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プロゴルファー 藤田さいき|11年35日ぶりの勝利を支えた存在

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今号の取材活動で約10年ぶりに藤田さいきプロのラウンドを直近で見ることができた。
アンダーパーのスコアリングパフォーマンスで淡々とプレーしていく“安定感”の極み──。
昨シーズンに感動のブランク優勝を成し遂げたそのクオリティ高いプレーを支えた“もの”に迫る。
私たちアマチュアゴルファーが学ぶべきゴルフ道の本質があるに違いない。

信頼できるサポートがあるから、
今季もキャリアハイを狙っていける──。

藤田さいき
ふじたさいき、1985年11月22日生まれ、
栃木県出身、JBS所属。

心強いサポートで
キャリアハイを目指します

藤田プロは2023年シーズンより日本シャフトと正式にサポート契約を締結。キャリア初の複数回優勝を盤石の体制で目指す。

──昨季は「大王製紙エリエールレディスオープン」での優勝、おめでとうございました。
藤田 ありがとうございます。一年を通じて予選落ちが少なく(わずか4回)安定したプレーで戦えたシーズンでしたが、最後の最後で“優勝”という最高のご褒美があり、サポートいただいている多くの皆様に最高のカタチで恩返しが出来たことが嬉しかったですね。

──2位が3回という優勝に近い位置で戦っていた中で11年と35日ぶりの優勝。ちょうどひと月前の金田久美子プロに続いたブランク優勝というニュースは多くのファン、そして選手たちに希望を与えました。
藤田 そうであったら嬉しいですね。優勝争いの中ではもちろん様々なプレッシャーが毎ショット時に訪れましたが、自分を信じて打っていくしかないなって。年間通じて取り組んできたことを変わらず実践するだけ、という強い気持ちと安心感が戦っている私にはありました。

──〝安心感〟という支えになったものは、どんなことですか。
藤田 私にとっては献身的にクラブのサポートをしてくださった“日本シャフトさん”の存在が大きかったです。全てのクラブのシャフトを総合的にサポートしてくださったことが、私のゴルフそのものの支えとなりました。

──具体的にどんなことがその支えとなりましたか。
藤田 ドライバーのシャフトを「レジオフォーミュラMB +」というモデルに変えて、とてもパフォーマンスが安定したのは間違いありません。私は基本的に“暴れる”(動きすぎる)感じのあるタイプは苦手で、落ち着いた動きのシャフトを選びますが、「MB+」はまさに理想であると私は思っています。インパクトにヘッドを合わせることに集中したい私のフィーリングにとって、粘るけど暴れない「MB+」の感覚がベストです。

──日本シャフトといえば、スチールシャフトの存在が象徴ですが、アイアンシャフトは何をお使いですか。
藤田 「N.S.PRO 950 GH neo」ですね。このシャフトは発売されてすぐに導入したので、約3年使用させていただいています。アイアンもウッド類と同じで、基本的に暴れないモデルであることが条件です。

──シャフト選びの中に〝暴れない〟というキーワードが共通していました。
藤田 ドローヒッターの私は、自分のフィーリングにシャフトが追従してくれないと、弾道が制御できなくなります。それは曲がり幅が大きくなってスコアメイクに必要な精度に支障をきたすことになる。例えば長く培ってきたスイングのフィーリングを、感触がいまいちなギアに合わせていくとゴルフ自体が崩壊してしまう可能性だってある。成績が出なくなるとそういったケースに知らず知らずに陥っていることだってあると思います。だからこそ私のゴルフを知り尽くし、確実なサポートをしてくださる日本シャフトさんは安心感を与えてくれる心強い存在なんです。

──本日プレーを見せていただいてドライバーもアイアンも素晴らしい安定感で、プレーが充実していることが伺えます。
藤田 長くツアーで戦ってきて今の自分以上を求めない感じでプレーしています。ギアのおかげもあってプレーの安定感は凄く高い水準で維持できている。だからこそ咋季のキャリアハイを更新したい気持ちもあります。私自身まだ達成したことがないシーズン2勝を目指して頑張りたいと思います。

ドライバーもアイアンも好みのフィーリングは一致していて振り心地を安定させたかった。
日本シャフトさんが私の理想を叶えてくれたんです。

REALIZING GOLFERS’DREAMS!
カーボンとスチールの振り心地を合わせる
オンリーワンの提案

藤田さいきプロの勝利を支えた日本シャフトの存在。
日本シャフトが兼ねてから提案をし続けている“ウッドとアイアンのベストマッチング”、藤田プロの勝利がその恩恵を証明した。

──藤田さいきプロはウッド類、そしてアイアンともにそのシャフトの〝暴れない〞感覚を徹底して追求していました。
 ドライバー、フェアウェイウッドを含みウッド類は「レジオフォーミュラMB+」、アイアンは「N.S.PRO 950GH neo」と、ともに日本シャフトのプロダクトの中でも藤田プロの要求するような〝安定感〞というプレーヤーニーズを満たすプロダクトであるのは間違いありません。

──ウッド、アイアンともにシャフトの性格を合わせること、つまりセッティングを通して〝振り心地〞というフィーリングをマッチングできることが、藤田プロにとって強みであると話されていました。
 日本シャフトが常々提案してきた『シャフトマッチング』の重要さを藤田プロが実証してくれて私たちも嬉しく思います。藤田プロの強み、ぜひ多くのアマチュアゴルファーにも感じていただければ嬉しいです。例えば、「ドライバーは調子いいのに、アイアンが不調・・・」、そういったプレーを誰もが感じたことがあるはずです。日本シャフトはスチール、そしてカーボンを自社で設計・開発ができる総合シャフトメーカーとして、その違和感をなくす、シャフトマッチングを常々提唱しています

──振り心地が安定してれば、いつもベストパフォーマンスを発揮できるというわけですね。
 はい。もともと「レジオフォーミュラ」というカーボンシャフトは、「MODUS3」の剛性にマッチさせた提案です。多く愛用いただいている「MODUS3」に振り心地がマッチしたウッドシャフトを提案できれば、ゴルファーの最大飛距離を引き出せるという考えです。そして、このマッチングを「MODUS3」ユーザーだけに提案するのはもったいない。なぜなら、剛性や振り心地のマッチングは、「MODUS3」ユーザー以外にも体感していただけるものだからです。藤田プロは「950GH neo」を愛用し、アイアンのフィーリングは完璧に近い状態でした。そこに剛性・振り心地がマッチできる「レジオフォーミュラMB+」を採用していただけたおかげで、常にベストなパフォーマンスを発揮できる提案、セッティングができた。素晴らしい勝利に貢献できました。

──アマチュアが参考にすべきセッティングの理想だと感じます。
 ゴルファーは必ず振りやすい、インパクトが合うと感じるシャフト特性があり、その感覚は不変です。ご自分がどんなシャフトがはまるのか、フィッティングなどで検証し、セッティング全体を統一させることが理想。藤田プロのような“安定性”がプレーに生まれ、必ずスコアに反映されるはずです。

N.S.PRO 950GH neo

Regio Formula MB +

PRESENTED BY NIPPON SHAFT
夢を叶えるギア推薦人
栗原一郎
日本シャフト(株)で企画・広報宣伝を担当するN.S.PROの伝道師。

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