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BUZZ TALK Vol.142(宮田 成華)

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優勝争いを1試合でも多く!
そして初シードを獲得したい!

——BUZZ GOLFの私見ですが、宮田プロは国内女子ツアーを代表するベストスインガーの一人だと思います。

宮田 いえいえ、とんでもないです。ありがとうございます。

——どんな練習をされてきたのですか?

宮田 私のスイングのルーツは坂詰和久コーチです。中学から高校を卒業するまでの6年間、ほぼ毎日坂詰コーチのレッスン施設に通いました。当時やっていたことは…とにかく素振りをやっていました。スイングの基礎となるフォームをしっかり養うためです。ショット練習はほぼハーフスイング、身体と腕を同調させるためです。坂詰コーチには昨季からまたお世話になっています。

——ザ・基礎練習の賜物なのですね。

宮田 はい。フルショットをするとどうしても身体の回転から腕が離れる。だからあまり闇雲にボールを打つことはなかったように思います。

——飛距離も出ますよね。今号の特集は〝飛距離アップ〞、何かアドバイスを頂ければ嬉しいです。

宮田 うーーん、飛ばしたいと思って飛ばしているわけではありませんので、アドバイスは出来ません(笑)飛ばし屋ってみんなそうだと思います。ただ明確なのは、トレーニングは絶対必要ということです。

——アイアンショットの切れ味も抜群ですよね。

宮田 確かにパーオン率はそこそこ高いと思いますが、それだけでは勝つことはできません。今の女子ツアーはビッグスコアが当たり前になっていて、〝そこそこ〞では結果を残すことは出来ません。
ピンに絡むショットを多く打ち、バーディチャンスを多く作らなければ上位では戦えません。オフシーズンでは主にショット精度のアップに取り組んできました。

——2023年は資生堂レディスで優勝にあと1歩の戦いをされましたね。

宮田 はい、今季は1試合でも多く優勝争いの舞台で戦いたい。まだキャリアの中で、シード権を獲得した経験もないので、今年こそは獲りたい。毎週とにかく前向きに頑張りたいと思います。

CLUB SETTING PERFORMANCE(キャリー)

キャロウェイがメインのセッティングの中、オノフKUROのユーティリティを組み込んでいる理由はとにかく完璧だから。操作性の良さをイメージできる形状、ボールの上がり方、イメージ通りの弾道、そして打感、打球音に至るまで私好みです(宮田プロ)

みやたなるは、1997年11月7日生まれ、東京都出身、日立建機日本所属。
撮影=高橋淳司 取材協力=Kochi黒潮カントリークラブ

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