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Q .SとR、どう違うの? A .同モデルであっても硬度(フレックス)が違えば全く別物です。

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REALIZING GOLFERS’DREAMS
シャフトメーカーの
本音、答えます!

──昨今、あらゆるメーカーのアイアンには「N.S.PRO 950neo」「850neo」が標準装備されていますが、フレックスが「S」のみという例がとても多いです。
日本のゴルファーは圧倒的(無条件)に「S」を選ぶ傾向にあり、そのニーズに応えたスペック設定となっているのが実情です。もちろん特注でフレックス違いのスペックをライナップしているモデルも多数あります。

──そもそも「S」という硬さは、日本人向けなのですか?
いえ、「S」は日本人にとって“スタンダード”という意味ではありません。「S」はStiff(硬い)を意味し、むしろ「R」はRegular(通常)を意味するのです。しかし硬いという表現は日本人にはとても前向きであり、硬い=強い、硬い=飛び、硬い=力自慢など強さを彷彿させるイメージが強く、どうしても「S」にこだわるゴルファーが多いです。隣国の韓国に行けばこの状態が逆になり、通常スペックを意味する「R」がとても多いのが特徴です。

──「S」と「R」は具体的にどう違うのですか?
プロダクトの特性を維持しながら、シャフトの硬度を変化させて、より多くのゴルファーにその特性が発揮されるように設計・開発されています。ゴルファーによってスイングリズムや力感は異なるため、一人ひとりにベストなシャフトは違って当然。だから「S」と断定せず、「R」もお試しいただいて、気持ちよく振れて芯でインパクトしやすいフレックスを選んでいただきたいのがシャフトメーカーの本音です。

──「S」が正解と決めつけるのはナンセンスですね。
ナンセンスまでは言いません(笑)が、ご自分のスイング特性を見極めて、あえて「R」をセレクトされるゴルファーと出会えたら、すごく嬉しいのは間違いありません。「S」と「R」は強さの差ではなく、あくまで別物の1本とご認識ください。

日本では「S」が主役ですが、あえて自分に合わせて「R」を選ばれるゴルファーに出会うと嬉しいです

PRESENTED BY NIPPON SHAFT
夢を叶えるギア推薦人
栗原一郎
日本シャフト(株)で企画・広報宣伝を担当するN.S.PROの伝道師。

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