NEW TOUR B X/XS
ゴルフボールにおける
高慣性モーメント化の恩恵
「中間層の高剛性化により、コアとの比重が揃ったことでボールの慣性モーメントが高まりました。タッチが変わるほどではありませんが、ロングパットでもうひと転がりを期待できます。こういった細部へのこだわりも今後のボール開発における新たなテーマになってくるかもしれません」(木村さん)
中間層の
高剛性がもたらす
フルショット領域の
さらなる安定力
日本男女ツアーで「TOUR B X/XS」(2022)を使用する全ての選手たちは、その性能を完璧と称した。「本音を言えば性能を変えないでほしい」、そんな声もあるほどだ。開発陣としては1試合、1試合のサポートを通じ、細やかな選手とのコミュニケーションを繰り返すうえで、一つの進化の必要性に辿り着く。
2023年12月にPGAとLPGAの男女タッグで競うグラントソーントン招待にジェイソン・デイが出場。NEW「TOUR B X」の実戦デビューとなった試合において見事優勝を挙げた。「横風に強い点がとても気に入っている。実戦で感じたのは40ヤードのアプローチで、よりおとなしい打感となってコントロール性を有利に感じたこと。素晴らしい進化を遂げていることを実感した」とコメントしている。
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