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BUZZ GOLF 2020年7月号 発行
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フォーティーンのオウンドメディアであるYouTubeチャンネル「14TUBE」では、同社企画部の池田純さんとMCを務めるモデルの肥野竜也さんによる様々なチャレンジ動画が楽しいが……
同チャンネルの真の目的はMC肥野さんが挑戦している競技ゴルフの関東予選突破をサポートすることだ。「14TUBE」がスタートして丸2年、その活動の中、ずっと池田さんが懸念していたのが肥野さんのアプローチショットの感覚だ。どこかに恐々とこなしている雰囲気が漂っていた。
「14TUBE」でMCを務める肥野竜也さんは、ベストスコア68、ハンデ+0・1のシングルゴルファーであり競技アマだ。目指すはミッドアマ選手権の日本大会への出場。その狭き門のクリアをフォーティーンが「14TUBE」の活動を通してサポートしている。そしてもう一人、MCを務めるのがスタッフの池田純さん。元々、日本アマチュア選手権にも出場経験があるトップアマであり、自身の経験を通して肥野さんへ様々なスコアメイクのアドバイスをしている。その活動の中で池田さんが懸念していたのは肥野さんのアプローチショットだ。
「とにかくインパクトがどこか恐々で不安定な雰囲気がある。もちろん上級者だけにカップに寄せていますが、ザックリやトップなど大きなミスと常に隣り合わせの感覚がありました」(池田)
「池田さんのご指摘通り、ウェッジに関しては不安がつきまとっていました。どう刃(リーディングエッジ)を、ボールと芝の間に入れるか・・・シビアに考えれば考えるほど、手先が萎縮してミスにも繋がっていた。ザックリを恐れてトップボールになる、そんな危険ばかりが気になって“寄せる感覚”を忘れていました」(肥野)
ウェッジのパフォーマンスの命はソールにある。ソールの役目はヘッドがボールへアタックする入射角度によって最適が変わる。昨今、ウェッジは様々なソールタイプがラインナップされ、プレーヤーがベストを選べるが、共通して言えるのはその特性がシビアであることだ。
「フォーティーンのウェッジも、これまでプロゴルファーをターゲットとし、『MT-28』や『RM』といったツアーウェッジでソールパフォーマンスの進化を牽引してきました。私も実際にそれらを使って競技に出ていましたが、肥野さん同様にインパクトにストレスを感じていた。シンプルに“寄せワン”を狙っているだけなのに・・・。ツアープレーヤーのようなスーパーテクニックに対応したウェッジではアマチュアゴルファーには難しすぎる、と常に考えていました」(池田)
シングルゴルファーの肥野さんでさえ、アプローチショットをシンプルにこなせないプレーに苦しんでいる。そして池田さん自らの競技経験で感じていたツアーウェッジへの疑問。それらを解消するために、従来にはない着眼点で開発されたのが新作「RM-α」。挑戦を止めないアマチュアゴルファーのための新カテゴリウェッジだ。
肥野 「RM-α」、芝の上を“ツルンッ”と滑るようなソール効果がてきめんで、意識せずともボールが簡単にフェースに乗せていける今までに感じたことのない感覚に驚いています。
池田 ソール機能はウェッジ性能の要です。肥野さんが感じた感覚を生んでいるのはリーディングエッジの丸み。この部分のほどよい丸みがヘッドの入射時にバンパーとなって芝とボールの間に入りやすくなり、ソールが芝面をうまく滑るように抜けの良さを牽引しています。
肥野 よくウェッジショットの成功は“ソールを使う”ことと言われますが、初めてその経験をしたように感じます。
池田 「RM-α」を使えば肥野さんのように感じるアマチュアゴルファーは必ず多いはず。それほどツアーウェッジの使い勝手はシビアです。「RM-α」はやさしさだけでなく、ツアーウェッジの使いやすさも踏襲した三日月形ソール形状としてフェースの開閉にも対応します。
肥野 ストレートネックでフェースも開きやすい。必要に応じたテクニックも十二分に発揮できます。何よりボールへのコンタクトにストレスを感じない。
池田 ショートゲームはもっと“寄せる”意識を集中させるべき、絶対この感覚が必要です。肥野さんのような競技者はもちろん、シングルハンデを目指す全てのアマチュアゴルファーに対して、「RM-α」は必ず貢献します。
肥野 懸念していたショートゲームの不安が解消されました。来年こそは競技ゴルフで1歩前進できるよう、挑戦を続けます!
「RM-α」
ソールの寛容性
リーディングエッジに緩やかなバンパーを持たせることで、手前の芝からソール面が理想的にコンタクトしてザックリにならない。
ストレートネックでフェースの開閉がしやすいため、ロブショットなど状況別のテクニックにも対応。バンカーショットでは広いソール面が効果的に働いてシンプルに脱出できる。
フェース面のロフト別レーザー研磨により46〜54度のローロフトウェッジはスコアラインに沿った仕上げでスクエア感を強調。
ローロフトウェッジのフルショットもやさしい。「シビアなウェッジ感というよりも、アイアンセットの流れで狙えるシンプル感が安定感に繋がります」。
Dステップブレード&
新逆テーパーブレード
バック面ソール連結部を限界近くまで鍛造製法で絞り込み余剰重量を獲得。トゥ側にボリュームを持たせたD-ステップブレード設計は左右方向のブレに強く、トゥ側ブレード部に厚みを持たせた新逆テーパーブレード(ソールボリュームとのコンビネーション)で上下方向のブレに強くなっている。
あらゆる状況下で
安定のスピン力を発揮
フェースの平面精度とルールギリギリの溝形状をさらに進化させた新ハイスピンミラー鍛造フェースはあらゆる悪条件でも安定のスピン性能を発揮する。
58度は3タイプのソールをラインナップ
「RM-4」のHソール形状を継承しつつ、「DJ-5」の新ユニバーサルソールのやさしさを融合させた。58度はバウンス角14度のHソール、11度のMソール、8度のLソールと、プレーヤーの個性(ヘッド入射角)にマッチするラインナップ。
RM-α
SPEC
●ヘッド素材/軟鉄(S20C)鍛造(新ハイスピンミラー鍛造フェース、D-ステップブレード設計)
●ロフト角/46、48、50、52、54、56、58、60度
●価格/ニッケルクロムメッキ・パールサテン仕上げ:28600円(税込)
●シャフト/N.S.PRO TS-114w-
Ver2 スチールシャフト(WEDGE/125g)、N.S.PRO TS-101w スチールシャフト(WEDGE/111g)
問い合わせ/株式会社フォーティーン
TEL027-387-8760
株式会社フォーティーン
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