「例えば『TB︲7 FORGED』に標準採用されるMODUS3 TOUR 105は、標準スペックで採用しているため、様々な要望にも対応しやすい。またMODUS3シリーズをはじめ、これまで組み立ての実績が多いN・S・PROシャフトは要望に応じやすいです。難しいのはシャフトスペックが未知数のモデルや、シャフトスペックが不安定なモデルなど・・・組み立て後のバランス値が想定できないケースも多々あります」(カスタム担当・横塚さん)。
バランスとは、クラブを天秤(バランス測定器)に置いた時の重心ポイントをいう。ヘッド側に重心が寄れば寄る(重たくなる)ほど、値となる英数字は大きくなる。例えば「TB︲7 FORGED」の場合、MODUS3 TOUR 105ではD1・5が標準値だが、シャフトが異なれば当然、そのバランス値は異なってくる。フォーティーンではカスタムシャフトにおいてもメーカー推奨値を導き出すが、特注品においてはその希望毎によって推奨値とは離れた値を組み立てることもある。
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