1. HOME
  2. 特集
  3. BUZZ GEAR TALK 山内日菜子
特集

BUZZ GEAR TALK 山内日菜子

特集

山内プロは地元、宮崎でジュニア時代に開催されたテーラーメイドのレッスンイベントに参加したのがきっかけで同メーカー一筋。
今シーズンはカーボンウッドの最新モデル「ステルス2」を即採用、感動的な初優勝を挙げたクラブセッティングをご紹介したい。

ドライバー:ステルス2(テーラーメイド)、
フェアウェイウッド:ステルス2(テーラーメイド)、
ハイブリッド:ステルス2(テーラーメイド)、
アイアン:P・790(テーラーメイド)、
ウェッジ:MG クロームウェッジ(テーラーメイド)、
パター:スパイダーGT X ブラック トラスヒール(テーラーメイド)、
ボール:TP5X(テーラーメイド)

今季より6番アイアンを抜いて、新たに7U(31度)を採用しています。ロフトが少なくなるとアイアンはシビアになってくるので、優しさを重視しての決断でしたが、とてもパフォーマンスが安定しました。レギュラーツアーのグリーンは硬くて速い、そんな状況を高さでしっかり止めるためにユーティリティが重宝しています。

CLUB SETTING PERFORMANCE(キャリー)

1W

210Y
トータル230Y

3W・HL

200Y

7W

190Y

5U

175Y

6U

165Y

7U

155Y

7I

145Y

8I

135Y

9I

125Y

PW

110Y

48度

100Y

52度

90Y

58度

75Y

──小学校時代からテーラーメイド一筋なんですね。
山内 はい、レッスンイベントに参加して、トッププレーヤーとして活躍されていた諸見里しのぶプロのかっこいいショットを間近で見て、一目惚れしました。

──初優勝を挙げた今シーズンを戦っているクラブセッティングのこだわりを教えてください。
山内 まずは「ステルス2」シリーズを導入したことです。とくドライバーが絶好調で、飛距離、安定感ともに「ステルス2」は過去最高だと思っています。ここ数年のドライバーの変遷を辿ると、2021年を戦った「SIM2」は高弾道でとても安定したショットが魅力だった。2022年はカーボンフェースで衝撃的だった「ステルス」を使用しましたが、弾道がわかりやすく低スピンになって飛距離がとても伸びた。そして今シーズンの「ステルス2」は高打ち出し、最適スピン量のバランスがよく、まるで「SIM2」の安定感と「ステルス」の飛距離性能をいいとこ取りしたような完璧性能で、ドライバーショットを盤石にできた感じがありました。

──「ステルス2」シリーズは、カーボンウッドの構造進化によって高初速性能と許容性のバランスに優れていると評判です。
山内 契約していただいているテーラーメイドのクラブなので褒めるのは当たり前(笑)ですが、紛れもなく過去最高のドライバーだと感じています。

──シャフトは女子ツアーで圧倒的人気の「スピーダーNX グリーン」ですね。
山内 ウッド類のシャフトはずっとフジクラシャフトを使用させていただいています。正直私はあんまりギアに詳しくはないですが、振りやすいのは間違いありませんし、新作は最善であると信じています。

──とてもドライバーショットが充実していることが伺えます。
山内 飛んで安定してフェアウェイを捉えられるとセカンドショット以降が有利になります。狭いコースでも自信を持ってドライバーを握っていけることが今季の最大の強みです。

ステルス2が
飛距離と安定感に優れる理由

カーボンフェースの「ステルス2」は、フェース1、ボディ9の比重差があり、インパクトの瞬間でいち早くボールに接触したフェースが一瞬だけ止まり、遥に重たいボディが前進し続けることで運動エネルギーが凝縮する物理的現象を生み出す。エネルギーの伝達効率が飛躍的に高まり従来のチタンフェースよりも初速性能に優れること、そして比重差が生み出す余剰重量が適切重量配置を可能にして抜群に安定感を生み出せる。

女子ツアーで圧倒的使用率を誇る「スピーダーNXグリーン」との相性も抜群。山内プロは6月末にツアーローンチされたニューモデル「スピーダーNXブラック」をテスト中だという。この号が配布される頃にはチェンジしているかもしれない。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。