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特集

ベストな1打に導く気持ちのスイッチ vol1

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プロもアマもゴルフはメンタル、
だからこそ
ルーティーンワークにしたい・・・。

大事な1打の前に頭をよぎる不安。
ゴルフはそんな時こそ、うまくいったためしがない。
練習場はいいけど、本番になるとダメ・・・
そんなゴルファーなあなたの“気持ち”を疑いたい。
今号は明日のラウンドをベストプレーに導く
気持ちの準備方法(スイッチ)を伝授していこう。

撮影=高橋淳司 取材協力=久邇カントリークラブ(埼玉県)

苦手意識を克服できる
ゴルフへの臨み方編

人は賢すぎるが
ゆえに考えすぎる、
だからこそ

ゴルフはもっと原始的に楽しめ。

気持ちのスイッチ!シーンモデル
シングルになりたいアナウンサー 坂元龍斗さん
さかもとりゅうと、フリーアナウンサー。
YouTube「シングルになりたいアナウンサーの休日ゴルフ」は登録者数27万人。

メンタルは鍛えるのではなく『マインドセット』、
気持ちの切り替えが大事だからこそトップで活躍するプロスポーツの多くの選手たちはメンタルトレーナーを専属コーチとしている。
気持ちの持ち様がパフォーマンスに影響するからに他ならない。
「うまく気持ちを切り替えられればスコアは簡単に変わる」、
そう断言するのは、スポーツ心理学者・児玉光雄先生だ。

解説/児玉光雄先生
こだまみつお、日本におけるスポーツ心理学者の第一人者。追手門学院大学スポーツ研究センター特別顧問。学生時代にはテニスプレーヤーとして全日本選手権に出場。米国オリンピック委員会スポーツ科学部門本部の客員研究員に従事した。アスリートの分析や研究をするスポーツ天才学の研究者。これまで50人ものプロゴルファーのメンタルトレーナーを務め、現在も8名のツアープレーヤーを担当している。

スコアの良し悪しを考えすぎても
いいことはなし!

「スポーツは、考え方一つでパフォーマンスが変化します。人間は賢すぎるがゆえに雑音が入り、ネガティブ思考になりがち。不安という気持ちは筋肉を萎縮させてしまう(動きを固くさせる)ためミスの原因になる。ミスをすればさらに不安になって、ミスを連発してしまう。だからこそ、不安を消し去る“気持ちの切り替え力”が、スポーツマンのスキルとして必要なのです」。

児玉光雄先生は日本におけるスポーツ心理学者の第一人者だ。これまで50人ものプロゴルファーのメンタルコーチを担当し、好結果に導いてきた。“ゴルフはメンタルのスポーツ”とよく言われるが、プロゴルファーほどのスキルがあっても、気持ちの不安要素にさいなまれているのだ。

「ゴルフで一番重要なのはスコアですよね。スコアのアップダウンに過剰反応しすぎているからこそ、不安要素がつきまとうのです。もちろんポジティブに働く場合もありますが、ほとんどがネガティブに作用している。良い悪いという気持ちは人間しか持ち合わせていない論理の世界、動きを制限させてしまう要素です」。

要するに“いちいち考えすぎるな”、そんな気持ちの切り替えが必要というわけだ。
「人間以外の動物は感覚のみで動いています。考えすぎを捨て、原始的な感覚でプレーできれば、難なくナイスショットが打ててしまうものです」。

今日の自分に
期待しすぎるな!

今日の目標は? そう聞かれると、自分なりについ“いいスコア”を掲げてしまいがちだ。考えれば、ポジティブに感じるその前向きな思考でさえ、自分へのプレッシャーになっているのである。

「高い目標を掲げて、スタートホールで大叩きした場合、意気消沈・・・ゴルフ“あるある”です。多くのゴルファーは常にベストショットを期待しすぎてしまいがち、その期待値が高ければ高いほど、ミスによるメンタルへのダメージは大きい」。

児玉先生が提案しているのは、“全てが想定内”、何もかもを受け入れる気持ちの姿勢だ。

「例えば平均90のプレーヤーの場合。ベストスコアが82で、この1年間のワーストが97とします。ゴルフ場の環境やコンディションなど、少なくともその範囲でプレーには必ずバラツキがあり、その全てが自分なのです。だからこそ、ベスト➡ワーストの範囲は想定内とするべき。ゴルフは自分に期待を持ちすぎないことが何かと有利なのです」。

ミスは誰でも気分が落ちるもの。しかしゴルフはミスのスポーツ。ミスをいちいち振り返っても、それ以降の生産性には繋がらない。だからこそ気持ちの切り替えが大事。

目の前の1打に、ただひたすら“原始的”に楽しむ気持ちが、ゴルフ向きなのだ。こういった気持ちの持ち様を、指導してくれるのがメンタルトレーナーなのだ。

いつまでもミスを
気にしていては­­­­­­
未来に生産性はない!

全ての結果が自分自身だからこそ、
スコア内の全ての結果は“想定内”で捉えておき
常にフラットな心理状態で臨みたい。

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