するのは、ひとえにゴルフクラブを正しく扱うためのものです。ゴルフクラブという道具はシャフトの先に飛び出たフェースでボールを捉えなければなりません。つまり野球のバットのようにグリップを握る延長線上に重心が存在しない、偏重心特性だからこそ難しい。
とくにゴルフクラブは、常にフェースが開きやすい重心特性を持っており、これをうまく扱えていないことが、スライスなど飛距離をロスさせるあらゆる間違った動作の全ての源であり、ゴルフスイングを難解にさせている原因そのものなのです。

全く異なる動きをしなければならない。

青木 ゴルフスイングは回転運動だと言われているよね。
大西 そう、でも正しくは、“上半身は回転運動”、“下半身は体重移動”を担うべきで、それぞれの動きは分離させて考えるべきです。伸び悩まれたり、スイングを複雑に考えすぎるアマチュアの皆さんは、上半身と下半身が同じ動きをしていることが多く、メディアで発信されるレッスン内容がリンクしなく困惑させてしまっています。
青木 なるほど・・・でも上半身と下半身を分離させるなんてアドバイス、これまでなかったもんね。
大西 考え方はあったと思いますが、言葉で可視化することって案外難しい。上半身はコントロールを担い、下半身は出力を担う、だから役割そのものが違うってことを理解すれば、スイングはシンプルになっていきます。

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