1. HOME
  2. レッスン
  3. BUZZ GOLF ヘルスケア講座:3時限目「ゴルフを通したフィジカルアップ!」
レッスン

BUZZ GOLF ヘルスケア講座:3時限目「ゴルフを通したフィジカルアップ!」

レッスン

ツアープロたちは効率よく体をいじめています・・・

昨今、ツアープレーヤーの飛距離アップが目覚ましい。
男子ツアーでは300ヤード、女子ツアーは250ヤードも飛ばす平均飛距離が当たり前になりつつある。
もちろんドライバー、ボールと道具の進化の賜物でもあるが、それ以前に選手個々のフィジカルアップがそれを実現している。

さて問題は私たち一般アマチュアゴルファーがどうフィジカルアップに向き合うかだ・・・。
ゴルフは健康のスポーツ、とよく言われゴルフ場でプレーしたり歩いたり、その行為自体が健康に繋がる。
が、あえてゴルフのためにフィジカルアップに挑んでいただきたい。それが更なる健康増進に繋がるのだから。

動的ストレッチアドバイザー:大西 翔太コーチ
おおにし しょうた、1992年生まれ、千葉県出身。PGAティーチングプロA級を取得し、青木 瀬令奈プロのコーチ兼キャディとして女子ツアーに帯同する。メンタルや体のケアなど様々な角度からゴルフを追求し、幅広いレッスン活動も行っている。大西 葵プロの兄としても有名。


撮影=小林 司、取材協力=船橋カントリー倶楽部

#おうち時間の過ごし方 効率よく体に負担をかけてトレーニングと動的ストレッチ、一石二鳥にいこう!

ゴルフができる健康体である幸せ

新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が全国に発令された4月から5月にかけて、日本全国が外出自粛となり、自宅での時間の使い方が180度変わった。普段より明らかに家にいる時間の長い中、それぞれ趣味に勤しむ時間を前向きに楽しまれたことだろう。
ただ、ゴルフを趣味にする私たちは、練習や週末のラウンドなど思うような活動ができなくなってフラストレーションが溜まった。

そんな時、多くのゴルファーは自己流ゴルフトレーニングに取り組んだに違いない。パッティング、素振り、練習器具によるフォームの確認など、ゴルファー流の“おうち時間”の過ごし方があるが、この連載で推奨したいのはもちろんフィジカルアップだ。

プロコーチの大西 翔太さんは、「トレーニングは目的意識を定め、しっかりと“やるべきこと”に取り組むことで、その効果を高めることが期待できます。とくにゴルフは肩甲骨周り、下半身の強化が肝になります」。

筋トレとともに、可動域を広げるストレッチを忘れてはいけない。

「強化されたパワーを発揮するのは“体の柔軟さ”です。日々のストレッチが怪我の防止にも繋がりますので心がけて取り組んでいただきたいですね」。

大西コーチが推奨するゴルファー必須のチューブ『ごるトレ』を使用した簡単トレーニング、簡単ストレッチを“おうち時間”で取り組んでいただきたい。飛距離アップは確実だ。“ゴルフは健康のスポーツ”と言われているが、その真実は・・・。
ゴルフにかける日々の取り組みや意識が、健康を増進させるのである。外出自粛は徐々に解除されつつあるとはいえ、私たちゴルファーは、まずゴルフができる健康体である幸せを噛み締めながら、毎日のフィジカルアップに励みたいものだ。

下半身強化でパフォーマンスの底上げ!

チューブを膝下に通したトレーニング。とくに股関節を意識することがポイントです。

1〜3.推奨モデル:Jelly Band(GT-1501)

1. 太もも・お尻のトレーニング

大きく後方に蹴り上げましょう!
※片足ずつ

2. 下半身(太もも・お尻・股関節)の強化トレーニング

重心を下げて手を胸に当てて、右→元へ→左へ→元へを繰り返しましょう!

3. 太もも(外側)のトレーニング

大きく外側に蹴り上げましょう!
※片足ずつ

下半身のパワーと連動できる上半身づくり!

様々なトレーニングに順応し、パワー強化とストレッチ効果を両立させます。

4. 肩甲骨の可動域を広げるトレーニング

チューブを背面に両手で持ち上げて左右に大きく開閉しましょう!
※肩甲骨を意識

4.推奨モデル:Jelly Tube(GT-1103)

5. 肩回りと腕のトレーニング

片足にチューブをはめ、腕を伸ばした状態で持ち上げるように上下運動しましょう!

5.推奨モデル:Jelly Rope(GT-1402)

6. 胸筋と肩まわりのトレーニング

チューブを背面腰下に両手で持ち、左右に大きく開閉しましょう!
※順手・逆手により異なる部位に効果が得られます

6.7.推奨モデル:Jelly Expander(GT-1306)

7. 下半身のトレーニング

チュープを足にかけてオールを漕ぐように引きましょう!
※腕ではなく上体を使う意識を

仕上げに・・・スイングトレーニング

片足にチューブをはめ、トップに持ち上げるようにスイングフォームに負荷をかけましょう!
※左右両方行います

推奨モデル:Jelly Rope(GT-1402)

運動する体を作る動的ストレッチのススメ

大西コーチが推奨するトレーニングは、反復して体を動かすことに特徴があります。筋肉の伸縮を繰り返す動きは、体内の血液循環を促進させる『動的ストレッチ』の効果を同時に生むため、スポーツする体づくりに最適です。
『動的ストレッチ』はウォーミングアップ効果もあるため、ゴルフをする際には、必ず行うことを推奨します。
(BUZZGOLF短期連載・ヘルスケア講座vol.1(3・4月号)、vol.2(5月号)を改めてご覧ください)

筋肉のスペシャリスト:山下 信先生
やました まこと、release(株)代表。柔道整復師、鍼灸師、日本ハイインテンシティトレーニング協会副会長。

ストレッチ用チューブがおうち時間のゴルフトレーニングをより効果的に促進させます!

ごるトレ ジェリーシリーズ

女子ツアーでも人気の「ごるトレ」。ゴムの伸縮機能を利用すれば、動的ストレッチに、程よい負荷をかけることができ、筋肉だけでなく関節までウォーミングアップを促すことができる。ボールを打つ前に少しの動的ストレッチを心がけてほしい。

問い合わせ/朝日ゴルフ株式会社 TEL:078-793-8440

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。