1. HOME
  2. 特集
  3. パーツブランドが発信する最新技術! 「メタル流カーボンの最適活用法。」
特集

パーツブランドが発信する最新技術! 「メタル流カーボンの最適活用法。」

特集

2022年は“カーボンウッド”でスタート、今年はとにかくドライバーの“カーボン”素材に沸いた。
なら、今年の締めくくりは“カーボン”で締めよう。
ナショナルブランドにはない新発想の使い方に納得だ。

最も飛ばせる、最もミスに強い
新しい発想

ゴルファーはいつも外ブラの技術に一喜一憂する。確かにその内容はセンセーショナルだが、ギア好きなゴルファーの皆さんには日本のメーカー、その中でも地クラブと呼ばれるパーツブランドの技術や発想にも注目して欲しい。その最有力が神戸発「メタルファクトリー」(以下MF)である。

ドライバーの飛びの指標として、フェース面のCT値というデータがあるのはご存知だろうか。いわゆるフェースの反発度合を指すこの数値のルール適合上限は257μsとされている。今では多くのメーカーが上限ルールギリギリのCT値を確保する厳しい検品を実行するが、それをスタートさせたのが「MF」、今から約12年も前の話だ。時が経ち、「MF」はアマチュアゴルファーが実戦で結果を出せるやさしさのクラブを最新技術で追求しているが、新作のそれもじつに面白い。

写真をご覧いただきたいが、新作「MF A10-STR-」のヘッド、トゥ側に軽比重素材のカーボンが採用されている。一風変わったカーボンの使い方だが、ヘッド・ヒール側に14gのステンレスウェイトが搭載されていると言えば、クラブに詳しい方ならすぐにその意味を推測できるだろう。トゥヒールで発生する約10倍もの重量差は、ヘッドターンをスムーズに加速させる効果を生むのである。さらに面白いのが、非常にオフセンターヒットに強いヘッドに仕上がっていることだ。通常、オフセンターへの強さはトゥ側を重たくして慣性モーメントを高める方法が用いられるが、それとは全く逆の発想。トゥ側を軽くし加速するスムーズターンの動的パワーは、つかまり機能が必要なアマチュアゴルファーほど大慣性モーメント以上の効果を発揮できるのである。

「メタルファクトリーA10-STR-」は安定した初速と最適スピンを生み滞空時間を生み出すドライバーだ。大手メーカーにはない発想、そして技術力の全ては、この記事を読んでいただいているアマチュアゴルファーのために注がれている。

METALFACTORY A10 -STR-

ファンにはお馴染みとなったスカイブルー、コスモブラックの2タイプのカラーリングで展開。モデル名の「STR」はトゥヒールの重量ギャップによって生まれる未知のスイートエリア(ストラトスフィア)を意味している。

問い合わせ/朝日ゴルフ株式会社 TEL078-793-8440

撮影=田中宏幸

  1. ムライ ヨシハル

    メタルファクトリーA10 ドライバー買いました。練習場のボールを打つと飛びませんが市販なボールを打つと大変飛びました

  1. この記事へのトラックバックはありません。