やさしさ、飛び、寛容性などクラブヘッドのパフォーマンスを高機能化するには、必ずヘッド内に余剰重量を獲得し、性能の鍵となる箇所へ重量を効果的に配置することが条件となる。
それはアイアンでも同じこと。ミズノがこだわる軟鉄鍛造(一体型)という制限のある設計開発で、限界までそれに挑んだのが「Mizuno Pro 920」である。
「Mizuno Pro 920」のダブルポケットキャビティ構造は、軟鉄鍛造でありながら限界まで余剰重量を獲得し、慣性モーメントがアイアン市場でも最大級に達して圧倒的に打点ブレに強く、深重心化でボールの高さの安定を確保。そしてフェースの薄肉化で反発性能を高めることができた。
「例えば7番アイアンで狙っていたところを、8番アイアンで狙えるようになったら、やさしい。それがロフト、長さと従来と変わらない設定で狙えるのがミズノの理想です。もちろん過度なストロングロフト化に飛びは勝てないですが、ミズノが狙うクラブであるアイアンで追求するやさしさ、飛びは誰もが体感でき、必ずスコアアップに貢献します」。
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